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【会津野】本屋B&B

2016年06月04日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

「B&B」といえば、宿泊業界では「Bed & Breakfast」の略なのですが、今日紹介するのは、「Book & Beer」の略で「本屋B&B」です。

昨晩、本屋B&Bで開催されたイベントを聴いてきました。

本屋B&Bは、東京・下北沢駅近くにあります。本屋さんのセレクトショップのようなお店で、店内ではビールなどのドリンクが販売され、ビールを飲みながら本を見る事ができます。店の奥のほうがイベントスペースになっていて、毎日何かしらのトークイベントが開かれています。

昨晩は、「かっぴー×長谷川哲士×菊池良×市原えつこ『退職したけど何か質問ある?』」というイベントがあり、フリーランスや起業、転職などを経た若手の漫画家、コピーラーター、ライター、ITクリエーターの4名が、仕事に対するさまざまなことをトークする内容でした。

ここでの認識として、フリーランスは「個人事業主」、起業は「会社の社長」、転職は「会社員になる」という前提で話が進められました。会社の社長は、「個人」という人格の他に「会社」という人格をもつことから、この2つをうまく使い分け、もし「炎上」して事業がどうしようもなくなったときに「会社」をつぶすことで切り抜けるリスク管理の話が出ていました。マイクロ法人と呼ばれる社長1人だけの会社を持つということの真髄は、まさにここなんだろうなと、あらためて感じました。

こういうクリエーターたちの仕事で支援が欲しいものとして、経理事務を任せられる人材という話も出ました。クリエーターは、集中して生産性を上げる事が必要です。経理のような義務的な仕事を信頼して任せられるような中間支援事業体が、これからの起業者を支える仕事として必要だと当事者は考えていました。

転職してサラリーマンとなるときのリスクも意見交換され、こちらの話は「世の中、サラリーマンも個人事業主化してきているな」というのが率直な感想。

突然出かけたので、偶然に参加したイベントでしたが、世の中の動きがよくうかがえてとても素晴らしいものでした。

今日も素晴らしい一日をすごしましょう。

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