日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

心の病の治し方⁉︎ その2

2022-04-19 14:53:00 | 日記
当日、朝も軽くで済ませて、お昼を食べ損なったので、講演会が終わるとお腹ぺこぺこ!

駅に向かう途中で「若松レトロ食堂」という所を見つけて、ナポリタンを食べました。

鉄板で熱々!

電車の時刻を睨みながら大急ぎで食べました。

さて、去年、薬の勉強会終了後に今回主催の大庭さんから一冊の本をいただきました。


この本は、大庭さんが「ダイエットのために…」と訪れた内科で「重度の脳疲労」で「うつ状態」と言われ、薬を処方され、どう崩れ、どう復活していったかが書かれている本です。

頂いてすぐに読んだとき、「どうして自分自身でも『私がうつ状態?嘘。』」と思うのに服用してしまったのだろう?不思議だなぁ、と思いました。

そして「やっぱり自分の気持ちや体が『そんなわけないよー』と思うことは大事にしたほうがいいよなぁ」とそんな感想を思ったことを覚えています。

今回、改めて読んでやっぱり自分の「ええ?」って思う小さな違和感や体が発する声は大事ということ。

それに付け加えて、このコロナの世の中を見回しながら、自分の身体的には「おかしい」と感じても、お医者さんの言葉に「そうかもしれない」となぜか自分の気持ちや身体的拒否感を無視して帳尻を合わす人が多いのかもしれないなぁと思うことでした。

この本で私がドン引きしたのは、お医者さんが大庭さんのご主人の訴えに対して、言った言葉でした。

一般道で煽り運転してくる人がいてそれがストレスだと言うご主人に対して、お医者さんは一般道でそんなことはない、医者の私が言うのだから、そうです(大意)と返されたそうです。

この「医者の私が言うことは正しい」と医者自身が思って、患者さんの声に耳を貸さず、自分の知っている理論を自信満々に、ただただ世間に押し付けるということ。

この医者に巣食う根拠のない、世の中の全てを体験してきたかのような自信満々の発言と自分が正義の迷惑さ。

今のコロナでも行われていることだよなぁ、と今回、大庭さんの本を読んで、改めて医者の無能力さがどういうところに表れているか、炙り出された感じがしました。

大庭さんは、今は断薬され色々な活動をされています。

側から見ると、とても活発に活動されているのですが、慢性疲労的になられることがあるそうです。

大庭さんの本で、こんな一節があります。

私の心は私だけのものだ。
どう感じようがどれだけ悲しかろうが辛かろうが幸せだろうが私の「心」だ。
異常でも病でもない。
私の「人生」だ。

これは本当にそうだし、贅沢でも突拍子ないことでもない、他者が侵食すべきでない当たり前のことですよね。


この当たり前のことを諦めたり、諦めさせられた人たちがいることを小倉さんのお話で更に更に知っていくことになりました。

つづく


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心の病の治し方⁉︎ その1

2022-04-16 20:04:00 | 日記
今日は初めて、北九州市の若松に行ってきました。

海がすぐそこ!という駅があり、今まで降り立った駅とは雰囲気が違いました。

石炭集積港として栄えたそうで、海が近くレトロな建物の雰囲気は以前ぶらぶら歩いた横浜の海沿いを思い出しました。

さて、今日は小倉譲さんと大庭千賀子さんのお話を聞きに行ってきました。


行こうと思ったきっかけは、友人に「心身のサポートに入れる人を求めている所があるのだけど、話を聞いてみないか?(大意)」と言われたことがきっかけでした。

正直に言うと、私は誰かのサポート、しかも、何らかの不安や漫然と不調を抱えた人に何かできることが自分にあるとは思えません。

以前の私ならば、即答で「私にできることはないと思う」と断っていたと思います。

でも、義母を家に迎えるときに、本当に思いもかけないくらい友人知人が知恵を貸してくれたり、日々を思って差し入れをしてくれたり、声をかけてくれるなど有形無形に助けてくれました。

顔も見たこともない義母の暮らしの質が少しでも上向くようにと知見を下さった方がいました。

また、生活のリズムが今までと違うようになる私たち夫婦を思って色々と心を砕いてくれる人たちもいました。

親戚でも何でもないのにとびっくりもし、本当に心からありがたいなぁと思いました。

義母は早くに旅立ってしまいましたが、こんなにもよそ様に良くしていただいたのだから、私もできることを誰かに返していこう、そう思いながら義母を見送りました。

そんな気持ちがあったので、果たして私が何かお役に立てるだろうか?との思いはありつつも、まずは聞いてみようと思い友人の誘いに「お願いします!」と返事をしました。

とは言うものの、心理士でもなければ、人付き合いが良いわけでもない私に何ができるかなぁと考えていたときに、以前お誘いいただいた講演会のことを思い出しました。

主催者の大庭さんは、ダイエット目的で行った内科で「重度の脳疲労」があり「うつ状態」と言われ、クスリを処方され、服用。

日常がクスリにじわじわと侵食され、でも、そこから復活された方。

小倉さんは精神病院、精神科診療のおかしさやクスリのリスクを厚生省などの公の資料を元に伝えていらっしゃる方です。

去年も福岡で薬についての勉強会があったので参加しました。


さて、今日の講演会は、まず大庭さんのお話から始まりました。

つづく



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鹿児島で「護道」の講座があります!

2022-04-04 16:13:00 | お知らせ
桜も終わりが近いですが、まだまだきれいですね!

5月22日(日)の13時30分~16時30分、鹿児島アリーナの会議室で、護道の廣木道心さんによる
支援介助法についての講座が開催されます。

詳細は、主催のからだメンタルラボのブログへ!


廣木道心さんには、一昨年、鹿児島に来ていただいたことがあるので、「あ!あの講座!」と思ってくださる方もいらっしゃるかもしれません。


さて、「支援介助法を学ぶ」というとみなさん、どんなイメージを持たれるでしょうか?

障害のあるお子さんや施設の入居者がパニックを起こしたときに、お互いに傷つくことなく対処できる方法が学べる…、そんなイメージではないでしょうか。

ただ、その振る舞いがおさまるのを見守るだけではない、パニックや強度行動障害に陥った方への唯一の積極的な心身の鎮め方が廣木さんの支援介助法ではないでしょうか。

また、この支援法を学ぶことが学ぶ人の心身を整えることにつながると私は思っています。

日々、私たちは暮らしの中で平穏な日や大小の波風がある日を送っています。

そんな自分の中の波風は、知らず知らずのうちに、周囲の環境に影響を与えていることでしょう。

パニックに陥る方にも、いろんな日があることでしょう。

支援介助法は、自分と対峙する誰かのためだけでなく、自分自身のことも支援介助してくれる、そういうものだと、廣木さんの本や鹿児島と長崎で受けた講座で私は感じています。

仕事でのスキルとしてだけではなく、自分の体と向き合うため、ご自身のためにも支援介助法を学んでみませんか。

からだメンタルラボさんが鹿児島に引越して来ての初講座でもあります。

ぜひ、オンラインではない、リアル講座にぜひぜひ奮ってご参加ください!





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