毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週きいてきたのは、ペトル・スカルカの「Johann Sebastian Bach: Suites a Violoncello solo senza Basso」。このアルバムはスカルカが2020年に録音したもので、6曲の無伴奏チェロ組曲を番号順に収録。ここではその番号順にきいており、これから楽しむのは同組曲最後の第6番(BWV1012)です。使用楽器は、ジュゼッペ・グァルネリが1700年ごろ製作したチェロにもとづく、ダリボル・ブジルスキーの2018年製、作者不詳のバロック弓にもとづく、ファウスト・カンゲロージ製です。

ところで、アルバムには6曲の組曲のほか、スカルカの即興による序奏が冒頭に、そして前半3曲と後半3曲のあいだに、ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバーのパッサカリア(「ロザリオのソナタ」)がおかれています。後者は無伴奏ヴァイオリンのための曲ですが、スカルカはもちろんチェロで演奏(編曲も)。パッサカリアは単独でもよく演奏され、録音も多いのですが、記憶にあるかぎりチェロでの演奏をきくのははじめて。こちらもききものです。

CD : CD 50-3101/02(claves)

19075915582

コメント ( 0 )



« 無伴奏チェロ... ヘルムート・... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。