三位一体節後第11日曜日にあたる今日は、恒例のカンタータをききます。今日きくのは、1724年8月20日に初演されたコラール・カンタータ「主イエス・キリスト、汝こよなき宝」。BWV94(記事は「『われいかで世のことを問わん』 BWV94」)やBWV101(記事は「『われらより取り去りたまえ、主よ』 BWV101」)と同じように、このBWV113にも名人芸的なフルート・パートがあらわれます(第5曲)。
演奏のほうは、ピーテル・ヤン・レウシンク指揮の、ネーデルランド・バッハ・コレギウムにオランダ少年合唱団によるもの。ソリストのなかには、モンテヴェルディ合唱団員として来日したこともある、ソプラノのルース・ホールトンも。ブリリアントから発売された廉価版で、非常にお得です。声のソリストにはバラつきがあり、また鋭い踏みこみがある演奏とはいえませんが、録音、演奏ともに悪くないです。
CD : 99363/4(BRILLIANT CLASSICS)
相変わらず京都は蒸し暑いですね。
ブリリアントのこのシリーズですが、カンタータ全集だけCD60枚組みでまとめて売られていたので、買いました。1万円ちょっとでした。
ボーイソプラノも使っていますし、中々のものだと思っています。かなり短期間で録音したにしては、ご指摘の通りばらつきがあるにしても、かなりお得感があるかなと思いました。
レオンハルト、アーノンクールのものをかなり高価な値段で揃えたことを思うと、・・・というところですね
わたしは、ボックスセットのバラ買い(演奏比較のため)ですので、評価は、購入したボックスごとになります。
わたしのきいたかぎりでは、短期間での録音の長所は、演奏と録音の統一感にあらわれているように感じました。
とにかく、コストパフォーマンスの高さが魅力ですね。