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脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

「現代型うつ病」「冬季うつ病」そっくり病

2011年11月22日 | 他の病名との関連性

今日は11月22日
いい夫婦の日だって。

本日

TBS系 ひるおびでは「冬季うつ病」が


NHKクローズアップ現代では
「現代型うつ病」がとりあげられるみたい。

以前は、「非定型うつ病」とも言われていたよね。

典型的なうつ病は
食欲がなくなったり、不眠になったり、やせてきたり、何事にもやる気が起こらないといった症状が起きるけど

典型的なうつ病と違って
不眠だけでなく

過食、過眠、自分が気がむいた事なら興味をもって取り組める、というのが特徴の
現代型うつ病

今までの定型のうつ病とは違うから、
非定型うつ病とか、
現代型うつ病とか、
わけて呼ぶようになったんだよね。

それは
「都合の悪い時だけ病人になり
具合いが悪くなるように見え、

 

調子がいい時は自分の趣味とか旅行とかできるから、
一見、怠け、甘え」にも見られやすいの。

でもね、その特徴って、

脳脊髄液減少症の私にもそっくりなんですよね。

そりゃさ、

調子が少しでも良くなれば、人はじっとはしていないさ。

人の心理として、

まずは、自分のやりたいことから取り組みはじめるさ。

 

これが、脳腫瘍とか、がんとかの

社会に「その深刻さが認知された病」の患者さんで

今まで症状がひどくて何もできず寝込んでいた人が、

症状が回復して少し気分がよくなって、調子がいい時、

 

自分の好きなこと、興味のあること、

やりたいことに取り組んでも、

周りからは何も言われないさ。

むしろ、 

「よかったね、自分のやりたいことならできるようになって」と

周囲は温かい目で見てくれるさ。

 

でもね、

脳脊髄液減少症患者は違うんだよ。

少し調子がよくなって何かしだすと、

「なんなんだよ、自分のやりたいこと(ブログとか)はできるんかよ。

もっとあなたが優先してやるべきことが他にあるだろう?」

って目で見られちゃうのさ。

そんな悲しい病なの。

脳脊髄液減少症って。

 


非定型うつ病と

脳脊髄液減少症の類似点についてはね、

このブログでも何回も書いたから読んでほしいな。

(詳しくは過去記事「非定型うつ病そっくり病」)

 

脳脊髄液減少症の私の経験から言うんだけどね

脳脊髄液減少症患者はね

現代型うつ病とも
すごく症状が重なるんだよ。

それに私、
脳脊髄液減少症とわかる前、
必死に症状の原因さがしをしていたころ、

自分は「冬季うつ病」じゃないかと思ったこともある。

だって、太陽が出ていない天気の悪い日に

調子が悪くなる傾向にうすうす気づいていたからさ。

 

外傷性の脳脊髄液漏れなんて怪我があることが

まだ世界中の誰も気づいていなかった時代、

私は必死の自分の原因不明の症状探しをしていて、

冬季うつ病を知って、

もしかして、これか!と思ったわけさ。

 

日照時間に関係があるのかと、当時は思ったさ。

 

まさか、天気がいい日は気圧が高く

天気の悪い日は気圧が低く

脳脊髄液が減った脳と体は、

気圧が低い時に、よけい不調になりやすいなんて知識は、

当時は全然なかったから。

単純に日照時間に影響されている病なのかと思ったわけさ。 

 


とにかく、

どんなタイプであっても、

うつ病と誤解されても少しもおかしくない症状なのが

脳脊髄液減少症なの。

それをみんな忘れないで。

 

本当は髄液漏れや、髄液減少による症状なのに、

うつ病と診断されている人、

日本にまだまだたくさんいると思うんだよね。

現状では
精神科医や心療内科医が、

「もしかしたら、あなたのこの症状は

髄液漏れの症状かもしれないから、

脳脊髄液減少症の専門医を紹介しますから、早めに受診して相談してみてくださいね。」

なんて、ご親切な対応は望めないから。

患者が自分で脳脊液減少症について調べて情報集めて

自分で脳脊髄液減少症の可能性に気づくしかないんだよね。

うつ病そっくり症状に隠れた

脳脊髄液減少症を絶対見逃さないでほしい。

 

だって、放置すると、車いすや寝たきりになるから。

ほんとなんだから。

実際私がそうなったんだから。

間違いないことなの。

 


うつ病そっくり程度の症状なら、


脳脊髄液減少症としてはものすごく軽症だと

自分の経験から思います。

私ももし、あの程度の症状の時に、

脳脊髄液減少症の治療を受けていたなら、

こんなに治療に長期間

かからず完治できたかもしれない。

 

病名がない時代だから、

運が悪いとしかいえないけど、

しかたないけど、

もし、現代だったならと

残念で、悔しくてならない。

だから言いたいの。


うつ病と間違われている程度の軽症の症状の時こそ、

脳脊髄液減少症の、
早期発見のチャンスなんだから

絶対に見逃さないでほしいって。

 

たとえ、医師に「うつ病ですね。」と「診断」され、断言されても、

 

あなたの症状のすべてなんて、

他人の医師が24時間張り付いて一緒に体験しているわけじゃないんだから、

他人の医師が、あなたと会った数分間で、

あなたの症状を全部わかりっこないんだから、

 

自分で

脳脊髄液減少症の特徴に似たものがないか、

よく調べて考えてほしい。

 

自分で気づくことが難しい人の場合、

配偶者や家族が気づいてあげてほしいな。

 

「ツレがうつになりまして」

映画化され話題になっているけど、

 

ツレの「うつ病そっくり症状に隠れた本当の原因」が

脳脊髄液減少症のこともあるから、

 

その可能性に気づいて

本当の病名と治療法に導いてあげるのも、

「いい夫婦」の証になるんじゃないかな?

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