おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。
2月1日のエントリー 【会津野】「会津三十三観音めぐり」っていったいどんなこと? では、会津三十三観音にどんな意味があるのかを少し書いてみました。
さて、早速、第1番札所へ行ってきました。今日は第1番「大木観音」のリポートをしましょう。
第1番 大木観音堂 は、喜多方ー会津坂下を結ぶバスのなかほど、大沢バス停から徒歩10分のところにあります。
時刻表を載せておきましょう。このバスは、休日の運行がないので注意です。
喜多方営業所は、喜多方駅から正面に徒歩1分ほどのところ。仲町は、会津坂下駅からやはり正面に徒歩約4分ほどの、会津坂下町役場のすぐ近くにあります。
大沢バス停から喜多方方向へ100mくらい行くと左に入る路地があります。路地に入り、さらに100mくらいで今度は右へ、バイパス風の広い通りを横切る橋を渡ります。そうするとこの観音堂が見えてきます。ここまでバス停から徒歩10分です。
山門には、仁王様がいらっしゃいます。
ここが1番になったのは、「熱心に祈れば、大きな願いも必ずかなえられる」という意味から、「大きな木になる大木」という名称が選ばれたものです。
せっかく会津三十三観音をめぐるなら、みなさんも大きな願いを持ち、ここから熱心に巡礼をはじめましょう。
昔の旅人は、御詠歌という和歌をうたいながら巡礼をしたそうです。
大木観音の御詠歌は、
「万代(よろずよ)の 願い大木の 観世音 あの世とともに 救え給えや」
いまの世の中のたくさんの願いも、あの世での救いもお願いする、なんとも欲張りな歌ですね。
それだけ御利益が大木い(おおきい)観音様なのでしょう。
観音堂からさらに進むと、集落の中心通りに出ます。大きな水路があり、なんとも趣のある集落です。
公民館を過ぎ、郵便ポストの手前にある辺見賢治さんのお宅が、納経所になっていました。
御朱印をいただくためにお伺いすると、ご主人が玄関でソバを打っておられます。なんと、「ご苦労さん」と言われ、ソバをいただいてしまいました。
第2番「松野観音堂」へは、4.8Kmの道のり。途中に、熊野神社長床のある熊野新宮神社があります。
次回は、長床のご案内をします。
今日も素敵な一日を過ごしましょう。
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