奄美 海風blog

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空と山がきれい

2006年07月31日 | ドライブ

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トンネルを抜けても、青空だった。・・・す、すみません(いきなり雨、ということもあるのですよ)

いつも見慣れた道、やはり青空に映える山の緑は美しい、と思う今日この頃。
白い雲も必要か。

龍郷町秋名(たつごうちょう あきな) 地図

大きい写真でもっと見る

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コメント、トラックバック表示承認制へ

2006年07月29日 | お知らせ

060729thunderhead

タイトルが、なんか、大袈裟ですが、

最近、大量に送りつけられる、無関係なコメントやトラックバックが集中しています。

読者のみなさんにもご迷惑、不快感を与えているかも知れず、削除におわれています。

このため、コメントやラックバックの表示を、こちらが「承認」したものだけが表示される設定にしました。
表示が即座にはできなくなると思います。
ご了承下さい。

「検閲」するのも気分のいいものではありませんが、チェック、承認は、頻繁に行なうつもりです。

よく意味の写らんこともありますが、
しばらく、様子をみて、また、すぐに、元に戻せたらいいなあ、と思っています。

コメントやラックバックは、今後とも歓迎しますので、なにとぞ、ひとつ、よろしくお願いします。


春場所会場、大阪府立体育会館の命名権売却へ

2006年07月28日 | スポーツ

060728akasakipark 大相撲の本場所は、毎年、奇数月に、年6回行われている。

1月(初)場所、5月(夏)場所、9月(秋)場所の3回が、東京の両国国技館でおこなわれ、

このほか地方場所では
3月(春、大阪)場所が、大阪府立体育会館、
7月(名古屋)場所が愛知県体育館
11月(九州)場所が、福岡国際センターで、それぞれ行われている。

このうち春場所の会場である大阪府立体育館について、大阪府は、このほど、
施設を名付ける権利を売却する「ネーミングライツ(命名権)」の導入に向けて、最大の顧客である日本相撲協会などと近く正式協議を始めることを決めた、らしい。

また、愛知県も名古屋場所の会場である「愛知県体育館」について、同じように、検討中ということである。

春場所会場の命名権売却、大阪府が相撲協会と協議へ

 大阪府は、大相撲春場所の会場である府立体育会館(大阪市浪速区)について、施設を名付ける権利を売却する「ネーミングライツ(命名権)」の導入に向けて、最大の顧客である日本相撲協会などと近く正式協議を始めることを決めた。

 愛知県も名古屋場所の会場である県体育館(名古屋市)で命名権売却を検討中で、財政難に悩む府は連携しながら実現を目指す。

 命名権ビジネスは、一定期間、施設名に企業名などをつける権利を売る仕組み。府は、先月、神戸市が3年間2億円で命名権を売却した「スカイマークスタジアム」を視察するとともに、愛知県とも情報交換を始めた。

 府立体育会館は年間約3億2000万円の収入があり、うち約8000万円は大相撲関連という。バレーボールVリーグ、ボクシングなどの会場にも利用されており、府は、相撲協会に続き、他の利用者とも協議し、スポンサー探しを進める方針。府幹部は「大相撲の注目度も高いし、多様なスポーツが使っていることに価値がある」と高額売却に期待する。
(読売新聞) - 7月28日5時29分更新

スポーツ施設等の名称に企業名を付ける「ネーミングライツ Naming rights(命名権)」のビジネスは、1990年代後半頃からアメリカの野球場で広がり、高い費用対効果が認められたことから他の種目やヨーロッパでも広がりをみせている。

日本では、2000年代前半ころから、公共施設などの管理運営費を埋め合わせる手段のひとつとして導入され、注目を集めている。

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段ひらさん、オジヤマですがね、時代も、相撲もかわりますなかなぁ」
「なーに、ワシは、早うから、そう思うてましたんや、オオサカフリツタイイクカイカン、いいにくいでんがな、あと二文字で575ができまんがな」
「そおー、でしたか、さすが大阪弁しゃべるだけ、ありますなぁ」


奄美市人口減少。大島郡も

2006年07月28日 | ニュース

060728pine 鹿児島県のホームページによると、鹿児島県企画部統計課は、27日、鹿児島県の毎月推計人口調査結果(暫定)を発表した。

それによると、平成18年7月1日現在の奄美市の推計人口は、48,925人(男22,663人、女26,262人 うち外国人85人)で前月に比べて30人の減少、去年の同じ月に比べて789人の減少になっている。

