会津の旅人宿 地域との交流・旅人との交流が盛んな【会津野】宿主ブログ

地域の話題、旅人のホットな話題、季節のおいしい食べ物の話題など、会津へ旅する人々への話題中心の宿主ブログです。

【会津野】inclusion

2015年12月01日 | 宿主からのブログ

おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

昨日のヴィースバーデン(ドイツ)は、曇りときどき小雨でした。

inclusionという、健常者と障害者が同等に過ごすことについて、みっちりと勉強しました。
https://youtu.be/PWF37F2fbak
blind foundationというバンドのメンバーさんと、盲人として社会に発信する活動を伺い、障害者の社会参加と、それを受け入れる社会のあり方を考えたりしました。

ドイツにおける動物セラピーが、多動や学習障害に与える効果なども伺いました。

日本は宮台真司のいう「現実」と「虚構」の狭間で、どちらにも適応できずに生きずらいと感じている方がたくさんいます。
そういう大人もがinclusiveに社会ですごせるような国にするにはどうしたら良いかということが頭から離れませんでした。

今日も楽しい1日を過ごしましょう。

※コメントは、旅人宿会津野Facebookにて承ります。
※ご予約は、旅人宿会津野ホームページにて承ります。

【会津野】豊かな国の源泉

2015年12月01日 | 宿主からのブログ


おはようございます。旅人宿 会津野 宿主の長谷川洋一です。

昨日のフランクフルトは冷たい雨の日でした。



写真は、266年前の1749年フランクフルトに生まれ育ったゲーテの家。この机で勉強し、数々の詩が描かれました。
日本語対応のPDAが、生家の様子を詳しく伝えてくれ、映像と実物、音声が当時の様子を生々しく体験させてくれます。

ゲーテの作品を実際に読んだことはありませんが、江戸時代のドイツ人が考えていた環境を前にすると、なんとなく詩が浮かんでくるから不思議なものです。

様々な言語でオンデマンド利用できる用意があると、これほどの効果があることを実感。

その後は、市内中心部にある本屋さんをぶらぶらしました。本屋さんの中にあるカフェには、お茶を飲みながら買ってもいないドイツ語の文学作品を読む方がたくさん。ドイツ語に訳された日本やフランスのマンガを読む方もたくさんいました。

夕方には、市民が利用する図書館へ行ってみたい希望を残しつつも、学校教育の野外活動や生涯教育として様々なセミナーを開催する場としてのユースホステルを視察させていただきました。

ドイツの都市部にあるユースホステルは、宿泊機能のある公民館みたいな印象です。

その前に訪れたリューデンベルグのホステルには、シリア、イラク、アフガニスタンからの難民の方もおられました。自由で開かれた教育と場が、豊かな国を造る源泉と感じさせてくれました。

今日も楽しい1日を過ごしましょう。

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