愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

5日「一線を越えている。シリアとアサドに対する私の姿勢は大きく変わった」とトランプ大統領発言から安倍政権はどう対応したか!

2017-04-07 | 中東

NHKを通して垂れ流される武力行使容認情報!

憲法平和主義は限りなく想定外に!

来るべき北朝鮮先制攻撃のための予行演習か!?

安倍政権の対応は限りなくテロを助長している!

ここでも安倍政権退場の声を全国津々浦々に!

憲法平和主義を活かす政権の樹立を!

さもないと国民の命・財産・安全安心は危ない!

官房長官「大量破壊兵器の脅威 東アジアでも起こりうる」

NHK 4月7日 17時55分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940711000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005

菅官房長官は7日午後の記者会見で、「核兵器や化学兵器を含む大量破壊兵器の拡散と使用の脅威はシリアだけの問題ではなく、北朝鮮など東アジアでも起こりうることであり、わが国はアメリカなどと連携して取り組んでいく」と述べました。

また菅官房長官は、記者団が「アメリカ政府から事前に通告はあったのか」と質問したのに対し、「わが国とアメリカの間では、常日頃からさまざまな問題について緊密に連携を取っている。コメントは控えたい」と述べました。

さらに菅官房長官は、記者団が「アメリカによる攻撃が続いた場合、日本が後方支援などを検討することはあるのか」と質問したのに対し、「仮定の質問に答えることは控えるが、わが国の果たす役割はすでに決まっており、化学兵器の被害を二度と起こすことがないように国際社会としっかり連携していくのがわが国の役割だ」と述べました。

一方、菅官房長官は、日ロ関係に与える影響について「日ロ2国間の問題である平和条約締結交渉に直接影響を与えることはない。日本としては、わが国の国益を踏まえて日ロ関係を進めていく考えであり、今回の問題は影響しないと思っている」と述べました。

愛国者の邪論 他国は通告があったことを公表しているのに、安倍政権は隠ぺい!明らかに北朝鮮を意識しています!集団的自衛権行使があります。南スーダンの「日報」問題に対する国民の不信と批判があります。ロシアの支援で大統領になったと言われているトランプ大統領がオバマ大統領と不仲のプーチン大統領が安倍首相と親密であることを計算しての行動であるることは当然です。こうした関係を踏まえれば、安倍政権に事前に「通告」があり、了解を得ていたことは十分あり得ることです。真相は森友学園問題同様闇の中です。

NHK 安倍首相 米政府の決意を支持 4月7日 15時37分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940571000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_009

安倍総理大臣は記者団に対し、アメリカ軍がシリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃したことについて、化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないというアメリカ政府の決意を日本政府として支持する考えを示しました。

政府は、アメリカ軍がシリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃したことを受けて、午後3時すぎから総理大臣官邸で、安倍総理大臣や岸田外務大臣、それに稲田防衛大臣らが出席してNSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開きました。

このあと、安倍総理大臣は記者団に対し、「シリアにおいて再び化学兵器によってなんの罪も無い多くの一般人が犠牲となった。幼い子どもたちも犠牲となった惨状を目の当たりにして国際社会は大きな衝撃を受けている」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「極めて非人道的であり、国連決議にも反する。化学兵器の拡散と使用は絶対に許さないという米国政府の決意を日本政府は支持する。今回の米国の行動は、これ以上の事態の深刻化を防ぐための措置と理解している」と述べました。そして、安倍総理大臣は「東アジアでも大量破壊兵器の脅威は深刻さを増している。その中で、国際秩序の維持と、同盟国と世界の平和と安全に対するトランプ大統領の強い関与を日本は高く評価する。今後、米国をはじめ国際社会と連携しながら、世界の平和と安定のために日本が果たすべき役割をしっかり果たしていく」と述べました。

自民 下村氏「党として政府の方向性を支持」

自民党の下村幹事長代行は党本部で記者団に対し、「安倍総理大臣が、トランプ大統領との信頼関係の中で、アメリカを支持するとコメントしたということであれば、党としては当然、政府の方向性を支持したい。アメリカとロシアとの関係は非常に危惧する部分があるが、政府には、日本とロシアの関係がマイナスにならない視点で対応してほしい北朝鮮に対しては、一定の抑止力になる部分もあるのではないかと考えている」と述べました。 
共産 笠井氏「アメリカ支持 直ちに改めるべき」
共産党の笠井政策委員長は、記者会見で「化学兵器の使用は、人道と国際法に違反する重大で許されない行為だが、国連安全保障理事会の決議もないままに、アメリカが一方的に攻撃を強行したとなると、国連憲章や国際法に反する。そうした中で、安倍総理大臣が『支持する』と言ったことは、極めて重大なことだ。軍事攻撃により、シリア内戦をさらに悪化させることになるし、日本政府や安倍総理自身も、悪化させる側に立つということになるので、そういう態度は直ちに改めるべきだ」と述べました。(引用ここまで)
 
愛国者の邪論 シリアで非人道兵器が使われたとき、安倍政権はどういう対応をしたか!極めてア曖昧な第度でした。当初の発言と今回の安倍首相の発言を見れば、如何にデタラメか、如何に政治利用しているか!浮き彫りです。当初は中東だけが意識されていた!しかし、今回は北朝鮮を意識した発言になっていることを見れば、対米第一主義=従属主義のスタンスが浮き彫りです。
 
産経【シリア情勢】菅義偉官房長官「化学兵器使用なら強く非難」シリア空爆で2017.4.5 18:20

http://www.sankei.com/politics/news/170405/plt1704050047-n1.html

菅義偉官房長官は5日の記者会見で、シリア北部で起きた空爆で化学兵器が使用された疑いがあることについて「事実であれば強く非難したい」と述べた。その上で「関係国による事案の早急な真相究明を期待している。化学兵器の使用はいかなる場合であっても許されるものではない」と強調。「すべての暴力停止に向けて国際社会と連携していきたい」とも語った。(引用ここまで)

TBS 菅官房長官「化学兵器使用なら強く非難」、シリア空爆で 5日20時07分 

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3021794.html

菅官房長官は、シリア北部で化学兵器によるとみられる攻撃で、少なくとも58人が死亡したことを受け、「化学兵器の使用が事実であるとすれば、我が国は強く非難したい」と述べ、早急な真相解明を求めました。

「化学兵器の使用が事実であるとすれば、我が国としては、これを強く非難したいと思います。関係国および機関によるこの事案の早急な真相究明を期待しています」(菅義偉 官房長官) 

また、菅官房長官は「化学兵器はいかなる場合であっても許されるものではない」と強調した上で、「全ての暴力停止に向けて国際社会と連携していきたい」と述べました。(引用ここまで)

武力攻撃は限定的だから安心しろ!

予めシリア攻撃は知らされていたな!?

日ロ・日中・日朝関係を踏まえている!?

シリア アサド政権の軍事施設に 米軍が巡航ミサイルで攻撃

NHK 4月7日 13時58分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940131000.html?utm_int=word_contents_list-items_014&word_result

アメリカのトランプ政権はシリアで化学兵器の使用が疑われる攻撃で多数の死傷者が出たことへの対抗措置として、シリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃しました。シリアの内戦が始まって以降、アメリカがアサド政権への攻撃に踏み切ったのは初めてです。

シリアでは今月4日、北西部イドリブ県の、反政府勢力が支配する町で空爆があり、少なくとも72人が死亡したほか、住民の多くに呼吸困難やけいれんなどの症状がみられ、猛毒のサリンのような神経ガスや塩素ガスなどの化学兵器が使われた疑いが強まっています。
これを受けてトランプ政権は、アサド政権による攻撃だとして6日、対抗措置としてシリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃しました。
トランプ大統領は、滞在先の南部フロリダ州で声明を発表し「シリアの独裁者、アサドが無実の市民に対して化学兵器を使って攻撃を行った。このとても残虐な攻撃でかわいい赤ちゃんたちも無慈悲に殺害された」とと述べました。そのうえで「シリアの空軍基地に対する軍事攻撃を指示した。この攻撃は化学兵器の使用と拡散をやめさせるためアメリカの安全保障上、非常に重要な国益だ」と述べ、シリアへの攻撃に理解を求めました。
アメリカ国防総省によりますと、地中海に展開するアメリカ軍の駆逐艦からシリア軍の飛行場に対して巡航ミサイル59発を発射したということです。
アメリカはシリアで過激派組織IS=イスラミックステートに対して空爆を続けてきましたが、アサド政権への攻撃に踏み切ったのは今回が初めてです。
この攻撃について、シリアの反政府勢力はアサド政権が化学兵器を使ったと強く非難していますが、アサド政権とその後ろ盾のロシアはこれを否定し、双方の主張は真っ向から対立しています。

