湯沢雄勝2次医療圏の中核病院である、雄勝中央病院(中村正明院長)の運営委員会が開かれ、病院の収支状況や取り巻く環境について意見交換が行われました。
JAあきた厚生連が経営母体になっており、厚生連9つの病院の連結では黒字経営ですが、雄勝中央病院単独では1億6千万円ほどの赤字の見通しが示されました。
それでも懸命の経営努力で、当初計画より8700万円ほど赤字幅を圧縮しています。
管内は急速に人口減少が進んでおり、患者数の減少が経営状況にも厳しい風が吹いています。
秋田県では、先般「地域医療構想」を策定し、平成37年までに入院病床数を25%削減することが求められています。
赤字経営が続く羽後病院も抜本的な経営改革が必要になっています。