日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

急に具合が悪くなる‼︎

2021-11-19 12:48:00 | 御隠居さん
ときどき、仲良くご飯を食べてる17歳差。

小さい方が肝が据わっているので、大きい方が多少うーうー言ってもへっちゃら。

猫の性格は経験値が上がっても、小さいときと基本一緒なのね、と老体を見て思うことです。

今月初めに、順調にデイサービスに行って朗らかな顔で戻って来ていた、義母。

こちらに来て1週間目の日、朝、起こそうとすると体が熱く、熱をはかると38°をこえています。

驚きながら、まずはその日のデイサービスの予定をキャンセル。

でも、着替えなど、夫と私でモタモタするより、デイサービスの方にしてもらった方がいいのかな、と電話をしたら「すぐ向かいますね!」とありがたいことに速攻で来てくださった。

そして、着替えなどをしてくださいながら「うーん、この状態だと救急車がいいかもですよ。」とのアドバイスを受け、即、救急車を手配しました。

救急車が来たときは、熱が42°まで上がり、意識もない状態。

私が救急車に乗り、夫は車で追いかけることになりました。

病院に着いて、義母はコロナの検査が済むまで、外に近い室内とガレージのあいのこのような場所で待機。

コロナ陰性で、検査に運ばれていきました。

あまりにも急だったので、夫も私も肺炎?と思いました。

そう思う理由が数日前にあったので。

結果は、急性胆嚢炎。


胆汁が胆石に出口を塞がれて、溜まってしまっているとのことでした。

とりあえず、胆汁を外に出せば意識は戻るし、熱も下がります、との説明に、溜まった胆汁を出してもらうことにしました。

「高齢の方で、高熱っていうのは、胆嚢炎。胆石持ってる人は、あります。とりあえず、胆汁を出さないとね」と初めて聞く高齢者あるあるのように話す説明にそうなんだ〜と思うことでした。

そして、「これさえ終われば、さぁ大丈夫!」とはいかないのだな、ということをじわじわ知っていく始まりとは思いもせずに、安堵して帰りました。

持っている体力、食べる力、生活力、自立度…。

同じ年齢でも高齢者、と一括りにできないということを、思ってはいたけれど、実感した霜月はじめの土曜日のことでした。
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デイサービス!

2021-11-04 22:56:00 | 御隠居さん
ご紹介していたか、いないか。

この子はうちの新入り、さび猫の棗(なつめ)です。

今日は水を溜めていた洗濯機に落ちました。

すばしっこくて、抜け目なく、万が一外に迷い出ても生き延びるタイプ。でも、目と耳がちょっと弱い、まだ5ヶ月余りの子です。

お見知り置きくださいませ。

さて、今日から義母はデイサービスに通い出しました。

自力で立てず、自立歩行もできないのでこちらに来てからお風呂に入れず、トイレも尿意便意はあってもトイレに行けない状態。

私も見ていて「あ、トイレ行きたいかも…」と思い誘いました。

介助が必要な状態の義母ですが、体力に自信のあった私は甘く見ていました。

義母はトイレに座らせる前に姿勢が崩れ、トイレ近くに横たわってしまい、姿勢を立て直すことも立たせることもできず、夫が帰るまでその場に放置状態となった日がありました。

関節が思うように動かず、手のひらに力を込めることが難しく、力を込めると緩ませられず、と己の体を思うように動かせない人を動かすことの大変さたるや!

そのことがあってから、私も自分しかいないときトイレに誘うことを躊躇するし、義母からも「この人任せられなーい」という雰囲気が(笑)

せっかくの尿意便意の信号ががこのままでは無駄になる‼︎と思い、以前電話したことのあった小規模多機能ホームに電話をして、
話を聞いてもらいました。

その事業所さんが即、来てくださったのが昨日。そして今日からデイサービスに行くことになりました。

おかげで、約一週間ぶりにお風呂に入れて、昨日まで傾いていた体は真っ直ぐなり、お昼は自分で食事を食べたということ。

また、上手に誘導できればつかまり立ちはできることも判明!