米国防総省の声明 空軍基地にミサイル発射

アメリカ国防総省の声明によりますと、トランプ大統領の指示を受けて、アメリカ軍が日本時間の7日午前9時40分ごろ、シリアのシャイラート空軍基地に対し巡航ミサイルを発射したということです。
巡航ミサイルは、地中海に展開するアメリカ海軍の駆逐艦「ポーター」と「ロス」の2隻から、シリアの空軍機、燃料や弾薬施設、それにレーダーや防空施設を標的に合わせて59発が発射されたということです。また、シャイラート空軍基地は、化学兵器の貯蔵に使われていたとしていて、アメリカの情報機関はこの基地を離陸した空軍機が化学兵器の攻撃を実施したと判断したとしています。また、空軍基地にいるロシアとシリアの人員が被害を受ける可能性を最小限にするため、アメリカ軍の攻撃について事前にロシア軍に通報したとしています
アメリカ国防総省は、現在、今回の攻撃の結果を調べていますが、現時点では、シャイラート空軍基地にある空軍機や設備に大きな損害を与え、シリア政府による化学兵器の使用能力が低下したとしています。
シリア 反政府勢力「攻撃を歓迎」
アメリカがシリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃したことについて、アサド政権と戦闘を続けるシリアの反政府勢力、シリア国民連合の広報担当者は、フランスのAFP通信の取材に対し、「攻撃を歓迎する。アメリカ政府がアサド政権の空爆能力を無力化させるよう求める」と述べました。
シリア国営通信 化学兵器使用の疑惑自体がねつ造
アメリカのトランプ政権が、シリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃したことについて、シリアの国営通信は「アメリカの侵略行為は、イドリブ県で起きたことをめぐる、多くのテロ支援国によるプロパガンダのあと行われた」と伝え、アサド政権が化学兵器を使ったという疑惑自体が、アメリカなどの反政府勢力の支援国によってねつ造されたものだと強調しました
「空軍基地1か所が攻撃受けた」
シリア国営通信は「きょう7日の明け方に空軍基地1か所がアメリカ軍が発射したミサイルによって攻撃を受け、被害が出た」と伝えました。また、ロイター通信によりますと、シリアの国営テレビは、シリア軍関係者の話として「アメリカによるミサイル攻撃によって、シャイラート空軍基地に損害が出ている」と伝えています。一方、ロイター通信は、アメリカ国防総省の話として「アメリカが標的にしたのは、ロシアが駐留しているとされている場所ではない」と伝えています。
岸田外相「事実関係の確認に全力」
岸田外務大臣は衆議院の外務委員会で「情報は承知しており、現在、わが国としても事実関係の確認に全力で取り組んでいる。シリアについては、化学兵器が使われたのではないかという事案が発生した後、安全保障理事会で議論が行わていたところであり、日本としても、まずは安保理の場で、国際社会の対応、議論にしっかり貢献していかなければならないと考えている。国連の場などを通じて情報収集、分析に努めたい」と述べました。
また、岸田外務大臣は7日正午すぎ、外務省で記者団に対し、「わが国としては、まず事実関係の確認と調査を進めている。事実関係を確認したうえで、日本政府としての考えを明らかにしなければならない」と述べました。
また、記者団が「アメリカの対応を支持するのか」と質問したのに対し、岸田大臣は「日米間で意思疎通は緊密に行っているが、詳細は控える」と述べました。
外務省の杉山事務次官は7日午後1時半ごろ総理大臣官邸を出る際、記者団が「安倍総理大臣に状況説明を行ったのか」と質問したのに対し、「そうだ。谷内国家安全保障局長を中心に、外務省、防衛省などから」と答えました。また記者団が、「日本政府の対応はちかぢか発表するのか」と質問したのに対し、「そう遠くない将来、明らかにする」と述べました。
自民 高村氏「レッドライン越えたと判断し攻撃したか」
自民党の高村副総裁は、党本部で記者団に対し「トランプ大統領としては、化学兵器を使用したという確証を得て、『レッドライン』を越えたと判断し、攻撃したのだろう。オバマ政権で、現実に化学兵器を使用しても何もしなかったことが、アサド政権を増長させた面があった。アサド政権や、過激派組織IS=イスラミックステート、それに、世界の『ならず者国家』に対しても、一定の抑制効果があればいい。北朝鮮が、『シリアがやられたのは、核やミサイルを持っていないからだ』と間違った考えをしないよう願いたい」と述べました。
そして、高村氏は「日本としては、アメリカとロシアの関係をよく見ていく必要がある。政府は、世界全体への影響などを十分検討して対応を決めてもらいたいが、最低でも、『今回のトランプ政権の判断を理解する』ということになるのではないか」と述べました。
少なくとも2種類の化学兵器使用か
シリア北西部イドリブ県では、4日、反政府勢力の支配地域が空爆を受け、子どもを含む少なくとも72人が死亡し、数百人が病院で手当てを受けています。現地で活動する国際NGO国境なき医師団は、患者の症状から、少なくとも2種類の化学兵器が使用された疑いがあるとしています。
現地の病院に医療チームを派遣している国際NGO、「国境なき医師団」は5日、声明を出し、治療した患者から瞳孔の収縮や筋肉のけいれんなど猛毒のサリンのような神経ガスに特徴的な症状が見られたと明らかにしています。
さらに、別の病院に運ばれたほかの患者からは、塩素にさらされた可能性があることを示す漂白剤のような臭いが確認されたということで、少なくとも2つの種類の化学兵器が使われた疑いがあるという見方を示しました。
この攻撃について、シリアの反政府勢力はアサド政権が化学兵器を使ったと強く非難していますが、アサド政権はこれを否定し、双方の主張は真っ向から対立しています。WHO=世界保健機関は、専門家チームを派遣し、犠牲者の検視に立ち合うなどして攻撃に使われた物質を特定する調査に乗り出しました。また、国連安全保障理事会は、5日、緊急会合を開き、欧米各国は、攻撃を行ったのは、アサド政権だと厳しく非難しましたが、ロシアは真っ向から対立したため、真相究明を求める欧米が共同で提出した決議案は採決が見送られています。アサド政権は4年前、国内の化学兵器の廃棄に応じましたが、その際、廃棄の対象とはならなかった塩素ガスなどによる攻撃を続けていると国連などから指摘されていました。
トランプ氏 急速にアサド政権への強硬発言
アメリカのトランプ大統領は、シリアで化学兵器が使われた疑いが強まっていることをめぐり、ここ数日急速にアサド政権に対する強硬な発言が目立つようになっていました。
このうち5日には、「罪もない市民に対する化学兵器を使った攻撃は恐ろしいことでこのようなアサド政権による凶行は許容されてはならない」と述べて厳しく非難しました。そのうえで許容できない一線、いわゆるレッドラインを越えたのかという質問に対し「私にとっては『レッドライン』の域を越え、いくつもの線を越えている」と述べて何らかの行動を取る可能性を示唆していました。
さらに、トランプ大統領は、6日南部フロリダ州に向かう飛行機の中で同行の記者団に対して「アサド大統領がまだシリアで取りしきっている。何かが起きるべきだ」と述べ何らかの対抗措置が必要だという考えを示し、強硬な姿勢を示していました。
プーチン政権はアサド政権の政府軍を支援
シリアのアサド政権を擁護してきたロシアのプーチン政権は、2013年、アメリカのオバマ前政権が、シリアのアサド政権が化学兵器を使ったとしてシリアへの軍事行動に踏み切ろうとした際、シリアの化学兵器を国際管理下に置く提案を行い、アメリカ軍による軍事行動を断念させました。

ロシアは、おととし9月からアサド政権からの要請を受け、シリアを拠点とする過激派組織IS=イスラミックステートをせん滅するとして、シリアでアサド政権の政府軍を支援して軍事作戦に踏み切りました。

今回、シリア北西部で化学兵器が使われたと見られることについて、ロシア国防省は、ロシア軍の関与を否定したうえで、化学兵器は反政府勢力のものだとの見方を示していました。

これまでロシア軍が軍事行動を続けてきたシリアで反政府勢力を支援するアメリカが軍事行動に踏み切ったとことでアメリカとロシアの間でシリア問題をめぐる対立が一層先鋭化することが予想され代理戦争になるおそれも懸念されます。(引用ここまで)
 

外相 米軍ミサイル攻撃「事実確認のうえで政府の考えを」

NHK 4月7日 13時21分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940401000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_015

岸田外務大臣は7日正午すぎ、外務省で記者団に対し「わが国としては、まず事実関係の確認、調査を進めている段階だ。事実関係を確認したうえで、日本政府としての考えを明らかにしなければならない」と述べました。