先月のこの数字は、それぞれ22人、754人の減少だった。

総世帯数は20,785世帯で前月に比べて22世帯の増加となっている。
6月中の人口動態は、自然動態(出生-死亡)が9人の減少、社会動態(転入-転出)が21人の減少となっている。

先月のこの数字は、それぞれ8人、14人の減少だった。

そのほか、大島郡全体

大和村(やまとそん)
宇検村(うけんそん)
瀬戸内町(せとうちちょう)
龍郷町(たつごうちょう)

喜界町(きかいちょう)

徳之島町(とくのしまちょう)
天城町(あまぎちょう)
伊仙町(いせんちょう)

和泊町(わどまりちょう)
知名町(ちなちょう)

与論町(よろんちょう)

では、
推計人口75,930人( 男36,712 女39,218、うち外国人263)
世帯数31,976世帯だった。

前月に比べて25人の減少、去年の同じ月に比べて1,008人の減少になっている。

6月中の自然動態では49人の減少、社会動態では24人の増加。

前月に比べて人口が増えたのは、瀬戸内町の9人、龍郷町の2人、知名町の6人となっている。


夏空つづく

2006年07月27日 | 気象 お天気

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一日に何回か、短いにわか雨が降るものの、梅雨明け以来、夏空が続いている。
奄美、沖縄の梅雨明けは6/20だったので、もう一月以上が経っている。

気象庁、平成18年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)

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台風5号は、台湾を通過して、中国大陸に上陸して、消滅した。長浜町ではほとんど感じなかった。

今日の名瀬の最高気温は34.9度だった。日中屋外で働いている人が、冗談まじりに「ひあぶりじゃ、こりゃ、いたくて」と言った。もちろん長袖を着ている。

木陰は涼しいものの、海で泳ぐには、長時間はさけ、長袖シャツ、日焼け止めクリーム、さもなければ夕方を待つのが賢明か。

気象庁、今日・明日の紫外線の予測分布図

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地元の新聞でも紹介されていた、徳之島ネットワーク徳之島テレビ.COM がおもしろい。

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続、大相撲名古屋場所15日目、里山、星をのばせず、旭南海9敗目。

2006年07月23日 | スポーツ

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意外に難しいトンボの接写。夕方、室内に迷い込んだトンボ。実物は全長(写真中)の3/2ほど。奄美のものなら、何でもめずらいのかも、と思ってしまう今日このごろ。

060723what

大相撲7月場所千秋楽日目 十両

●里山(9-6)<押し倒し<○駿傑(10-5)しゅんけつ
●旭南海(6-8)<叩き込み<○霧の若(3-4)東幕2

待ったなし!

9勝5敗同士で、駿傑に里山、制限時間いっぱいです。

手をついて!
はっけよい!

引いた、残した、里山、ひざから落ちた。

里山9勝6敗でこの場所を終えました。
駿傑は、二桁10勝目をあげました。

今ぁ、天井を、こぉ、見上げた、

うーん、そうですね。えー。

えー、里山の表情も、印象的でしたが。あと一番勝っておけば、というところなんですが・・・。

そうですねぇ。ですねぇ。

9勝で、この場所を終えました。

「まあ、里山も動き早いんですけど、駿傑がそれ以上に、こお、反応が速かったですえぇ。
いなしてからの、あの押しがもう、いなしてすぐ、押してたんですね。里山はどうにもできなかったですねぇ。」

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名古屋場所 星取り表

西 十両四枚目
里山
9勝6敗
  初日 ○ 押し出し 鶴竜
2日目 ● 寄り切り 安壮富士
3日目 ● 寄り倒し 片山
4日目 ● 押し出し 霜鳥
5日目 ○ 押し出し 春日錦
6日目 ○ 下手捻り 琉鵬
7日目 ○ 押し出し 栃栄
  中日 ○ 押し出し 寶智山
9日目 ○ 引き落とし 海鵬
10日目 ○ 下手投げ 時津海
11日目 ● 寄り切り 玉力道
12日目 押し出し 皇司
13日目 ○ 押し出し 隆乃若
14日目 ● 小手投げ 龍皇
千秋楽 ● 押し倒し 駿傑

