今日は少しまとまった時間がとれそうなので、これから2度目となる「ミサ曲 ロ短調 BWV232」をきこうと思います(1度目は「ミサ曲 ロ短調 BWV232」で、パロットの演奏については「パロットによるロ短調ミサ曲」)。先日からきいていた時期はずれのカンタータは、いずれも、このBWV232に転用された楽曲を含むカンタータばかり。自作を転用した主な曲は、以下のとおりです(「ロ短調ミサ曲」の楽曲番号はペータース版)。
ちょっとまえになりますが、「組曲 ヘ短調 BWV823」のコメントで、問題を提起するような演奏も、「気楽に演奏を楽しんでいます」と書きました。しかし、きく姿勢はそうであっても、バッハほど、きけばきくほど迷いや不安や混乱が生じてくる作曲家はいません。このBWV232も例外ではありませんが、ともかく、今日は世評の高い鈴木雅明による録音で、きいてみたいと思います。感想については、また後日。
CD : BIS-SACD-1701/02(BIS Records)