また記者団が、日本政府への事前通告の有無やアメリカから支持を求められているかについて質問したのに対し、岸田大臣は「日米間では平素から緊密な意思疎通を図っているが、詳細は控える」と述べました。さらに岸田大臣は、国連での日本政府の対応について「化学兵器が使われたのではないかという段階から、国連安保理でシリア問題をめぐり、さまざまな決議の採択に向けてやり取りを行っている。わが国も、理事国の1国なので、こうした議論に貢献しなければならない。また、こうした場を通じても情報収集、分析に努めたい」と述べました。一方、岸田大臣は、北朝鮮をめぐる対応への影響について「シリアの状況と北朝鮮の状況は全く異なっている。米国の対応で、北朝鮮についてはあらゆるオプションがそ上に上っていて、政策の見直しが行われていることは承知しているが、だからこそ、日米間の政策のすり合わせが重要だ。引き続きしっかりと意思疎通を図っていく」と述べました。(引用ここまで)

米 シリアの化学兵器疑惑でアサド政権に対抗措置検討

NHK 4月7日 6時04分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010939941000.html?utm_int=detail_contents_news-related-auto_003

アメリカのティラーソン国務長官は、シリアで化学兵器の使用が疑われる攻撃によって多数の死傷者が出たことについて、アサド政権によるものだとしたうえで、「重大な措置が必要だ」と述べ、トランプ政権として対抗措置を検討していることを明らかにしました。アメリカの複数のメディアは、アサド政権に対する空爆が選択肢として検討されていると伝えています。

アメリカのティラーソン国務長官6日、記者会見を行い、シリアで化学兵器の使用が疑われる攻撃によって多数の死傷者が出たことについて、アサド政権による攻撃だったという見方を改めて示しました。そのうえで、「これは深刻な事態で、重大な措置が必要だ」と述べ、トランプ政権として対抗措置を検討していることを明らかにしました。
これについて、アメリカの複数のメディアは、アサド政権の軍事施設に対する空爆などが選択肢として検討されていて、トランプ大統領がマティス国防長官から説明を受ける見通しだと伝える一方、まだ対応の決定には至っていないとしています
また、ティラーソン長官は、「アサド大統領にシリアを統治する資格はなく、ロシアは政権を支え続けるか慎重に考えることが重要だ」と述べ、アサド政権を支援するロシアに対し、関与を見直すよう求めました。
この問題で、トランプ大統領5日、「一線を越えている。シリアとアサドに対する私の姿勢は大きく変わった」と述べて、アサド政権に対し、より厳しい姿勢で臨む構えを示しています。

プーチン大統領「根拠ない非難は受け入れられない」

一方、ロシア大統領府によりますとプーチン大統領は6日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話で会談し、シリアの反政府勢力や欧米諸国が、アサド政権が化学兵器を使用したと非難していることについて、「入念で公平な国際的な調査も行われておらず、根拠のない非難は受け入れられない」と述べ、強く反発しました。アサド政権への軍事支援を行っているロシアは、「反政府勢力が化学兵器を保管している倉庫を、シリア軍が空爆しただけだ」などと主張していて、欧米などの主張とは真っ向から対立しています。
トルコ 対抗措置とれば支援の考え
アサド政権に対し、アメリカのトランプ政権が対抗措置を検討していることについて、アサド政権の退陣を強く求めてきたトルコのエルドアン大統領は6日、地元テレビのインタビューで、トランプ政権の姿勢を歓迎したうえで、「発言が実行されないままであってはならない。行動が起こされれば、われわれも役割を果たす用意がある」と述べ、アメリカが対抗措置をとれば、トルコとして支援する考えを示しました。また、アサド政権を支援するロシアが政権側の関与を否定していることについて「悲しむべきことだ」と述べ、ロシアに姿勢を改めるよう求めました。
米国務長官とロシア外相が協議の予定
ティラーソン長官は今月12日、就任後初めてロシアを訪れ、ラブロフ外相と会談する予定で、シリアでの化学兵器の使用が疑われる攻撃についても協議する予定です。
訪問に先立ち、6日国務省の高官は「両国の関係がどれくらいのスピードで、どの方向に向かうかは、ティラーソン長官がモスクワでロシア側から聞く話次第だ」と述べ、ロシアがアサド政権の支援に固執すれば、米ロ関係の改善を模索する動きに影響が出るという見方を示し、ロシアをけん制しました。また、この高官は、ティラーソン長官が5日、ラブロフ外相と今回の攻撃をめぐり電話で会談し、ロシア側に分析の提供などを求めたことを明らかにしました。(引用ここまで)

トランプ政権は世界の警察官・裁判官か!非人道兵器使用には国連憲章と国際法、世界の世論で抑止廃棄することだが、どこもかしこも曖昧な態度だ!

2017-04-07 | 中東

国際法違反の非人道兵器使用には

国際法違反の「先制攻撃」で対応するか?!

北朝鮮先制攻撃の時に使われる論理だな!

国連憲章を活かす国際社会の世論と運動だな!

「軍事抑止力安全神話」論を克服する世論と運動だな!

犠牲者はいつも無辜の民!

攻撃を命じたトランプ大統領の声明 全文  4月7日 14時42分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940461000.html?utm_int=news_contents_news-main_002

アメリカのトランプ大統領がシリアへの攻撃を命じたあと出した声明の全文です。

アメリカ国民の皆さん、シリアの独裁者アサドが火曜日、おそろしい神経ガスの化学兵器を使って罪のない市民を攻撃した。アサドは無力な男性、女性、子どもの息の根をとめた。多くの人が時間をかけて残虐に殺された。この非常に野蛮な攻撃によってかわいい赤ちゃんたちさえ残酷に殺害された。どんな子どももこのような恐怖によって苦しむべきではない。

化学兵器による攻撃を実施したシリアの飛行場を標的とした軍事攻撃を、今夜、命令した。化学兵器の使用と拡散を防ぐことはアメリカの安全保障上の重要な利益だ。

シリアが化学兵器禁止条約の義務に違反し、国連安全保障理事会の求めを無視して禁止された化学兵器を使ったことには議論の余地がない。アサドの行動を変えさせるための何年にもわたるこれまでの取り組みは大きな失敗に終わった。その結果、難民危機は深まり、地域の不安定な状況は続き、アメリカや同盟国の脅威となっている。

私は今夜、シリアでの虐殺と流血の事態とあらゆるテロ行為を終わらせるため、すべての文明国に協力を求める。われわれは非常に問題の多い世界の難局に直面している。傷つき亡くなった人たちに祈りをささげ、アメリカが正義の側にいるかぎり、最後には平和と調和が勝利することを望む。おやすみなさい、そしてアメリカと全世界に神の恵みを。ありがとう。(引用ここまで)

ロシア外相「米の攻撃はこじつけに基づいた侵略行為」

NHK  4月7日 19時15分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940891000.html?utm_int=detail_contents_news-related-manual_002

アメリカがシリアのアサド政権への攻撃に踏み切ったことについて、ロシアのラブロフ外相は7日、滞在先のウズベキスタンの首都タシケントで行われた会見で「今回の攻撃は、完全にこじつけに基づいた侵略行為だ」と述べて、アメリカの攻撃を厳しく非難しました。

また、ラブロフ外相は「今回の攻撃は、アメリカやイギリスが同盟国とともに、国連安全保障理事会の承認無く、国際法に違反してイラクに侵攻した2003年の状況を思い起こさせる」と述べて、当時のイラクのフセイン政権が大量破壊兵器を保有しているとするという情報をもとにアメリカが攻撃を始めたイラク戦争を例に挙げて、アサド政権への攻撃には明確な根拠がなく、国際法違反だと指摘しました。

そのうえでラブロフ外相は「アメリカにはなぜ攻撃に踏み切ったのか説明を求める」と述べたうえで、米ロ関係について「すでにひどい状況にある米ロ関係をさらに傷つけることになり、今回の挑発が戻ることの出来ない結果を引き起こさないことを願う」と述べました。

一方、「ロシア人の犠牲者はいないとみられる」と述べて、シリアにいるロシア軍の関係者に被害は出ていないとの見方を明らかにしました。(引用ここまで)

米軍がシリア アサド政権へミサイル攻撃 ロシアは強く反発

NHK  4月7日 18時42分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940551000.html?utm_int=detail_contents_news-related-manual_001

アメリカのトランプ政権はシリアのアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、対抗措置として、アサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃しました。これに対して、アサド政権とそれを支援するロシアは強く反発していて、シリア情勢の混迷がさらに深まる可能性も出ています。

アメリカ国防総省は、地中海に展開するアメリカ軍の駆逐艦2隻から現地時間の7日午前4時40分ごろ日本時間の7日午前9時40分ごろ、巡航ミサイル「トマホーク」59発を発射し、シリア中部のシャイラート空軍基地を攻撃したことを明らかにしました。

