脳機能からみた認知症

エイジングライフ研究所が蓄積してきた、脳機能という物差しからアルツハイマー型認知症を理解し、予防する!

6月の右脳訓練ー武相荘~山梨市岩下温泉~根津記念館

2014年07月01日 | 私の右脳ライフ

27日からは、一筆書きの旅でした。
伊豆ー小田原ー町田-八王子ー岩下温泉(山梨市)-甲府ー富士ー沼津ー伊豆

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学生時代の仲良し5人組(今回は4人)が年に何度か集まってお喋り会を楽しんでいます。
今回は、旧白洲邸「武相荘」に行きました。

会った途端に、昨日も会っていたようになんでも話すことができる友人たち・・・
話すことは自分の中をのぞきこむようなことでもあると思うのです。
話しながら、どこか整理されていくような感じがわいてきます。
ともするとおしゃべりに傾きそうになるのをどうやらブレーキをかけながら見学。
ランチは、武相荘の中のレストランでカレーライス。1皿2000円もしましたが、チキンとエビ2種類を予約。半分ずつ食べて大満足。

町田から横浜線に乗って八王子。温泉好きの友人と合流。
今日の宿は岩下温泉 山梨最古の湯(1700年前に出湯)、28度の冷泉、レトロな建物・・・期待は高まります。籐の籠は「たぶん80年くらいたってるでしょう」と宿のご主人が。

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湯権現が片隅にお祭りされています。源泉はこの建物の下ですから、ほんとうに新鮮な温泉です!
28度という温度は、ちょうどプールに入ったような感じでした。
入った途端は「動かないで。冷たいから」という感じですが、そのままずーと入っていられます。
1時間近く入っていられました。上がったら、汗は出ないのですが体の芯がポカポカして、不思議な感覚を味わいました。
今でも近隣の農家の人たちはよく利用されるお風呂だそうです。ここにも湯治文化があるのですね。

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宿に隣接して、3~7世紀創建といわれる古墳の上に走湯神社がまつられています。地域でこの温泉が大切にされてきたことがよくわかりました。
道祖神も独特です。
この道祖神の向こうに、川幅が5メートルくらいの川があります。
その川向こうに源泉や宿が建っているのですが、なんと2~3日前まで蛍が乱舞していたとか。残念!
「蛍は正直で、川の水が汚れると出てきません。農薬かなあ・・・
生活排水もよくないみたいですよ」ということでした。
先日の「降りてゆく生き方」がアピールしたいことと、根っこのところでつながっている話でした。

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一夜明けて翌朝は根津記念館へ。
私はネットで調べ、友人は観光パンフレットを入手して調べていましたが、期せずして希望が一致していました。根津嘉一郎生家ということです。これが期待以上!

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 資料館では、根津嘉一郎の業績だけでなく哲学まで理解できる工夫がありました。
このときもまた「降りてゆく生き方」のテーマに通じるものを感じ、人生はご縁でつながっていくものだと感じ入りました。

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復元された建物が、忠実に日本建築の伝統を守り、茶人として名を成した根津嘉一郎の美意識を伝えているようでした。
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 庭には笛吹川を模した流れが引き込まれ、大磯の松と呼ばれるすばらしい松が植栽されています。一方で庭の片隅にはやさしい花々がひっそりと色づいています。
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私の右脳、ちょっと左脳も大喜び。行ってよかった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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