大会3日目 第二試合 (一回戦)
=========高校野球、神村学園(鹿児島)が逆転、金光大阪下す
からつづく
鹿児島の民放TVの応援実況がおもしろかった。
かごんま弁の解説が特におもしろい。
フライが上がると、「よし、行け!○○君、取れる、取れる、ヨッシャー」
てな感じ。
放送開始から、もうアナウンサーを完全にリードしています。
もう、我らが鹿児島が、間違いなく勝利に向かって、突き進んでいるような、安心感を与えてくれます。
もう、サイコーです。これは、たぶん日本一。
相手のファインプレーにも、惜しみない賛辞。
ごわんでなあ、節が冴えわたる。
おじさんは、余裕で大きくうなづきます。
9回、神村学園、ツーアウトを取って
「ほんのこて、さわやかな風が」甲子園に吹き渡ります。
さあ、いよいよ神村学園、
「歴史的瞬間まで、あとワンナウトです。」
「ここは打たれてもいいからなあ、うん、2点はやってもいい、一点差で勝ちさえすりゃいいんだから」
はい
「そおいう、気持ちでいけばなあ、・・・うん、それはいくんですわ、・・・勝ったと思わんどおー、最後の、最後まで、勝ったとおもわんどお」
両チーム、応援席、最後の力を振り絞って、熱がはいる。
金光大阪のベンチ、控え選手の目に涙、
帽子のつばに手をやり、身を乗り出して、祈る様な表情のアップ。
おなじみの甲子園、感動の場面がやってまいります。
神村学園エース、盛 義達(奄美、金久中) 3年 右 右 184cm 72k
1974年56回大会のあの定岡正二(鹿実→巨人)wikiを思わせるgood looking
まなじりは歓呼に応え、いさぎよい。
サイドスロー、最後の投球、投げました。
カキーーン 一塁線
「打ちましたっ、ファーストゴロ!きわどいボールをつかむっ!、ウィニングボールをつかんで、滑り込んで、・・スリーアウトーーー!やった・・・」
絶叫のアナウンスに解説の声がかぶります。
「やったあー、あー、かごんまのみなさーん、やりましたあー、やりました、やりました、やりましたどー、あーぃー、」
「あーぃー」のところは、奄美の「あげー」にも似てるどおー。
そのあとは、大歓声とアナウンサーの絶叫をかいくぐり、必死に解説の声に聞き入るが、奄美のおじさんには、ところどころ聞き取りにくい、かごんま弁。
もう、書きながら、わらいながら、おじさんは涙が。
「いやいやいや、???うーぃー、ちんがら、だい??、??な、このこっちゃがなあ、こらな、ああー、鹿児島バンザイ、串木野バンザイ、」
神村学園は27年ぶりの鹿児島市以外(いちき串木野市)からの出場
試合終了のサイレン
「ここで神村学園、春のセンバツ2005年につづいて、夏に校歌が流れます。」
♪吹上浜の白砂に海原青く照りも映ゆ・・・
校歌を口ずさむ盛 義達君のアップ
「そして、また盛君もお、涙を流してですねえ、わー、勝ったんだなあと、というねえ、奄美大島から出てきてですよお、ほんとに、ああ、野球やっててよかったなあーと・・・」
・・・・
奄美大島からやってきた盛君も、よく頑張った
ここで解説、こらえきれず、涙声になった。
スポーツ解説の涙声初めて聞いたおじさん、感動
あげー
東京のクールな大久保さん、「かごんまも、ほんのこて、あつかなあ」
と言うのでありましょうか。
その時、鹿児島の東市来(ヒガシイチキ)の気温は32.8℃、晴れ、南東の風5m/sだった。
奄美大島名瀬は、27.3℃、1時台1.5ミリの雨を観測した。