シリアでは今月4日、北西部イドリブ県の反政府勢力が支配する町が空爆を受け少なくとも72人が死亡し、猛毒のサリンなどの化学兵器が使われた疑いが強まっています。

トランプ大統領は6日、滞在先の南部フロリダ州で声明を発表し、「シリアの独裁者アサドがおそろしい神経ガスの化学兵器を使って罪のない市民を攻撃した」とアサド政権が化学兵器を使用したと断定したうえで、「化学兵器の使用と拡散を防ぐことはアメリカの安全保障上の重要な利益だ」として、対抗措置として攻撃に踏み切ったことを明らかにしました。国防総省は、化学兵器を使った攻撃にはシャイラート空軍基地から飛び立った航空機が関わっていたとしています。

シリアで内戦が始まってからアメリカは過激派組織IS=イスラミックステートに対して空爆を続けてきましたが、アサド政権を攻撃したのは今回が初めてです。

これに対してシリア政府軍は7日、国営テレビを通じて声明を発表し、攻撃で6人が死亡したことを明らかにしたうえで「露骨な侵略行為だ」とアメリカの軍事行動を強く非難しました。
また、アサド政権を支援するロシアの大統領府のペスコフ報道官は、「プーチン大統領は今回の攻撃について、主権国家への侵略行為で、国際法違反だと考えている」と述べ、プーチン大統領が強く反発していることを明らかにしました。

アメリカは、今回の攻撃についてロシアには事前に通告したとしていますが、ロシアはシリアとともに強く反発しており、シリア情勢の混迷がさらに深まる可能性も出ています。

シャイラート空軍基地とは

アメリカ軍が攻撃したシャイラート空軍基地は、シリア中部の都市ホムスから南東におよそ25キロ離れた位置にあります。アメリカメディアは、このシャイラート空軍基地は、化学兵器の使用が疑われる攻撃に関わった戦闘機が離陸した基地だと伝えています。また、内戦の情報を集めているシリア人権監視団によりますと、シャイラート空軍基地はシリアで2番目に大きな基地とみられ、ロシア製の戦闘機などが配備されているということです
シリア政府軍「6人死亡 露骨な侵略行為だ」
シリア政府軍は7日、国営テレビを通じて声明を発表し、攻撃で6人が死亡したことを明らかにしたうえで「露骨な侵略行為だ」とアメリカの軍事行動を強く非難しました。この中で政府軍は、空軍基地の1つがアメリカ軍による攻撃を受け、6人が死亡し、多くのけが人が出ているほか、施設に大きな損害が出たことを明らかにしました。そのうえでアメリカ軍の軍事行動を「露骨な侵略行為だ」と非難し、アメリカは、政権側が戦う過激派組織IS=イスラミックステートやアルカイダ系のイスラム過激派などのテロ組織の側についたと主張しました。そして、今後もテロ組織の壊滅に向けた作戦を続け、シリア全土の平和と安全を取り戻すと強調しました。
ロシア報道官 プーチン大統領は強く反発
ロシア大統領府のペスコフ報道官は記者団に対し、「プーチン大統領は今回の攻撃について、主権国家への侵略行為で、国際法違反だと考えている」と述べ、プーチン大統領が強く反発していることを明らかにしました。そのうえでペスコフ報道官は、プーチン大統領の考えとして「こうした行為は、すでにひどい状態にある米ロ関係に重大な損害をもたらすことになる」と指摘しました。さらにペスコフ報道官は「シリア軍は化学兵器を所有していない。武装勢力が化学兵器を使用したという事実を全く無視することは、状況を一層難しいものにするだけだ」と述べ、アメリカがアサド政権が化学兵器を所有しているという証拠がないまま、空爆に踏み切ったとして批判しました。
また、ロシア外務省は声明を発表しました。この中で「アメリカは詳しい状況を把握しないまま、国際テロリズムと戦っている国に対して武力を誇示した」として、アメリカは、アサド政権が化学兵器を使用したという根拠がないまま攻撃に踏み切ったと批判しました。そのうえで「アメリカはこれまでも考え足らずの方法で国際問題を複雑にし、国際的な安全保障に脅威を作り上げている」として、アメリカがかつてイラクやリビアに軍事介入を行って政権を崩壊させ、この地域のイスラム過激派の台頭を許してきたと指摘しました。さらに「今回の攻撃は主権国家シリアへの明確な侵略行為で、米ロ関係を一段と破壊するものだ。ロシアは、合法的なシリア政府に対する不法行為を決して容認することはできない」として、米ロ関係のさらなる悪化は避けられないとしています。また、ロシア外務省は、シリアでの軍事作戦に関して、偶発的な衝突を防ぐため、アメリカとの間で結んでいる覚書の履行を一時的に停止することを明らかにしました。
イラン「テロリストを利する行動」と非難
イランの外務省は7日、声明を発表し「化学兵器が使われた疑いを一方的な軍事行動の口実とすることは危険で破壊的、そして国際法に違反する。このような行動は、シリア国内のテロリストを利するもので、シリア情勢の複雑化を招くことになる」などとして、アメリカを強く非難しました。内戦が続くシリアで、イランはロシアとともにアサド政権を支援していて、精鋭部隊の革命防衛隊の幹部らを軍事顧問などとして派遣しています。
シリアの反政府勢力 アメリカの攻撃全面支持
反政府勢力の主要グループ、「最高交渉委員会」の幹部のジョージ・サブラ氏はNHKの電話取材に対し、「アサド政権によって行われてきた犯罪を止めるための前向きな一歩だ。同盟国のイランやロシアに対しても、シリアでやりたいことが何でもできるわけではないということを示すメッセージになると思う」と述べ、アメリカの攻撃を全面的に支持する姿勢を示しました。
トルコ「アサド政権は罰せられるべき」と歓迎
アメリカとともにアサド政権の退陣を強く求めているトルコのクルトゥルムシュ副首相は、地元のテレビ局に対し「アメリカ軍の基地に対する攻撃は重要で意味のあるものだ。アサド政権は完全に罰せられるべきだ」と述べて歓迎しました。そのうえで、今回の対抗措置がアサド政権の野蛮な行為を止め、和平プロセスの加速につながるよう期待を示しました。
サウジアラビア「トランプ大統領の決断評価」
中東のサウジアラビアは7日、国営通信を通じて攻撃を全面的に支持する声明を発表しました。声明は外務省の高官による見解だとしたうえで「サウジアラビアはシリアの軍事的な拠点に対するアメリカの軍事作戦を全面的に支持する。攻撃は、シリアの政権が多くの罪のない市民を殺害した化学兵器を使用したことに応じたもので、アメリカのトランプ大統領の勇気ある決断を評価する」としています。サウジアラビアはイランなどが支援するアサド政権と対立し、アメリカとともにシリアの反政府勢力に対する支援を続けています。
イスラエル「米大統領は明確なメッセージ送った」
アメリカの同盟国でシリアと国境を接するイスラエルの首相府は攻撃を歓迎する声明を発表しました。声明で首相府は「トランプ大統領はきょう、その言葉と行動で化学兵器の使用と拡散は容認しないという強く明確なメッセージを送った。イスラエルはトランプ大統領の決断を完全に支持する」としています。そのうえで「アサド政権の恐るべき行為に対する決意あるメッセージがダマスカスだけでなく、テヘランやピョンヤンにも響き渡ることを望む」としており、今回の攻撃がシリアを支援するイランや、ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮のけん制につながることに期待感を示しました。また、イスラエルのメディアは、政府高官の話として今回の攻撃は事前にイスラエルに通告されていたと報じています。
独仏首脳が声明「すべての責任はアサド政権に」
ドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領は7日、電話で協議したあと共同で声明を発表しました。この中で両首脳は「こうした事態を招いたすべての責任はアサド政権にある」として、アサド政権を非難するとともにアメリカの攻撃に理解を示しました。そのうえで「フランスとドイツは国際社会のほかのパートナーとともに国連の枠組みの中でアサド大統領の責任を追及する努力を続けていく」として、あくまでも国際法に基づいてアサド政権の責任を追及していく姿勢を強調しました。

