日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

同じを知ろう。

2017-01-08 22:52:16 | 算数
 休みの日の夜は、だらだら午前2時3時まで起きていることがあります。
そんな昨夜(深夜)、久しぶりの、ほんとうに久しぶりの梅ちゃんの尿テロ。

 ふかふかと、置いてあった服の上に、ちぃーーーーーー。
深夜に、がっくり。

 ああ、そんな日もあるね、あるけど、
やっぱり、がっくり。

 算数の本を読んでいます。

 

 『安曇野プラン』と同じく、5-2進法の算数の本として、
読もうと思い、読みはじめましたが、それだけではない、
「ああ、そうだなぁ」と思うことが書かれています。

 算数が苦手な子どもさんには、どうしても、計算を繰り返しさせることや
数字に注目させたり、どうやって数字扱いに慣れてもらうかに頭を悩ませがちです。

 私も少し前までは、そんな感覚もあり、
数に触れさせることをどうするか、と考えていました。

 でも、たくさんあるものを自分なりに理由をつけて分けてみたい、とか
分けたものがいくつあるんだろう、と思ったり、どれがいちばん多いか比べたいなどなど、
そんな気持ちが湧き出てくることが、算数につながるのではないかなぁ、と、
教室に来た子どもたちと接していて感じました。

 そこで、一見、算数と関係がなくても、
子どもがする遊びを見守りながら参加することにしました。

 すると、算数とは関係がないですが、
算数で使ったおもちゃのトラックの色と自分の着ていたパーカーの色を比べて、
使った2台のトラックを比べて、違う所を見つけて、言葉にしていました。

 そんなことは、それまでなかったので、
ああ、進歩したなぁ、と感心しながらその日は嬉しく思いました。

 そして、今回、算数の本を読んでいると、こんな箇所がありました。

 特別支援教育対象のお子さんだけでなく小さい子どもたちにとって、
数概念の獲得と言葉の概念、意味の学習は切り離すことができません。
わたしたちが「同じ」と言うときには、いろいろな要素のなかの一つあるいはいくつかに注目して
「同じ」ということが多いです。<中略>
「同じ」がわかるということは「仲間集め」ができるということと同じです。この概念なしに、
目の前にあるものを1,2,3…と数えることができたとしても、そこからの発展は難しくなります。


 「同じ」がわかることの大切さ。
ああ、そうかぁ、小さな子どもたちは無秩序の中から、
自分なりの同じを集めたり、バラバラにしたり、そんなことを楽しんでいるなぁ、と
そんな光景を思い出すことでした。

 数字扱いをすることは、勉強らしいし、早道な気がしますが、
算数の根本を育てるためには、やはり、その子、その子の遊びが大切ですね。

 私も算数の時間の子どもの遊びを大切にしたいと思うことでした。





 
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