これからきくのは、さきほど記事にしたバッハの伝記映画「『大バッハの生涯』第2回『お前だけが私のそばに』」がらみで、ブランデンブルク協奏曲の第5番をきくことにします。このBWV1050は、ケーテン侯の婚礼祝賀行事で演奏され、熱心にききいる侯爵と、たいくつそうな侯爵夫人が対照的に描かれていました。
演奏は、その演奏着想(解釈)がとてもおもしろい、ピケットとニュー・ロンドン・コンソートによるもの。演奏の編成は、チェンバロ、ヴァイオリン、フルートのソロに、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ヴィオローネ、オルガンが各1名というものです。なお、ピケットの着想については、また別の機会に紹介したいと思います。
CD : POCL-1501/2(ポリドール)