フランスのオランド大統領は7日、フランス南部で演説し、アメリカ側から事前に通知があったとしたうえで、「アサド政権が化学兵器を使ったのは今回が初めてではない。アメリカ軍の攻撃はアサド政権への回答だと受け止めている」と述べ、攻撃を支持する姿勢を示しました。そしてこれ以上の化学兵器の使用を避けるためにも、国連の枠組みの中でアサド政権の責任を追及し、政権移行に向けてドイツなどとともに協議を進めるよう努める考えを示しました
また、来週、イタリアで開かれるG7=主要7か国外相会合の議長を務めるアルファノ外相は7日、声明を出し「アメリカ軍の行動は化学兵器の使用という受け入れがたい罪への対処として、またアサド政権による将来の化学兵器の使用を抑止するものとして、適切な対応だ」と述べ、支持する姿勢を示しました。
イギリス首相報道官「野蛮な攻撃への対処として適切」
イギリスの首相報道官は声明を出し「シリアの政権が行った化学兵器による野蛮な攻撃への対処としては適切であり、将来の使用を抑止するものだ。イギリス政府は全面的に支持する」と述べました。
オーストラリア首相 アメリカの攻撃を全面支持
アメリカがシリア国内にあるアサド政権の軍事施設を巡航ミサイルで攻撃したことについて、アメリカの同盟国、オーストラリアのターンブル首相は声明を発表し「どんな状況であれ、化学兵器の使用は戦争犯罪だ。迅速な対抗措置はアサド政権へのメッセージだ」として、攻撃を全面的に支持しました。また、ターンブル首相は、今回の攻撃にはオーストラリアは直接、関与していないものの、アメリカから事前に連絡を受けていたことを明らかにし、今後もシリア情勢でアメリカと緊密に連携する考えを強調しました。
中国外務省 調査待たずに攻撃したアメリカを批判
中国外務省の華春瑩報道官は7日の記者会見で、「このほどシリアで起きた化学兵器を使った攻撃を強く非難する」としたうえで、「国連の関係機関が今回の事件を独立した立場で全面的に調査し明確な証拠をもって、歴史的な検証に耐えられる結論を導き出すことを支持する」と述べ、アメリカが国連による調査を待たずに攻撃に踏み切ったことを間接的に批判しました。そのうえで華報道官は「当面、急務なのは、事態をこれ以上悪化させず、やっと手に入れた政治的解決のプロセスを維持することだ」と述べ、アメリカなど関係国に自制を呼びかけました。
アサド政権の化学兵器使用 たびたび取り沙汰
内戦が続くシリアでは、アサド政権による化学兵器の使用がたびたび取り沙汰されてきました。
アメリカのオバマ前大統領は、アサド政権が化学兵器を使用した場合には「一線を越えた」と見なし、対シリア政策を大きく転換すると警告していましたが、その後も北部のアレッポなど反政府勢力の支配地域で化学兵器を使ったと見られる攻撃が相次ぎました。
2013年8月には、国連の調査団が化学兵器をめぐる調査のためシリア入りしているさなかに、ダマスカス郊外の反政府勢力の支配地域で化学兵器を使ったと見られる大規模な攻撃があり、数百人が死亡したとされています。
当時アサド政権は反政府勢力による自作自演だと主張しましたが、アメリカは政権側による攻撃だと断定し軍事行動に踏み切る構えを見せます。また、フランスは、アメリカに同調して軍事行動への参加を決める一方で、イギリスは議会の反対を理由に軍事行動に参加しない意向を表明しました。
これに対してロシアは政権側の主張を擁護したうえで、シリアが保有するすべての化学兵器の破棄を提案。アメリカとロシアは、国連とOPCW=化学兵器禁止機関の監視のもとでシリアの化学兵器を廃棄することで合意し、アメリカの軍事行動はぎりぎりのところで回避されました。その後、国連とOPCWは、すべての化学兵器をシリア国外に運び出し、去年1月、廃棄が完了したと発表します。
ところが、シリアではその後も反政府勢力が支配していたアレッポなどへの攻撃で、有毒の塩素ガスなどが使われた疑いがたびたび報告され、誰がこうした攻撃を続けているのか、国連が調査に乗り出します。
国連は去年8月になって報告書をまとめ、2014年の4月と2015年の3月にはシリアの空軍が有毒ガスを使った攻撃を行い、2015年の4月には過激派組織IS=イスラミックステートが化学兵器の一種のマスタードガスを使用したと、結論づけました。
これについて当時のアメリカのパワー国連大使は、「長い間疑われてきたアサド政権による化学兵器の使用が初めて裏付けられた」として政権を改めて非難したのに対し、シリアのジャファリ国連大使は「報告書は証拠に欠けており結論とは言えない」と反論しました。
こうした中、今回再び化学兵器を使ったと見られる大規模な攻撃が行われたことで、アメリカやロシアをはじめとする国際社会がどのような対応を取るのかが、焦点となっていました。
米連邦議会議員には賛否
連邦議会の議員からは、攻撃を支持する声が上がる一方、議会と緊密に連携を取るよう求める意見が出ています。
与党・共和党の重鎮、マケイン上院議員は、グラハム上院議員と共同で声明を発表し「最高司令官であるトランプ大統領の指示の下、アメリカ軍は、ロシアのプーチン大統領の支援を受けたアサド政権が、無実のシリア人を化学兵器で虐殺するのを黙って見ていることはしないという重要なメッセージを送った」としています。そのうえで「トランプ政権はオバマ前政権と違い、極めて重要な時期に行動を起こした」として攻撃を支持しています。
また、野党・民主党の上院トップ、シューマー院内総務は声明を発表し「アサド大統領に、卑劣で残虐な行為をすればその代償を払わないといけないということを知らしめるのは、正しいことだ」として、攻撃を評価しました。そのうえで「トランプ政権には、戦略を立て、それを実行する前に議会の意見を聞く必要がある」として、今後、議会と緊密に連携をとるよう求めました。
一方、共和党のポール上院議員はツイッターに「トランプ大統領が軍事行動を起こすためには、憲法で定められているように議会の承認を得る必要がある。アメリカがこれまでにこの地域に介入した結果、アメリカの安全が高まったことはなく、今回も同じ結果になるだろう」と投稿し、攻撃に批判的な考えを示しています。(引用ここまで) 

非人道兵器が使われているシリア内戦は中東における米ロ代理戦争!非暴力非軍事・民族自決主義尊重を貫け!

2017-04-07 | 中東

国際法違反の侵略戦争の負の遺産を総括せず

破たんずみの米国第一主義に固執するならば

中東・世界はいっそうどの沼に!

米国は世界の警察官・裁判官ではない!

トランプ政権破たんの米国国民の動向だな!

トランプ大統領が声明「独裁者アサドが罪のない市民を攻撃」

NHK  4月7日 12時39分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170407/k10010940191000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_019

アメリカのトランプ大統領はシリアへの攻撃を命じたあと声明を出し、「シリアの独裁者アサドが恐ろしい化学兵器で罪のない市民を攻撃した。化学兵器の使用と拡散を防ぐことはアメリカの安全保障上の重要な利益だ」と述べ、アサド政権を非難するとともに今回の攻撃の意義を強調しました。

この中で、トランプ大統領は「シリアの独裁者アサドが恐ろしい化学兵器を使って罪のない市民を攻撃した。この非常に野蛮な攻撃によって、かわいい赤ちゃんたちさえ残酷に殺害された。どんな子どももこのような恐怖を味わうべきではない」と述べ、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとして非難しました。

そのうえで、トランプ大統領は「化学兵器による攻撃を実施したシリアの飛行場を標的とした軍事攻撃を、今夜、命令した。化学兵器の使用と拡散を防ぐことはアメリカの安全保障上の重要な利益だ」と述べ、今回の攻撃の意義を強調しました。

また、トランプ大統領は「シリアが化学兵器禁止条約の義務に違反し、国連安全保障理事会の求めを無視して、禁止された化学兵器を使ったことには議論の余地がない。アサドの行動を変えさせるための何年にもわたるこれまでの取り組みは大きな失敗に終わった。その結果、難民危機は深まり、地域の不安定な状況は続き、アメリカや同盟国の脅威となっている」と述べました。

そして、トランプ大統領は「私はシリアでの虐殺と流血の事態とあらゆるテロ行為を終わらせるため、すべての文明国に協力を求める。傷つき亡くなった人たちに祈りをささげ、アメリカが正義の側にいるかぎり、最後には、平和と調和が勝利することを望む」と述べました。

米国務長官「断固たる態度を示した」

アメリカのティラーソン国務長官は、6日、南部フロリダ州で記者会見を行いました。この中で、ティラーソン長官はシリアへの攻撃について、「トランプ大統領は、恥ずべき行為に対して断固たる態度を示した」と述べました。そのうえで、攻撃に先立ってトランプ大統領は、アサド政権の後ろ盾となっているロシアのプーチン大統領とは連絡を取っていないことを明らかにしました。そして、シリアでの化学兵器の使用が疑われる攻撃について、猛毒のサリンが使われた可能性が高いとの見方も示しました。
 
トランプ大統領 アサド政権に厳しい姿勢で臨む構え
NHK  4月6日 5時08分

アメリカのトランプ大統領は、シリアで化学兵器が使われた疑いが強まっていることについて、アサド政権による攻撃だと厳しく非難したうえで「アサド氏に対する私の姿勢は大きく変わった」と述べて、今後、より厳しい姿勢で臨む構えを示しました。

トランプ大統領は5日、記者会見で、シリアで化学兵器が使われた疑いが強まっていることについて、「罪もない市民に対する化学兵器を使った攻撃は恐ろしいことで、このようなアサド政権による凶行は許容されてはならない」と述べて、アサド政権による攻撃だという見方を示して厳しく非難しました。

