6月議会は、議案も少なく、少し余裕を持って議会に臨むことができました。要点のみをまとめてお知らせします。
1.国民健康保険料、上限額がアップされます。
【市の答弁】
・高額所得者の約225世帯が値上げになる見込み。
・平成24年度予算案への影響は、収入が約793万円増となります。
【みつこの討論】 賛成
今回の改正は、地方税法の一部改正によるものであり、改正内容は限度額のみで、税率は据え置きですが、国民健康保険加入世帯1万44世帯のうち2.2%の225世帯が影響を受け約800万円の歳入増となるとのことです。
こうした値上げは、昨年度大きな保険税値上げをしたばかりであり、かつ、消費税値上げも国会で審議されている中、市民の厳しい生活状況を考えてしまいますが、今回の改正は高額所得世帯への影響であり、地方税法の改正によるものであることから、賛成いたします。
なお、委員会でも説明がありましたが、昨年度大幅な値上げをしたにも関わらず、3億円の赤字が見込まれているとのことでした。このままでは、低所得層の方々は、保険税を支払うので精一杯で、病気になったときに我慢せざるを得ない状況になるのではないでしょうか。
今年度は、歳出削減のために、重複診療をなくすための施策や、特定健康審査の推進に努力されるとのことでしたが、市民の方々に「国民健康保険の財政状況」なども積極的にお知らせし、協力を求めていくことが大切だと考えます。以上、意見を述べさせていただき、賛成討論といたします。
2.ミニトマトの袋詰め機械に補助金
【市の答弁】
・四会町の7軒のトマト農家からの申請であり、事業主体は農協。
・現在、1億7千万円の売り上げがあり、補助により1割の1700万円の生産があがる。
・機械は、他の農家もりようできる。
3.こんな情報もGET!
【市の答弁】
・分庁方式・・・維持管理費は決めていない。
・総合庁舎での経費削減・・・実施設計の中で数字を示すのが当然
・災害時民間避難場所・・・46軒にアンケート。17軒が前向き。5軒と協定を結んだ。
・通学路の安全について・・・教育部局は、道路整備の予算を持っていない。担当部署に要望していく。教育委員会から資料を担当部署がもらって取り組む。
・防災無線・・・佐屋・佐織を整備(119カ所)
・コミュニティーFM・・・海部全体で進めている。
・巡回バス・・・決まったコース以外のところを走っているのでは?
・委託料の維持管理費(指定管理者をのぞく)・・・6億290万円
・公民館・・・改修費が、新築費以上にかかっている。
・八開診療所・・・今年度予算で歳出を-400万円とした。歳入は、保育園の健康診断やワクチン接種を増やして増額。
・農業委員会・農振協議会・・・取り締まる側の委員が農地法違反