西 十両九枚目
旭南海
6勝9敗
  初日 ● 寄り切り 時津海
2日目 ○ 押し出し 出羽鳳
3日目 ● 寄り切り 春ノ山
4日目 ● 押し出し 皇牙
5日目 ● 押し出し 寶智山
6日目 ● 押し出し 隆乃若
7日目 ○ 寄り切り 皇司
  中日 ● 突き落とし 上林
9日目 ○ 送り出し 光法
10日目 ● 押し出し 駿傑
11日目 ○ 叩き込み 大雷童
12日目 ● 叩き込み 将司
13日目 ○ 寄り切り 龍皇
14日目 ○ 叩き込み 北勝岩
千秋楽 ● 叩き込み 霧の若

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十両上位力士、今場所の成績

東              西

琉鵬(8-7)    筆頭   片山(6-9)
栃栄(6-9)    二枚目  春日錦(9-6) 
潮丸(8-7)    三枚目  安壮富士(9-6)   
鶴竜(9-6)   四枚目  里山(9-6) 
霜鳥(10-5)  五枚目  猛虎浪(4-11)
寶智山(13-2)  六枚目  光法(5-10) 

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大相撲名古屋場所14日目、里山、連勝ならず、旭南海6勝目

2006年07月22日 | スポーツ

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大相撲7月場所14日目 十両

里山(9-5)<小手投げ<○龍皇(9-5)りゅうおう
旭南海(6-8)>叩き込み>●北勝岩(7-7)

====================

「今日、この一番だけは、どうしても勝ってほしい・・・」
まあ、思えば、連日、そういう思いでしたなぁ。

まあ、あと4年も待つわけではない、明日があるぞ。
あしたのジョー。名古屋城、二の丸愛知県体育館千秋楽。

里山、あすの対戦相手は駿傑(しゅんけつ)です。

=====================

龍皇は自信があったのか、里山の出方を見極めるような立ち合い。
里山の左下手を意に介せず、突っ張りに出た。

里山、いったん起こされたが、突っ張りをかいくぐり再び、潜り込み、さっと左下手。

おどろいた龍皇は、突っ張りを止めてしまった。
すぐに里山の左下手を、おっつけ、締め上げる。これは強烈。やはり警戒していたのか、里山の左下手。

里山そのまま、一気に土俵際まで前に出た。
しかし、龍皇のしめつけは、ヒジョーに強い。

廻しから、手が離れた里山は、土俵際、投げが打てず、龍皇の小手投げを、足をかけて逆転しようとするが、かからない。

こうなると、龍皇は、もう、何が何でも里山の左下手を放さない。
こんどは、左手も動員して、締め上げる。
回り込んだ里山を、渾身の力でねじ伏せるように小手投げで決めた。

龍皇の腕力は、ものすごい力だ(ろう)。
解放された里山の左腕は、白く血の気が引いているのが分かる。指で廻しをつかもうにも、力が入らなかったに違いない。

昨日の隆乃若戦と比べると、立ち合い、廻しにこだわるべきか、どうか、迷うところ。

龍皇の体重は147.2キロと里山より59.2キロも重いが、身長は、里山より0.5ミリ低い。
明日の駿傑(しゅんけつ)は、1センチ低い176センチ。

里山の新入幕について
今日、里山の、立ち合い前、放送席。

「立浪さん」

「はい、」

「(里山は)西の十両4枚目ですからぁ、まあ、今場所、10番、そして11番と星をのばせばですねぇ、」

「はい、」

「新入幕の期待が高まりますよねぇ。」

「そうですね、やはり、こういうね、小さい人が上がってきますと、おもしろいですからね、相撲が。上がって欲しいですよね。」

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十両上位力士、14日目を終わっての成績

            西

琉鵬(7-7)    筆頭   片山(5-9)
栃栄(6-8)    二枚目  春日錦(8-6) 
潮丸(7-7)    三枚目  安壮富士(8-6)   
鶴竜(9-5)   四枚目  里山(9-5) 
霜鳥(9-5)   五枚目  猛虎浪(4-10)
寶智山(12-2)  六枚目  光法(5-9) 

