去年のNHK朝の連続ドラマ「花子とアン」。柳原白蓮が出ていましたね。
嫁ぎ先の筑豊の伊藤伝衛門邸が公開されていることを耳にしたので、「ぜひ行きたい」といったら、高校時代の友人がガイドをしてくれることになりました。
小倉駅で久しぶりの再会。早速飯塚へ車を走らせてくれます。夏のように暑い日でした。
旧伊藤伝衛門邸は長崎街道沿いにあります。
正門(入場料は300円、JAF提示で2割引き!)
立派な造作…皇族をめとるためには多大なお金が動いたようですが、屋敷も贅を凝らしたものでした。照明もすてき。
応接室。
白蓮居室
白蓮の居室は、皇族の頭上を歩くのは恐れ多いということで、屋敷唯一の2階でした。
床の間の飾り。自作、自筆の短歌「朝化粧 五月となれば 京紅の 青き光も なつかしきかな」
居室からの庭を眺めます。
庭から屋敷(白蓮居室)を見ると
屋敷の全体。勇壮さが伝わるでしょうか?部材も素晴らしかった…
食堂はテレビで見たような。ここの照明もシックです。
お蔵で「山本作兵衛展」開催中。世界記憶遺産に登録された炭鉱図絵です。よくもこれだけ記憶していたものだと思いました。過酷な生活ぶりが十二分に伝わってきました。
いや~。大満足でした。