前から行ってみたかったところがあります。
わたしが住んでいる伊東市の伊東温泉は、源泉数は780本、湧出量国内4位なのです。沢山の共同浴場もあるし大きなホテルもあります。いろいろチャレンジしてみましたが、残っていたお風呂。大東館。
この大東館は、馬場平火山から噴火した火山灰のスコリア層がはっきり観察できる防空壕があることで知られています。
パンフレットによれば「第2次世界大戦が終盤を迎えていた昭和18年頃、陸軍第22工兵部隊(暁部隊三中隊)が敵の空襲や上陸に備えて、国民の避難をはじめ、弾薬や物資の貯蔵を目的に、熱海市網代から伊東市内に約30ヶ所掘られたうちの1つであります。総延長は300mあり、八方に出入口が設けられて、一部にはコンクリートで固められた通路と会議のできる部屋もあり、本部機能をもった防空壕とされております。」
出入り口に近いところには苔が生えています。
これが見たかったのです。本当にスコリア層がくっきりと見えています。
もちろん、源泉かけ流しの温泉は6か所あります。
五右衛門風呂(かけ流し)
露天風呂(かけ流し)
大浴場(かけ流し)
ここのお風呂は、すべて24時間入浴可能。いかにに湧出量が多いかということでしょう。
温泉に行って楽しむことはもちろんいいことですが、もう少しこだわってもさらに楽しいかと思います。そのためには情報を得る努力が必須ということになりますね。