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旭南海の十両残留について、取り組み直後

「叩きこみで、旭南海、西の十両9枚目で6勝目を上げました。えー、うしろ5枚という状況ですから、ま、これで、十両に残留というのは、ほぼ確実です。」


続、大相撲名古屋場所13日目、里山連勝9勝目、旭南海5勝目。鹿児島工が、甲子園初出場決める。

2006年07月21日 | スポーツ

大相撲7月場所13日目 十両

里山(9-4)>押し出し>●隆乃若(8-5)
旭南海(5-8)>寄り切り>●龍皇(8-5)りゅうおう

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里山、十両全星取り表
1月○●○●○ ○●○●● ○○●○⑨
3月○○●●● ○●○○● ●○○○⑨
5月○○○●○ ●●●○● ●○●●⑦
7月①●●●② ③④⑤⑥⑦ ●⑧⑨

060721adan 「里山は十両4場所目。西の4枚目で8勝4敗。星をさらに上積みしますと、入幕という、・(やや間が空く)芽も出てきます。」

「さあ、8勝4敗同士の対戦。隆乃若、8連勝のあと4連敗です。」

>うーん、4連敗かぁ、そろそろ、勝ちたいところだろうが、隆乃若、ここは、ひとつ、そのお、た、たのむ!・・・。

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プロ野球選手を父にもつ隆乃若は、190cm、151kg ヒジョーに均整の取れた体格。中学時代はバスケットボール部で活躍したという運動神経は抜群だ。
特技はピアノ。エリーゼのために、トルコ行進曲、小犬のワルツなどが弾けるというからなかなかのらしい。精悍なマスクで女性ファンも多い。
しかも最高位は2003年の1月の関脇。敢闘賞を3度も受賞し、金星もある、手ごわい相手なのだ。

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待ったなし!
はっけよい!

「低く行きました。里山。廻しには手が掛りませんが、そのまま出て行きます。」
「押し出しぃ! 里山の勝ち。」

里山、意図的にか、一瞬遅れ気味にみえる立ち合い。
いつもより、踏み込みも小さく、潜り込みを優先させる。

頭を相手の廻しに上付近に付け、前に出る。
左で、廻しをねらいに行くが、これを嫌って隆乃若が腰を引いたところを、休まず、回転のよい突き押しで前に出る。

里山の低い姿勢からのはやい攻めに、隆乃若は廻しに手を触れることもできない。

得意の突っ張りも、下がりながら、腰の立った状態からでは、ほとんど威力はない。
頭をつける里山に対しては全く効果がなかった。

さらによくみると、隆乃若の張り手は、下から押し上げながら攻める里山に、一発づつ正確に、ことごとくはねのけられている。
おそるべし、里山。これも身長差を逆に生かす攻めか。

隆乃若、完敗といってよいだろう。

さいごは、里山、得意のポーズ、低く腰を落とし、左足を大きく後ろに残して、右手でポンと隆乃若のわき腹の後ろをダメ押しして決めた。このポーズも板に付いてきたなあ。

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第88回全国高校野球選手権==鹿児島

鹿児島工が鹿屋(かのや)を8―7で破り、甲子園、春夏通じての初出場を決めた。


大相撲名古屋場所13日目、里山連勝9勝目、旭南海5勝目

2006年07月21日 | スポーツ

ソクホウ16:15

大相撲7月場所13日目 十両

○里山(9-4)>押し出し>●隆乃若(8-5)
○旭南海(5-8)>寄り切り>●龍皇(8-5)りゅうおう

昨日、勝ち越しを決めた里山、連勝で星をのばした。明日、自己最多の二桁に挑む。
旭南海も、いい相撲で、じわり5勝目。

十両の優勝争いトップの寶智山(ほうちやま)は2敗を守り、昨日まで6人いた4敗力士は
里山と駿傑(しゅんけつ)二人にしぼられた。


続、大相撲名古屋場所12日目、里山勝ち越し、旭南海負け越し

2006年07月20日 | うんちく・小ネタ

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↑グンバイヒルガオ(軍配昼顔)や ハマユウ(浜木綿)の花が咲き乱れる、奄美市、笠利町赤木名(かさりちょう あかきな)海岸。赤木名中学校からも近い(地図