そのうえで許容できない一線、いわゆる『レッドライン』を越えたのかという質問に対し「私にとっては『レッドライン』の域を越え、いくつもの線を越えている」と述べました。そして「子どもたちに対する攻撃に私は大きな衝撃を受けた。シリアとアサド氏に対する私の姿勢は大きく変わった」と述べて、今後、アサド政権に対しより厳しい姿勢で臨む構えを示しました。

ただトランプ政権としてシリアの内戦にどう関与するのかについては、「私が何をするかは言いたくない」と述べ、オバマ前政権と同様にアサド大統領に退陣を迫るのかなど具体的な政策は明らかにしませんでした。(引用ここまで)

シリア 2種類以上の化学兵器使用か 国境なき医師団

シリア北西部イドリブ県で4日、反政府勢力が支配する町が空爆され、子どもを含む少なくとも72人が死亡したほか、数百人が病院で手当てを受けています。
この攻撃について、シリアの反政府勢力はアサド政権が化学兵器を使ったと強く非難していますが、アサド政権はこれを否定し、双方の主張は真っ向から対立しています。

現地の病院に医療チームを派遣している国際NGO「国境なき医師団」は5日、声明を出し、治療した患者から、瞳孔の収縮や筋肉のけいれんなど、猛毒のサリンのような神経ガスに特徴的な症状が見られたと明らかにしました。
さらに、別の病院に運ばれたほかの患者からは、塩素にさらされた可能性があることを示す漂白剤のような臭いが確認されたということで、少なくとも2つの種類の化学兵器が使われた疑いがあるという見方を示しました。

アサド政権は4年前、国内の化学兵器の廃棄に応じましたが、その際、廃棄の対象とはならなかった塩素ガスなどによる攻撃を続けていると国連などから指摘されていました。(引用ここまで)

米 アサド大統領の退陣求めてきたシリア政策方針転換か

NHK 4月1日 6時39分

内戦が続くシリアのアサド大統領の処遇について、アメリカ、ホワイトハウスの報道官は「政治的な現実を受け入れなければならない」と述べ、アサド大統領の退陣を強く求めてきたオバマ前政権のシリア政策から方針を転換した可能性があると受け止められています。

シリアでは6年前に民主化を求めるデモが拡大して、アサド政権と反政府勢力の間の内戦へと発展しましたが、最近ではロシア軍の支援を受けるアサド政権が、北部の主要都市アレッポを完全制圧するなど軍事的に優位に立っています。

ホワイトハウスのスパイサー報道官は31日、記者会見で「アサド大統領については、政治的な現実を受け入れなければならない。今は過激派組織IS=イスラミックステートを倒すことに集中する必要がある」と述べました。

これに先立ち、30日にはアメリカのヘイリー国連大使がメディアのインタビューに対し、アサド大統領の退陣は優先課題ではないという考えを示したほか

ティラーソン国務長官も「シリア国民が決めることだ」と発言していました。

前のオバマ政権はシリア内戦の終結に向けては、アサド大統領の退陣が欠かせないと強く求めてきましたが、トランプ政権はロシアとの協力も模索しており、一連の発言はシリア政策を転換した可能性を示したものと受け止められています。(引用ここまで)

 シリアで化学兵器、毒ガス兵器使用か 死者1300人に上る

 そろそろアメリカがシリア攻撃か?

化学兵器を使っているのでは? 2013年8月28日

https://www.youtube.com/watch?v=-QFWisMyceE

 どうなる?シリア 化学兵器はなくせるか

2013年09月21日放送

http://www.nhk.or.jp/fukayomi/maru/2013/130921.html

オバマ政権:シリアの化学兵器使用の証拠提出を拒否

ROCKWAY EXPRESS  2013/09/10 (Tue)

シリアで米自作自演の化学兵器使用が迫っている?

オバマの 「 シリア・レッドライン 」
化学兵器使用で米軍直接介入
シリア反政府軍はアメリカの正規軍だった!?
シリアから始まる玉突き戦争って。。。。

nueq lab  2012年 10月 03日

http://nueq.exblog.jp/19104046/

オバマ米大統領、シリアの化学兵器使用に対し警告

  記者:YIFEI ZHANG、翻訳:神吉ナイト真由
on 2012年8月22日 12時15分 更新

コピペ満載の追悼文を読んだ安倍首相だからこそ起こった今村復興大臣の自己責任発言!ここでも安倍詭弁内閣の本領発揮!退場の理由ここでも浮き彫り!

2017-04-07 | 東日本大震災

日ごとに浮き彫りになる安倍詭弁内閣の実態!

ますます浮き彫りになる政権交代の必然性!

後は国民が韓国国民のように立ち上がるだけだ!

東日本大震災追悼式の式辞に原発に触れなかったのは何故か!テレビ・新聞は本人を糾せ!やっぱり甘い!甘やかしの典型!(2017-03-15 | ゲンパツ)

被災地と国民を愚弄するコピペ満載の安倍首相の東日本大震災追悼式の追悼文!今年は原発をスルー!好きな言葉は御霊・キョージン!秋篠宮さんアッパレ!
(2017-03-11 | 
東日本大震災)

放射能汚染・風化幻想・こどものいじめなどをみれば

安倍首相の言葉の軽さ・偽善浮き彫り会見を使えば

今村復興大臣の言動の意味は浮き彫りになる!

平成28年3月10日 安倍内閣総理大臣記者会見

http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2016/0310kaiken.html

東北の復興なくして、日本の再生なし。その揺るぎない信念のもとに、「希望」に満ち溢れた東北を創り上げていく。その決意を新たにしております。

安倍内閣総理大臣 東日本大震災三周年記者会見

http://www.kantei.go.jp/jp/headline/311fukkou/souri_kaiken2014.html

この1年間、ほぼ毎月、被災地を訪問してきました。・・・「福島の復興なくして日本の再生なし」、私は繰り返しこう述べてきました。原発事故で大きな被害を受けた福島の浜通り地方、そこを南北に貫く常磐自動車道の完成は、復興の起爆剤となるはずです。現在、東京から被災地の富岡までは通行できますが、その先は、一部がまだ建設中。全体の完成時期は明確に決まっておらず、再来年度以降にずれ込む見込みでありました。しかし、福島の復興を大きく加速させるため、私はこの予定をできる限り前倒しいたします。来年3月末までに、仙台から被災地の浪江までのルートをつなぐ予定でありましたが、これを前倒しし、今年中に開通いたします。その上で、福島を始め東北の被災地にたくさんの観光客に訪れていただけるよう、来年のゴールデンウイーク前までに常磐道を全面開通することといたしました。
2020年にはオリンピック・パラリンピックが開催されます。その準備が復興の障害となってはならない。復興に必要な人や資材の確保に引き続き、国が先頭に立って万全を期すことは言うまでもありません。むしろ、東北が復興を成し遂げた姿を、世界に発信する機会としなければなりません。三陸海岸から仙台湾を通り、福島の浜通りへ、津波や原子力の被害から見事に復興を成し遂げた東北の被災地を聖火ランナーが走る姿は、日本のみならず世界に勇気を与えてくれることでしょう。アスリートを始め世界中から集まる皆さんには、東北に足を運んでいただきたい。そのための工夫も凝らしてまいります。
明日、被災地で3歳の誕生日を迎える子供たちがいます。震災のその日に生まれた子供たちです。6年後には小学4年生となるこの世代の成長の歩みは、まさに復興の歩みとも言えるものです。2020年には、復興のシンボルともいうべきこの被災地の小学4年生を始めできるだけ多くの子供たちを東京オリンピック・パラリンピックに招待したいと私は考えています。そして、成長した姿を日本中の人たちに、世界の人たちに見てほしい。同時に、その輝く瞳に世界のアスリートたちの活躍する姿を焼きつけてほしいと願います。
50年前、当時小学4年生だった私は、東京オリンピックを目の当たりにして、大いに感動しました。今も忘れることができません。その感動を被災地のそして日本の未来を切り拓く子供たちにぜひとも味わってほしいと願っています。(引用ここまで)

平成24年12月26日 安倍内閣総理大臣就任記者会見

http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2012/1226kaiken.html

東日本大震災の被災地は、2度目の寒い冬を迎えています。いまだに32万人の方々が仮設住宅などで避難生活、困難な生活を強いられています。復興の加速化が何よりも重要であると認識をしています。被災地、とりわけ福島の現場の声に精通をした方に復興大臣になっていただきました。被災地の心に寄り添う現場主義で、復興庁職員の意識改革、復興の加速化に取り組んでいただきます。特に福島については、除染や生活再建など、課題は山積でありますが、新設をした福島原発事故再生総括担当大臣を中心に、関係省庁の力を結集して、国が前面に立って、国の責任において、福島の再生に取り組んでまいります閣僚全員が復興大臣であるという意識を共有し、あらゆる政策を総動員してまいります。これにより、単なる最低限の生活再建にとどまらず、創造と可能性の地としての新しい東北をつくり上げてまいります。

謝罪をすれば済む!?

