『私のエッ!?日記』(暇爺の“ボヤ記”) 

 ~平凡な日常を画像で綴る Photo diary ~

エリカ&シブコ

2020年11月28日 07時27分28秒 | 日記
 女子ゴルフの国内ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ2020」を朝からPC観戦。

 動画配信サービスの「HuLu」でライブ中継があることを知り、2週間の無料体験で朝 8:30~全37選手のティーオフから最終組のホールアウトまでを完全生中継。こんなゴルフ番組は初めて経験しました。

 しかも最終組は、原英莉花と渋野日向子の2サムラウンドで、トーナメントリーダーの原を一打差2位の渋野が追うという “黄金世代” 同士の豪華な組み合わせ。

 優勝争いを繰り広げるライバルでありながらも、そこは普段から仲の良い二人、歩きながら談笑したり、『ナイスバーディー!』と互いに声を掛け合ったり、ホールアウトでは健闘を称え合って “肘タッチ” を交わすなど、終始和やかな雰囲気。

 今期のシブコは予選落ちの屈辱を4回も味わうなど絶不調で、対するエリカ様は先月の日本女子オープンをメジャー初制覇したばかりで絶好調。そんな好対照の二人が互いに切磋琢磨して共にスコアを伸ばした。

 第三ラウンドの最終組は原英莉花と3週連続優勝が懸かる古江彩佳(20)、一組前が渋野日向子と西村優菜(20)という、共に“黄金世代”と“プラチナ世代”のフレッシュな組み合わせとなった。






 実は生でエリカ様を見たのは昨年、シブコの全英オープン制覇後の国内凱旋試合 となった 「Meijiカップ(島松)」や「ニトリレディス(小樽)」などで追っかをしていて偶然のことでした。

 小樽カントリー倶楽部のドライビングレンジは黒山の人だかりで、シブコを見ようと後ろの方から背伸びしたところ、スタイル抜群の長身の選手が居て、それがシブコでないことは直ぐに判り、キャディーの背中の「原英莉花」の文字で初めてその存在を知った次第です。

 シブコと同じ黄金世代で、ジャンボ尾崎を師匠に持つ若手の有望株であることから、試合ごとに注目していた選手の一人でした。
 昨年プロ1勝を挙げたものの、師匠からは『2勝目をあげないうちは認めない』と突き放され、同じ門下生の後輩 “笹生優花” (19) に今季2勝と先を越され、心穏やかならぬ日々を過ごしていたに違いないが、10月の日本女子オープンでメジャー初制覇のプロ2勝目を挙げ、師匠の期待に見事応えたばかりである。

 外見的には一見ヤンキー風にも映るが実は礼儀正しく、ラウンド中の振る舞いやラウンド以外での関係者への挨拶や、ちょっとした会釈や所作などでも女性としての嗜みをしっかり心得ており、TV解説者の先輩OGからも『ラウンドを通しての原選手の礼儀正しさに心が洗われるような気がした』との称賛のコメントを何度も聴いたことがある。

 ゴルフ技術だけでなく、用具を大切にしたり相手へのリスペクトや態度など、人間性や内面を磨くことが何よりも大切なことを、常に師匠のジャンボから厳しく躾けられている証しだろう。

 ラウンド終了後、エリカ様はマスクを付けてアテストに臨んだが、一方のシブコはマスクなしで対応。「親しき仲にも礼儀あり」で、この辺の違いがスコアだけでなく人としての度量の大きさに既に差があると感じられた。

 先月の日本女子オープンに続き、4日間一度も首位を譲ることなく完全優勝でメジャー連覇なるか、はたまた3打差4位で爆発力を秘める同じ門下生の後輩 “笹生優花” (19)の巻き返しなるか、いずれにしても愛弟子たちの活躍に目を細めて朗報を待つジャンボの姿が目に浮かぶようである。






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