奄美 海風blog

写真。植物や本 ネットで映画感想。相撲見てツイート
04年4月~14年11月ブログ人
トップへはタイトルをクリック

桑の実 サネン花

2016年04月17日 | うんちく・小ネタ

 

シマグワというのかもしれない。

きのう今季はじめてトンボを見た。赤とんぼより、黄色だった。

童謡赤とんぼの、姐やは15で嫁にいったのだが、それでお里の便りが絶え果てた、というのは

よく考えるとちょっと解せない。

それでも、ちょっと考える。

姐は、姉と違い、血縁も、法律上の家族(法定血族関係)でもなく

たぶん地方からこの家で、家事手伝いかなんかで仕事をしていた年上の女性なのだろう。

これでギモンは氷解する。

お里のたよりは、どういう経路で作者に届いていたのだろうか。

山の畑の桑の実を小カゴにつめるほど、たくさん採れたのだろう。それもいまではまぼろしのようだ。

ゆうやけの赤とぼんを、その姐やに負われてみたのもまぼろしのようだ、さおの先のトンボをみて

そう思った。

余談ですが、

じっとしている赤とんぼをみて、明日どうする?と訊いた、渥美清さん(風天)の句がある。

サネンの花は数日前からさいていた。