自らの言動を踏まえれば、対応ははっきりしている!

ここでも実態を無視した詭弁を吐く安倍首相!

今村雅弘復興相、辞任否定 自主避難者「自己責任」発言を改めて謝罪

産経 2017.4.6 22:02更新

http://www.sankei.com/politics/news/170406/plt1704060033-n1.html

今村雅弘復興相は6日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第1原発事故に伴う自主避難者の帰還をめぐる4日の記者会見での「自己責任」などの発言について「ご迷惑をかけたことをおわびする」と謝罪した。進退については「誠心誠意、職務に当たり、復興に全力を尽くす」と辞任を否定した。今村氏は「『自己責任』という言葉の使い方が良くなかった。原発事故のため避難しているにもかかわらず、自らの責任であるような印象を与えたことは申し訳なく、深くおわびする」と釈明した。これに関連し、民進党の逢坂誠二衆院議員は6日の衆院本会議で「即刻辞任すべきだ」と求めた。これに対し安倍晋三首相は、今村氏が発言の当日に謝罪したことを挙げ「引き続き全力で職務に取り組んでいただきたい」と述べ、辞任させない考えを示した。(引用ここまで)

今村復興相 辞任の必要ない 安倍首相

 

安倍総理大臣は衆議院本会議で、原発事故によるいわゆる「自主避難者」の帰還をめぐる今村復興大臣の発言について、被災者に寄り添い復興に取り組むという内閣の方針に変わりはなく、今村大臣は謝罪しているとして、辞任の必要はないという考えを示しました。

今村復興大臣は4日の記者会見で、原発事故によるいわゆる「自主避難者」が帰還するかどうかは、自己責任だなどという認識を示したほか、質問した記者に対し、「うるさい」などと述べ、その後、陳謝しました。この発言をめぐって、6日の衆議院本会議で、民進党の逢坂誠二氏は、「自主避難されている皆さんの心を逆なでするものであり、冷静さを保てない今村大臣は即刻辞任すべきだ」とただしました。
これに対し、安倍総理大臣は被災者の方々に寄り添いながら、復興に全力を挙げるとの安倍内閣の方針は、いささかも変わるものではない」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は今村大臣は謝罪会見を行い、感情的になったことをおわびし、冷静・適切に対応していく旨を申し上げた。今村大臣には引き続き被災者に寄り添って1日も早い被災地の復興に向け、全力で職務に取り組んでいただきたい」と述べ、今村大臣が辞任する必要はないという考えを示しました。

民進 蓮舫代表「驚きを禁じえない」

民進党の蓮舫代表は記者会見で、「辞任させるつもりがないという安倍総理大臣の認識に驚きを禁じえない。自主避難先で起きている子どものいじめ問題などに敏感に寄り添い、改善策を提案していく責務を担っている人が、『自主避難は自己責任』と言い放ち、記者に非常に傲慢な態度で臨んだ。謝罪しただけでは到底済まされるものではないし、本音は変わっていないと思うので、復興を担当する任にあらずと、私たちは辞任を要求したい」と述べました。(引用ここまで)

近畿財務局が大阪府に訪問していることが判明したら私学課長を厳重注意処分で幕引きか!大阪を舞台にした教育勅語礼賛教育推進の実態を解明すべし!

2017-04-07 | 政治とカネ

証人喚問に出ても良いと言っていた松井府知事は

部下の処分で幕引きか!

大阪の維新の化けの皮を剥がせば

天下がひっくり返る!

決めるのは主権者国民!

近畿財務局、府に5回訪問=「森友小」認可申請-大阪

時事通信 2017/04/06-20:27

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017040601211&g=pol

大阪府は6日、学校法人「森友学園」(大阪市)による小学校設置認可申請をめぐる調査結果を発表した。校舎の建設予定地だった国有地を管理する財務省近畿財務局が2013年9月~15年1月に、大阪府庁を計5回訪れ、認可の審査状況を詳細に問い合わせていた。調査結果によると、府私立学校審議会が認可申請を継続審議とした直後の15年1月8日には財務局統括管理官が来庁。「審議会の結論を出す時期は事務局でコントロールできるのではないか」という趣旨の発言があったという。府は、財務局側に国有地処分を急ぐ意向があったとみている。(引用ここまで)

森友国有地売却·近畿財務局府庁5回訪問

MBS 関西のニュース 4月6日12:11

 http://www.mbs.jp/news/kansai/20170406/00000032.shtml

【森友】大阪府、私学課長を厳重注意処分

日テレ 2017年4月7日 02:15

http://www.news24.jp/articles/2017/04/07/07358378.html

森友学園の小学校認可をめぐり、大阪府は、私学課の課長を厳重注意処分にした。森友学園は、当初、国から土地を借りて小学校を建設する計画だったが、大阪府の基準では、そもそも、借地では小学校は認可されないことになっていた。大阪府によると、私学課長は、森友側から購入計画が示されたことや、近畿財務局の職員が5回も府庁に来たことなどから、国は森友学園に対し、土地を売却したい意向があると判断した。その結果、問題の土地を『自己所有』とみなして私学審議会に報告し、審議会は、『条件付き認可適当』の答申を出していた。大阪府は6日、自己所有とみなしたことに問題はないが、「上司に丁寧な説明を行わずに、私学審議会に諮問した」として、私学課長を厳重注意処分にした。(引用ここまで)

リテラ  圧力? 松井知事が森友学園の認可審議前に担当の私学課と異例の回数の打ち合わせ! 安倍首相と会う直前にも 2017.03.21

愛国者の邪論 自民党山口県第4選挙区支部から2015年8月28日付の100万円が安倍首相に!松井府知事森友学園認可前に私学大学課と頻繁に! 2017-03-21 | 政治とカネ

愛国者の邪論 国有地破格の値段で購入させたのは橋下・松井両氏の責任白状!後は国の誰が!どこが!手心を加えたか!その理由=キーワードは教育勅語!ゴマカシはできない! 2017-03-15 | 政治とカネ

大阪・松井知事が「私学課」と何度も面談して打ち合わせ?ていたのに府知事は免罪免責!

ようこそ私学課へ http://www.pref.osaka.lg.jp/shigaku/

私学課の取組み http://www.pref.osaka.lg.jp/shigaku/shokai.html

安倍政権とも打ち合わせしていたのか!

大阪府議会、森友問題での百条委設置否決

日経 2017/3/25 0:24

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO14497010U7A320C1CR8000/

 

大阪府議会は24日、「森友学園」の小学校設置認可を巡る問題を調査する百条委員会の設置動議を否決した。自民党府議団が提案したが、最大会派の大阪維新の会や公明党が反対した維新の代表を務める松井一郎府知事が設置に前向きな考えを示していたが、維新と公明は議会運営委員会で、府議会の参考人招致を検証の場として活用すべきだとする意見を表明した百条委は地方自治法第100条に基づき、地方議会が設置する特別委員会。虚偽証言に対する罰則規定など強い権限がある。(引用ここまで)


2015年9月3日から9月5日の安倍晋三・明恵夫妻の動きは教育勅語礼賛学校設立に向けて夫唱婦随!

2017-04-07 | 教育勅語

もはや言い逃れはできない!

国民の財産を教育勅語礼賛教育のために

法外な値段で売却させたのは

安倍首相夫妻の「共謀」そのものだ!

 安倍晋三記念小学校」設立に共謀・暗躍!

安倍晋三・明恵夫妻と教育勅語礼賛者たち!

全貌解明で安倍晋三首相に引導を!

状況証拠はそろった!

後は世論だな!

安倍昭恵さんが大阪府私学審議会会長と「名誉校長就任挨拶の前日」に会っていたことが判明  

buzzap 2017年4月6日17:31 by

http://buzzap.jp/news/20170406-akie-jushindo/

あの運命の3日間に安倍昭恵さんが安倍晋三記念小学校の認可を決める大阪府私学審議会の会長と会っていたことが判明しました。詳細は以下から。

BUZZAP!でも以前お伝えした、2015年9月3日から9月5日までの森友学園を巡る重要な動きの数々。

森友学園と政府が直接交渉を持ったあの日、安倍首相は国会をサボり大阪に飛んでいました | BUZZAP!(バザップ!)

