会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

地域の話題、旅人のホットな話題、季節のおいしい食べ物の話題など、会津へ旅する人々への話題中心の宿主ブログです。

【会津野】再生可能エネルギーのプログラムづくり

2015年12月06日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

昨日は、ドイツに来てはじめての良い天気の日でした。

一昨日に引き続き、自然豊かな地域にあるユースホステルにやってきました。ここザイーダユースホステルは、日本の直営ユースホステルのような施設。宿泊施設の他に体育館や屋根付きの野外施設があります。

ペアレントのトーマスさんは、日本とのリーダー交換プログラムに参加されたことのある方で、福島の子供たちに対する支援も継続的に行われています。また、ユースホステルに和室を作ってしまったほど、日本に理解のある方です。

実施されているプログラムのご紹介をいただいた後、これから再生可能エネルギーに関するプログラムを実施したいとのお話がありました。

太陽光、風力、バイオマスなどについて考えることが内容のようですが、興味津々でお話しを伺ってきました。

ドイツは「脱原発」を掲げ、再生可能エネルギーを中心とした社会へ変革させることを謳っている国です。ドイツの皆さんは、「もうこの道しかない」という意気込みです。

どんなプログラムで、将来を担う子供たちを教育するのか、とても楽しみです。

この地域は、バイオマスが最有力のようでしたが、元々日常的に使っている薪による暖炉の熱効率向上も、大きな命題として捉えられておりました。

私は、この考えを取り入れ、日本風にアレンジして実施する課題を与えられ、戻ってきました。

この点は、福島もフロンティアですので、連携をしながら、すばらしいプログラムづくりを実行していきたいと思います。

今日も楽しい1日を過ごしましょう。

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【会津野】ドイツのいなかのユースホステル

2015年12月06日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

これ、ドイツの脱穀機です。米ではなく小麦用のもの。

チェコの国境に程近いGrumbachユースホステルにきました。1812年建造の建物は、文化財に指定され、現在もユースホステルとして運営されています。


こんな水車があったりして、日本のいなかととてもよく似ている風景のところです。

ペアレントのザビーネさんは、子供たちが野山で自然観察をしながら摘んできたハーブを使って焼いたパンをみんなで食べたり、松ぼっくりやペレットの上を目隠しして歩き、それが何かを当てるゲームなどが人気があるといいます。

そんな環境を活かしたホステルの運営は、無理のないライフスタイルとしてうらやましいほどです。

昨日の難民問題のように、「人を育てる」という教育の場であり続ける考えを堅持していることは、たいへん素晴らしいですね。

日本のホステルは、これが形骸化して久しい状況です。来春から東北地方のユースホステル協会が立ち上がります。少子化、大震災、原発事故でかつてないほど子どもの数が減ったいま、原点に帰り「人を育て」なければ、明日の東北が滅亡してしまうくらいの気持ちで取り組みたいものです。

今日も楽しい1日を過ごしましょう。

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