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大相撲7月場所12日目 十両

里山(8-4)>押し出し>●皇司(8-4)おうつかさ
●旭南海(4-8)<叩きこみ<○将司(6-6)まさつかさ

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相撲の番付における階級を上、中、下に分けると
十両は、幕内に次ぐ中位リーグと位置づけることができるだろう。

参考 ウィキペディア 大相撲 番付・本場所の流れ

下位リーグは幕下以下とよばれ、上位から幕下、三段目、序二段、序ノ口となっている。(朝の9時半から、館内で見ることができる。)

十両と幕下以下では力士の報酬や待遇などで大きな差がある。

(年収換算で十両力士で1000万円以上、幕下以下は100万円未満といわれる)詳しくはウィキペディア大相撲 力士の待遇

十両以上の力士に許されること

大銀杏(おおいちょう=髷(まげ)の先をイチョウの葉の形に大きく広げた結い方)が結える。

紋付羽織袴。
ピンとのびる取り廻しの共布の下がり。(幕下以下は、紐)
廻しや、足袋の色は、黒から白。
土俵控えに座布団が使える(十両は共用、幕内は私物)

そのほか

☆力士会に参加できる。
☆幕下以下の力士が付け人として付く(地位が上がるほど人数も増える)。
☆相撲部屋において個室が与えられるか、別居が許される(幕下以下の力士は、共同の部屋)。
☆巡業・本場所などの興行で自分の名前が入った幟(のぼり)を立てることができる。
☆化粧回しを締めて土俵入りを行う。
☆支度部屋に明け荷を持ち込むことができる(横綱は3個、横綱以外は1個)。
☆取組では、力水、力紙、塩を使用する。
☆「関取」「里山関」と呼ばれる。
☆優勝力士に頼まれて優勝旗を持ち、優勝力士と一緒にオープンカーに乗って優勝行進できる。

そのため、幕下上位の取組や十両下位力士と幕下との取組では熾烈なものとなる。

これらの取り組みは、2時半ごろの十両土俵入りの前後、BS2でみることができる。花形力士の取り組みとは一味違う意味で、相撲に詳しくない人でも、おおいに楽しめるだろう。好角家と言われる人たちの注目も集まる。

昭和56年生まれの里山
笠利町の赤木名中学入学と同時に相撲部に入部。
卒業後、本土の鹿児島商業高校に進学し、相撲部に所属、さらに日本大学に進学。日大相撲部では、全国大会上位に入賞する活躍をみせる。卒業と同時に三保ヶ関部屋に入門。2004年3月場所に前相撲から初土俵を踏んだ。学生時代の活躍は、付け出しデビューに該当するタイトルがなく、前相撲からのスタートだった。小兵ながら、天性の相撲のうまさと、豊富な練習量で、けれんみのない、積極的に前に出る相撲と、ひたむきな土俵態度は、連日、館内をわかせ、お客さんや、放送席の注目度も日増しに高まっている。

平成16年3月場所が初土俵の里山は、平成17年11月場所、幕下で5勝2敗の成績をあげ、この厚い壁を乗り越え、今年の1月場所、新十両に昇進した。

そのとき、三保ヶ関親方(元大関増位山)らも来島して行われた地元での、歓迎、激励会は、地元マスコミも大きく報じた。里山の地元での知名度も高まった。

その後の成績は、
1月場所(両国国技館) 9勝6敗(新十両)西 十両13枚目
3月場所(大阪府立体育会館) 9勝6敗 西 十両8枚目
5月場所(両国国技館)    7勝8敗 東 十両4枚目
7月場所(愛知県体育館)  8勝4敗(12日目)西 十両4枚目

十両の力士の定員は現在、東西14人ずつの28人以内。
今場所、西の十両4枚目の里山は勝ち越せば、幕の内が狙える位置。
残り3日の相撲が、ヒジョーにヒジョーに大事。

里山は、過去1月、3月場所共に14日目に勝ち越しを決めている。

十両と上位リーグの幕の内にも大きな壁がある。
知名度に大きな差があることもそのひとつだろう。

現在、里山の相撲は3時半前後。通常3時12分からの総合TVの放送時間内だが、中入り(幕内力士の土俵入り16時15分頃)後の取り組みとでは、注目度が違う。深夜の大相撲ダイジェストでも見られない。

