ほっかも!!

ゴールキーパー北野貴之のつれづれ日記
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心に与える灯火

2020年09月02日 08時50分00秒 | Weblog
おはようございます!
昨日は、流れがそうしたのか、早朝ブログとなりました。1日ではなく2日ですみません!
いま目の前はこんな海の姿!






7時半。漁に一人で出かけるおじいちゃん。
沖へ沖へとどこまでも続く海へ、いつもの場所へといくのでしょうか。





空はというと、こんな青空!
まさに青!!





色んなことを学ぶ、島生活。

毎日、起きたら見る海、ほぼ毎日泳ぐ海。そこから学ぶ自然界の真理。
今日は、嵐、今日は穏やかな波、今日は透き通る海、濁った海、毎日自然がつくりだす、海の表情。
海をコントロールするのは、自然の法則。
地球が管理して、そのまた、上の世界、宇宙がつくりだす自然物。

そう考えると、この惑星で生きる、私達はほんの小さな存在だと。
生きることに必死ではあっていいけど、それはその命に感謝をするから必死に生きるということ。

ただ、生きているのではなく、自然界の法則から学ぶなら、人間も生かされているということになる。
感情の起伏は、自分でコントロールできるもの。その、運命は変えれると思う。
ただ、僕たち、私たちは生まれたその日から宿命があり、生まれた日は変えられない、宿命である。
生かされる理由がある、一人一人与えられた生き方がある。その真理を知る。
生まれた日に、人に与えられた生き方の宿命がきまる。
自然界から多くのことを学ぶ。日々。


そして、この島に来て一番初めに出会った、ナオミちゃんにも多くのことを学ぶ。
ナオミちゃんは、実は少し障害があるおばあちゃん!
僕にはそうは思えないけど、世間はそういう。過去に多くの苦しみもあったかと周りの人から聞いてきた。

今回のナオミちゃんは、僕の質問から、答えた言葉ですが、本当にむくな姿からでる言葉、皆さまへの勇気の言葉と繋がれば嬉しいです。

このナオミちゃんのことについては、お弟子にいってきた言葉があります。
もし私が今世界が困惑しているウイルスにおかされても、毎日、食事を持って、マスクをしても来る人、玄関にご飯を置いて行く人です。
この心が、日本人の温かさ、温もり、今なくなってはいけないと、常々思います。

ナオミちゃんとの会話です。

「なんでナオミちゃん、優しいの?」

優しくしないと生きていけないんだよ。

「ナオミちゃん何歳まで生きたい?」

200歳まで生きたい。2人とも長生きするんだよ。(2人とはお弟子と自分)
長生きしなければダメよ。
いうことが大切。

ずっと僕の自宅で2時間待ちぼうけのときの会話。
家に帰ってきて。

「ただいま〜ナオミちゃん。ずっと待たせてごめんね!ナオミちゃん」

演歌かけてくれていたから、演歌聞いて、拍手したり、最高だよーってことも言ったりしてたの。そしたら楽しいでしょー。家で1人のときもテレビにいっているよ!
相手に伝わんなくてもいうよ。


お米を炊きに来てくれたときの一コマ。
計量カップで三合を移しかえるときに下にお米が何粒か落ちたときの姿。
小さく正座しながら。
米粒1粒でももったいないのよ。
こぼれた12粒ぐらいのお米を全て拾う。
お米を洗うときも、1粒もこぼれないように手を添えて、手を添えて、何度もお米を研ぎます。
米を粗末にするとめがつぶれる。


大きなかぼちゃを切るときの一コマ。
それはそれは大きなかぼちゃでした。

ナオミちゃんが一人で喋りながら、かぼちゃを一生懸命切っています。
背は小さく、力もそんなにもうないでしょう。
切らしてください。
柔らかくなってください。柔らかくなって切らしてください。

「ナオミちゃん、いつも勢いあるね!」
勢つけなきゃダメだからね!


73歳のおばあちゃん。
地域では、友達も1人と聞く、毎日くるナオミちゃん。
地域の人でも会話を聞き取れないというけど、ほとんど分かります。

真剣に聞こうとすれば、何を伝えたいかは分かります。

こんな素敵なおばあちゃんの姿から、もっともっと、長生きしながら人の心に熱い炎と、温まる火をつけなきゃと思う、ナオミちゃんとの会話でした。





[しゃ=]