その中で安倍昭恵さんは9月5日に塚本幼稚園で安倍晋三記念小学校の名誉校長に就任する挨拶を行い、その場でふたりきりになって「安倍晋三からです」と100万円の寄付を受け取ったことを証言しています。

しかし、安倍昭恵さんの果たした役割はこれだけではありませんでした。その前日の9月4日、なんと森友学園の安倍晋三記念小学校の認可を決める立場にある大阪府私学審議会の会長と会っていたことが判明しました。

9月4日大阪市の近畿財務局9階会議室にて森友学園の小学校建設工事を請け負った設計会社所長、建設会社所長が近畿財務局の池田統括管理官、大阪航空局調査係と会合を行い、安倍首相が安保法制の議論で大揺れの国会をサボって大阪のテレビ番組に出演して物議を醸した日です。

そしてこの日同時に国土交通省「平成27年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)の採択プロジェクトの決定について」にて、森友学園の安倍晋三記念小学校の校舎及び体育館が選出され6200万円の補助金交付が決定した、いわばXデーとも言える日

安倍昭恵さんはこの9月4日に奈良学園大学信の貴山グランドで行われた重心道陸上クラブの親子重心道教室に参加しています。なお、昭恵さんはまたしてもという感じですが、この「重心道」の顧問を務めています。

この事実を示すサイトは既に消去されていますが、以下のように魚拓が残されていました。Facebookの写真の中には昭恵さんとともに渦中の谷査恵子さんと見られる女性の姿も。

信貴山グラウンドで「親子で重心道」が開催されました __ 奈良学園大学魚拓一般社団法人 重心道 – Photos

なお、重心道とは公式サイトによると以下の通り。昭恵さんの好みそうなスピリチュアルな香りが感じられます。

身体重心道とは

身体重心道は教育課程の中で意識的に正しいとされてきた非生産的で習慣的な動作に目を向け、それを修正し、意識的にその動作をコントロールする能力を育てようとするメソッドである。

身体重心道は習慣的になっている自分自身の内面に起こる動作に対し、効果的な指令を感覚的に明確に起こすことで習慣的動作を自分から切り離していくのである。

そうすることによって、地上における動作において身体の原理原則を再構築し、生まれながらにもっている自然の理に従う動作に再び出会えるようになるのである。

gravity – 重心道 –より引用)

これだけならいつもの昭恵節ということになりそうですが、問題はこの日の教室に同様に参加している奈良学園大学の梶田叡一学長は大阪府私学審議会会長を兼務している人物であるということです。

学長・教授 梶田 叡一 __ 教員紹介 __ 奈良学園大学魚拓

つまり、森友学園の安倍晋三記念小学校の認可を審議し、決定に極めて大きな力を持つ人物と、当の安倍晋三記念小学校の名誉校長が同じ教室に参加しているのです。私人と閣議決定された昭恵さんですが、国家公務員の秘書を従え、自らが名誉校長である学校の認可を司る大阪府私学審議会会長と就任挨拶の前日に同席するとはどういう了見なのでしょうか?

安倍首相は「私や妻が関係していたということになれば、これはもうまさに総理大臣も国会議員も辞めるということははっきり申し上げておきたい(動画25:53から)」と発言しましたが、既に言い逃れできる次元を超えています。

安倍首相 森友学園「私が関わっていたら、総理大臣を辞める!」福島伸享の質疑2_17衆院・予算委員会 – YouTube
<iframe src="https://www.youtube.com/embed/UB8sQLwcnG4" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>

なお、梶田叡一大阪府私学審議会会長は渡部昇一・岡田幹彦・八木秀次らの保守論客と共に「日本再生と道徳教育」なる書籍を共著している人物。この書籍を出版しているモラロジー研究所は道徳教育による「日本人の心の再生」を主張する修養・道徳団体であり、廣池幹堂理事長日本会議の代表委員も努めています。

また、こちらの昭恵さんの投稿にもあるように、「安倍晋三が、日本を復活させる」なる対談本も出版している籠池理事長にも負けない大の安倍首相のフォロアーでもあります。そしてこの本を出版し、昭恵さんに献本したWACは、土井たか子社会民主党元党首を在日朝鮮人と決めつける虚偽内容のデマ記事で提訴されて敗訴した保守雑誌「WiLL」の出版社でもあります。

<iframe style="height: 260px; width: 500px; visibility: visible; border-image: none;" title="fb:post Facebook Social Plugin" name="f1f5d7d17fb8342" src="https://www.facebook.com/plugins/post.php?app_id=&channel=http%3A%2F%2Fstaticxx.facebook.com%2Fconnect%2Fxd_arbiter%2Fr%2FnRK_i0jz87x.js%3Fversion%3D42%23cb%3Df17bfe5cb9dd82%26domain%3Dbuzzap.jp%26origin%3Dhttp%253A%252F%252Fbuzzap.jp%252Ff73f7ddf603346%26relation%3Dparent.parent&container_width=620&href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Fakieabe%2Fposts%2F10151730637871779&locale=ja_JP&sdk=joey&show_text=true&width=500" frameborder="0" scrolling="no" width="500" height="1000"></iframe>

自らがファンと公言してはばからない安倍首相とその妻昭恵さんが支援する愛国幼稚園。その運営者である森友学園が新しく作ろうとする安倍晋三記念小学校に対し、梶田叡一大阪府私学審議会会長の判断はどれほど揺れ動いたのでしょうか?

ではここで、もう一度2015年9月3日から9月5日に至る安倍夫妻の動きを整理してみます。

2015年9月3日14時17分~27分
安倍首相、財務省の岡本薫明官房長、迫田英典理財局長と会談。

9月4日10時~12時
大阪市の近畿財務局9階会議室にて森友学園の小学校建設工事を請け負った設計会社所長、建設会社所長が近畿財務局の池田統括管理官、大阪航空局調査係と会合。埋設物の処理内容や費用についてつめた議論をし、業者側が高額な処理費用を提示するなどしていた。

11時58分
安倍首相、全日空21便で伊丹空港着。

12時39分
安倍首相、大阪市中央区の読売テレビ(編集部注:近畿財務局からは大阪城を挟んで車で10分程度の距離)着。

13時30分~14時29分
安倍首相、番組収録(編集部注:自民党広報のツイートより、9月6日放送の「そこまで言って委員会NP」と思われる)。

午後
安倍昭恵さん、住吉大社を参拝(編集部注:投稿時間が15:34であることから、遅くとも15時前後と思われる)。

<iframe style="height: 685px; width: 500px; visibility: visible; border-image: none;" title="fb:post Facebook Social Plugin" name="f12709ec09a5685" src="https://www.facebook.com/plugins/post.php?app_id=&channel=http%3A%2F%2Fstaticxx.facebook.com%2Fconnect%2Fxd_arbiter%2Fr%2FnRK_i0jz87x.js%3Fversion%3D42%23cb%3Df1d8948484aea13%26domain%3Dbuzzap.jp%26origin%3Dhttp%253A%252F%252Fbuzzap.jp%252Ff73f7ddf603346%26relation%3Dparent.parent&container_width=606&href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Fakieabe%2Fposts%2F10153587442711779&locale=ja_JP&sdk=joey&show_text=true&width=500" frameborder="0" scrolling="no" width="500" height="1000"></iframe>

15時3分~45分
安倍首相、「情報ライブ ミヤネ屋」生出演。

16時7分
安倍首相、故冬柴鉄三元国土交通相の次男、大さん、秘書官らと大阪市北区の海鮮料理店「かき鉄」(同店は冬柴大さんが経営)にて食事。

午後
安倍昭恵さん、奈良県生駒郡の奈良学園大学信貴山グラウンドにて重心道陸上クラブの親子重心道教室に参加。同教室には奈良学園大学学長の梶田叡一大阪府私学審議会会長も同席(編集部注:Facebookの写真の時計や野外で撮影された写真から、夕方前後の遅めのタイミングであることが推察できる)。

信貴山グラウンドで「親子で重心道」が開催されました __ 奈良学園大学 魚拓 一般社団法人 重心道 – Photos

なお、住吉大社から信貴山グラウンドまでは30km程度、西名阪自動車道経由で1時間前後で到着できる距離。

同日
国土交通省「平成27年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)の採択プロジェクトの決定について」にて、森友学園の安倍晋三記念小学校の校舎及び体育館が選出され6200万円の補助金交付が決定。

9月5日午前
安倍昭恵さん、塚本幼稚園にて名誉校長就任の挨拶。籠池理事長は証人喚問でこの際に安倍首相からとの名目で100万円の寄付を受け取ったことを証言。

ということで、この3日間に限って見ると、安倍夫妻は共に関西を訪れ、同時に森友学園の安倍晋三記念小学校の開校に向けて多くの動きが起こっていることが分かります。

昭恵さんはどう考えてもただ巻き込まれただけではなく、自ら積極的に動いていると見るのが妥当。少なくともこの絶妙なタイミングで梶田叡一大阪府私学審議会会長と同席し、どのようなやり取りが行われたかについては証人喚問の場で明らかにされるべきでしょう。(引用ここまで)