脳脊髄液が漏れて減ると、脳の周りの脳脊髄液も減るわけだから、
さまざまな悪影響を脳が受けるのは当然。
だけど、脳をいくら調べてみても、
脳血管が詰まっているとか、脳腫瘍とか、
はっきりわからないのが髄液漏れ。
脳脊髄液が漏れて減ると、脳脊髄液減少の画像診断に慣れている脳外科医師が読影すれば、微妙な変化を見抜けるかもしれないけど、
知識も経験もない医師が見たところで、異常に気づけない。
しかし、脳外科医は内科の医師みたいに患者の体の中で、
髄液漏れによって起こっているさまざまな変化を、検査の数値でとらえるのは、苦手なのではないか?と思う。
それに、病院に行ける時は、体調がいいからと、なんとか移動ができる体調の時、
本当に具合が悪くて、運んでくれる人もいない患者は、そういう時は病院に行けない。
だから、病院に行ける状態の時に血液検査や尿検査をしたとしても、
検査の数値に異常がでないんではないか?と思う。
脳脊髄液漏出症学会には、どれだけの内科医が所属しているのか?
脳外科医だけでは、脳脊髄液漏出症、脳脊髄液減少症を完治させる事は難しいかもしれない。
さまざまな科の医師、特に
内分泌代謝科の医師の検査と診断の協力体制は必須だと感じる。