我が家にやって来た義母にとって、何よりの試練は、ど素人の夫と私に手伝われていることだわなぁ、と思うことでした。


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おいしく食べる。

2021-11-03 23:04:00 | 御隠居さん
昨日、庭に木を植えてもらいました。

好きな木で目隠しにもなるようにと、外構屋さんと「あれは?これは?」と相談しながら決めました。

葉と実の薬効、また、家にちょっとあって欲しいと枇杷の木と赤松の木も頼みました。

オリーブだ、ユーカリだ、ミモザだ…の注文の中で意外だったのでしょう。二度、三度と聞かれました。

枇杷の木はあったのですが、赤松は植える人が少ないので作っている人も探さねばならず、手配に手間取ったそうです。

松、マイナーになったんですね。お手軽に植えられるように皆さんも庭の片隅にぜひ!

さて、コロナ前のお正月、一緒に暮らした義母ですが、そのときとは様々な機能が落ちに落ちて、別人状態で我が家にやって来ました。

以前の様子はこちら

そんな別人義母ですが、ご飯はちゃんと食べてくれます。

ただ、来たときには左に傾いていた体が、ここ二日、右に傾き、その傾きのせいでどうにか動かせる右手の自由度が制限され、
スプーンやフォークがうまく握れなくなりました。

そうなると、うまく握れない道具には早々に見切りをつけ、手掴みで食事をするようになりました。

その姿に戸惑いはあったのですが、自力で食べるに越したことはなかろうと、見守ることにしたのが昨日の朝。

昨日の昼には、自分の食べるペースと口に物を入れるペースが合わず、咽せて食事が大変そうでした。

そうなると自力にこだわってる場合でもないか、と思い夕飯からは、食事を口に運ぶようにしました。

喉や気管に食事が入ることもなくなったからか、食事が終わったときに「大事にしてもらって〜」と義母は咽び泣きしていました。

施設にいる間に入れ歯も入れなくなってしまい、残った一本の歯と舌と口蓋で潰して食べるスタイルになっている義母。

体の制限や本人の食べるペースやら、また自力でスプーンやフォークで食べる兆候も見えるかもしれないし、そういう兆しを見逃さず、でも、おいしく日々のご飯を食べてもらうことを第一に考えよう、そんなことに思いを巡らした昨日今日でした。



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怒涛の変化

2021-11-02 10:54:00 | 日記
昨日から11月ですね。

10月がものすごく遠く感じる11月の2日目です。

10月、約8年住んだ猫多頭飼いOKのアパートを引き払い、平家の家に引っ越しました。

このアパートは間取りが良くて、広々していて、アパートだけど4家族のみという作り。

住民同士も会えば挨拶したり、ちょっとおしゃべりしたり、いただきすぎた季節のものをお裾分けしあったり、とても住み良いところでした。

そこから引越し、といってもほど近いところが今度の新しい住まいとなりました。

引越しの荷解きは普段ならば、まぁ今年中にでも…という感じなのですが、今回はタイムリミットがあり、バタバタのバッタバタ。

朝の積込みが終わり、帰って来て毎日通院の猫の桜の通院を終えたら、そのまま荷解きで夕方を迎えるという日もありました。

なぜ、そんなに余裕がなかったのかというと、島の施設にいる義母を受け入れる日にちが10月の最終金曜日だったからです。

そんな余裕のないスケジュールにした夫に文句も暴言も吐きながら、でも迫り来るその日。

夫が義母を迎えに行った日、私はほぼ徹夜で片付けを終えました。

そして、その徹夜明けの日は約7年勤めた早朝の積込み最後の日でした。

義母を迎えるにあたり、夫が仕事に出て、私が帰ってくる空白の2時間ができてしまいます。

動き回れず、人がいてもいなくても余り影響のない義母の状態ですが、全く違う環境でポツンとしているのは、じわじわと気持ちが凹んでいきそうだよねぇ、ということで私が家に居れるようにすることにしました。

家を移り、義母が来て人が3人になり、積込みの仕事を辞めてと生活が変わった私ですが、それは暮らす者皆同じ。

義母も施設を出て、おそらく83年のほとんどを暮らした島を出て、新しい場所で暮らします。

夫とて、今までより1時間早く起きて、今現在は「高齢者の施設で働けるんじゃない⁉︎」というほどの甲斐甲斐しさで朝の義母の身支度をしています。

そして、猫たちも新しい家、新しく加わった人に戸惑う子、へっちゃらな子とそれぞれ対応しています。

今後また、どう転がっていくのか。

転がる方へ転がって行こうと思います。
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