カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

花木の里から春便り

2019年03月26日 | 我が町

 

 

 

五條市西吉野町川岸の友達から、嬉しい春の便りです。

昨日電話で「今朝起きて下を見たら、ピンクも黄色も綺麗になっていたので、今年も今が1番いい時

なので、見に来てくださいね。」

早速昨日行きたかったのですが、午後からの行事が入っていたので、今朝、9時過ぎに太陽が出るのを

確かめて行って来ました。

 

黄色い花は、サンシュユです。

淡いピンクは、啓翁桜です。

このところの温かさで、例年よりも早く開花したようです。

手前のソメイヨシノは、蕾をまだ固く閉ざしています。

向こうの吊橋を渡ることが、膝の不安で、今年もパスしましたが、何人かのカメラマンさんが

花の下で楽しそうに、花と向き合あっていました。

私は、国道を川に沿って歩きながら、ここも好き、あそこもいい、と思うままに切り撮って行きました。

 

花木農家の人のお家が、高台にぽつんぽつんと建っています。

春色に包まれて、厳しい冬を過ごした後の春の歓びの色のようです。

 

こちらは、川の向こうの啓翁桜、サンシュユ、花桃、紅梅も黄色とピンクに色を添えています。

 

  

一人のカメラマンさんが、吊橋を渡って、対岸の花の中へいい場所を求めて行かれるようです。

 

 

啓翁桜が国道端に、背伸びをするように咲いています。

花は、染井吉野より小さいです。

だから余計春の訪れを待って、開花した可憐さがあるような気がします。

 

この朧な色合いが好きです。

もう何年か前に、初めてここで花たちと出会った時、「桃源郷」と名付けてブログアップしました。

それは、この朧な風景への憧憬だったように思います。

 

少し高台から見ますと、川を挟んで春の花比べをしているようです。

そして青い空と相まって大好きな風景です。

芸術的と言うよりも自然そのものの伸びやかな美しさに惹かれます。

 

これも青空を入れたくて、向こう側の花木の里山をすっかり入れ込みました。

こんな空の日に出会えることは少ないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

行ったり来たり、思いっきり花木の里山を楽しみました。

Ⅿさん ありがとう。 

 

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新町通りの枝垂れ桜

2019年03月25日 | 我が町

 

 

 

 

新町通りの中ほどに、「町並み伝承館 」があります。

伝承館の駐車場に、美しい枝垂れ桜が開花し始めています。

お彼岸の入りに墓参の後、この前を通った時、全く花の開花を見ることができなかったのです。

  

 

気温が上がって、あちこちから花の便りが聴こえるようになりましたので、

気になって今朝から行ってきました。

大体3分咲きのように見えますが、古木で枝ぶりがいいのと、花の手入れも行き届いているようで、

形のいい枝には、咲き始めた花が、まるで春の歌を歌っているように見えます。 

 

 

左の方が、吉野川の堤防で、その向こうに川の流れがあり、更に川を経だてた向こうに遠くには

西吉野の山並みが青く連なっています。

春らしい穏やかな風景です。

 

 

桜の咲く頃と同じくして、柳の新芽が枝垂れて、ピンクと萌黄色が美しくコラボしています。

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年は枝垂れ桜の方が先に美しく着飾って、この柳の方が、遅く芽吹いたような気がします。

桜の咲く頃に、桜の木に下で毎年お茶席がもたれていました。

とても趣のあるお茶席でした。

でも、今年は先生が体調を崩してお茶会は開かれないようです。

花は咲いても、寂しい春になった伝承館でした。 

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白木蓮

2019年03月24日 | 季節の花

 

 

白木蓮が 一気に蕾を開きました。

1日だけこの木の傍の道路を通らなかったのですが、その間にこのように蕾がぱっと開きました。

産毛に包まれたような蕾の存在は、全く気にも留めていなかっただけに、こんなに白い蕾を目にしたとき

驚きました。

 

ここ2~3日、街路樹の剪定の作業車が、この辺りに何台か連ねて停まっていたので、

そちらの方に注意を払って車を走らせていたせいかもしれません。

 

 

白木蓮だと思っていましたが、辛夷の花かもしれないと、少し自信がなくなりました。

 

 

 

 

 

どちらも「モクレン科」なので、なかなか見分けにくいそうですが、

「見分けかた3つ」という記述がGoogleにありましたので、次に書いてみました。

  開花した花の大きさ 白木蓮8~10cm 辛夷4~5cm

花の咲く向きは、白木蓮はみんな上向きに閉じたような形で咲く 辛夷はいろいろな方向に開いて咲く

葉は花の付け根にないのが白木蓮で、辛夷の花の下に1枚の葉がある。

 

 

 

 

 

 

 

ここに咲く花は、まだ開花した状態でなく、蕾がほとんどなので、3つの見分け方に

きちんと当てはまるかどうかわかりません。

でもどの花のつぼみも上を向いていることは確かでしたので、白木蓮だと今は思っています。

もっと沢山、辛夷や、白木蓮の表示のある場所に行った時、見てこようと思っています。 

 

  

駐車場への道を歩いているとき、ムスカリの花が固まって咲いていました。

どこかの家だったところが、更地になっていて、庭だったところに咲き残っているようでした。

色が鮮やかなので、よく目立ちました。

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春彼岸の日のお墓参り

2019年03月21日 | 我が町

 

 

 

2019・03・18 撮影

歴史的建造物保存地区の「新町通り」の一方通行の道路を西に向かって暫く走りますと、

 

造り酒屋の趣のある建物は、幼い頃から変わりなく立派なか゚構えです。

  

長年続いている、お餅屋さんは、この日お店は仕舞っていました。

美味しい焼餅のあるお店です。

 

 

実家のご先祖さんが眠っている宝満寺さんの駐車場は、この町や館の横にあります。

 まちや館は、 江戸時代末期の建築を修復しています。

初代保安庁長官、木村篤太郎の生家で重厚で、特に風格のある町家づくりの建物のひとつです。

お孫さんが小学校のクラスメートでしたので、よく遊びに行かせてもらった懐かしいお家です。 

 

 

ポストも江戸時代の物を模しています。

 

駐車場から、造り酒屋さんの煉瓦の煙突が見えています。

駐車場の敷地の端に、1本の桜があります。

標本木ではないので、開花宣言をしていませんが、この日にはちらほら咲きでした。

 

今お詣りしてきた、宝満寺さんです。

 

新町通りへ出ました。

24号線ができるまでは、ここが紀州街道としてこの町の本通りでした。

実家のお墓詣りに来た時には、時には、この辺りを歩いたりするのですが、この日は

伯母のお墓のある、桜井寺にお詣りするので、

懐かしい道歩きは、またの機会にして、西へ走り、24号線へ通じる所まで、一方通行の道を走りました。

 

 

 

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薬師寺 白鳳伽藍を夢見て

2019年03月19日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

東回廊の朱塗りの柱の並びと緑の連子と白壁の、美しさがここに立ちますと

とても落ち着いた気持ちになります。 

 

この東回廊は内と外と二回廊の並びになっています。

これは内側の回廊ですが、今は東塔の工事中ですので、立ち入りはできません。

 

今夜のテレビでは、この覆い屋の中の、東塔の瓦屋根の復元作業に様子が放映されていました。

その作業を公開する日は近いうちにあるようです。

私は見学に行きたいと思ったのですが、膝の故障では、足場をうまく歩けないような気がしましたので、

どなたかの記録を拝見したいと思っています。

 

 

 

 

東回廊の下を歩きながら、西塔の水煙を眺めました。

東塔と西塔が、白鳳伽藍に並ぶ日を待ちながら・・・

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