今のところではまだ、地元笠利町に行けば、里山の存在を知らない人はいない、というわけではない。

若者の人口流失に歯止めがかからない、奄美市にあって、里山の活躍に、TVの前で涙するおじいちゃん、おばちゃんたちのためにも、是非、7時のニュースでも相撲を取ってもらいたい里山。おっと、ブログの制限時間がいっぱいになりました。


大相撲名古屋場所12日目、里山勝ち越し、旭南海負け越し

2006年07月20日 | スポーツ

ソクホウ 15:50 この記事は書きかけです。

○里山(8-4)>押し出し>●皇司(8-4)おうつかさ
●旭南海(4-8)<叩きこみ<○将司(6-6)まさつかさ

里山、焦点は新入幕へ。3敗力士なくなり、優勝の可能性も残っている。

ソクホウ 16:03 1敗の寶智山、琉鵬(りゅうほう、沖縄)に敗れる。熱戦に放送席あつい。里山を含め4敗力士6人が2敗の寶智山追う展開の十両の土俵がおもしろい。残り3日。 

大相撲7月場所12日目 十両


大相撲名古屋場所11日目、里山7連勝ならず、旭南海4勝目。『日の移ろい』の相撲

2006年07月19日 | スポーツ

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アオスジアゲア google  意外にに大きい目玉

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快晴の青空、画面左のわずかな青がこの花の純白をいっそう際立たせます。(笑)

サルスベリ google

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大相撲7月場所11日目 十両

●里山(7-4)<寄り切り<○玉力道(7-4)
○旭南海(4-7)>叩きこみ>●大雷童(3-8)だいらいどう

アナウンサー「楽しみな力士の一人の里山。十両の西の4枚目で7勝3敗。しかもこのところ6連勝中。
えー、周囲は、入幕のチャンスもあるんではないか、というふうに、えー、見たくなってきます、えー、十両4場所目の里山ですが、えー、そのあたり、吉田さん、本人は何か入幕を意識した話は出てます?」

「そういう事はですねー、まず勝ち越してから考えるようにしたい、と、いうことはかなり意識してるんですね?と訊きましたらね、(笑)はい、意識してます、という答えが返ってきましてね。あのー、出だし3連敗が2日目からありましたけどもね、この時は実は、腰の状態が思わしくなかったんですって。・・・・(それで当たりが弱かったが、徐々によくなった)
ま、勢いに乗って勝ち越し、そしてやはり上を目指したいですね、という話ですね」

「はい」

立ち合い、玉力道は、考えた動き。里山の左下手を明らかに嫌っている。
それでも里山の左、なんとか、まわしに届いたが、玉力道、こんどは里山の左を右上手で、絞る。その腕は太い。里山思わす下手を離さざるを得ない。
玉力道、さらに筈(はず)で、里山の脇の下から起こしにかかる。里山の上体が立ったところで、玉力道の太い右上手は、里山のまわしの結び目をつかんだ。
そのまま出し投げ、大きく土俵際に振った。
里山は再び左下手まわしを取っていたが、玉力道の引き付け強く、土俵際での投げの打ち合いの体勢になる前に土俵を割った。

休まず攻めた玉力道、うまく攻め、うまく防いだ見ごたえのある一番だった。うーむ。
玉力道、このブログを読んで、研究したのかも知れんなぁ(笑)

はず (筈、弭)= 親指を人差し指から離して広げ、相手のわきの下か腹にあてること。(矢筈、やはず)に似ているところから。
筈押し

弓弦(ゆづる)からはずれないように矢の末端につけるもの。矢筈(やはず)。

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060719shimaobook 昭和48年(1973)、7月6日、島尾敏雄は、名瀬の灸院の待合室のTVで相撲を見ている5人の老年の男たちをみる。

『続・日の移ろい』中公文庫 142ページ amazon

「各力士の取り口のくせや性格までも各人各様にみな、よく知っていて、」・・・

当時島尾敏雄が相撲をどう見ていたか、あとは読んで見てください。

昭和48年、7月6日は金曜日なので、(あの日は何曜日? 万年カレンダー
1日の日曜日から始まった名古屋場所の6日目か?。

この年の名古屋場所は琴櫻傑將(ことざくら まさかつ)が優勝している。
北の富士との決定戦を制し、(14-1)。