東十6 旭南海8勝4敗 ○ 引き落とし● 翔天狼10勝2敗 西十9
場所の途中から強い風が吹いて、
日に日に気温が下がってまいりました福岡です。
ここ名瀬でも、ようしゃなく気温がさがり、
およそ3日をかけ、夏から冬。
Tシャツから、ついに長袖になりました。きょうの名瀬 14.1 ~ 18.5℃
20時に12・5度を記録しました。
結びに、今場所の大一番白鵬対安馬 が控えます、九州場所は12日をむかえています。
土俵上は十両の取り組みがすすんでいます。
十両の優勝争いトップの翔天狼(しょうてんろう)は、横綱白鵬と同期。
新十両の初日からの連勝記録に55年ぶりに並ぶ9連勝するなど絶好調。
きのう最重量の巨漢、山本山を、立ちあいから、猛然と前に出て、
相手に何もさせずに、土俵下に押し出した。
それは、山本山を倒すには、最善の取り口(解説)だが、
きょうの相手は、うってかわって小柄な旭南海。
旭南海の相撲のうまさは、翔天狼も知らないはずはないのだが、
翔天狼は、かまわず、きのうと同じ取り口、猛然と諸手突き、前に出た。
これは旭南海には通用しない。
相手をよく見て、首のあたり、諸手で受けると同時にいなして、
すばやい左への回りこみ。(この動きは、稽古場で、かたときも休まない旭南海の豊富な稽古量にささえられている)
きょうは、まわしに手をかけて相手の体勢をくずす手間を省いて、
かるく引きを加えて、うしろへ追い出した。(写真)
旭南海は残り3番すべて勝って自己最多の11勝として場所後の奄美巡業へ臨みたい。