あだち蒸気機関車館

5インチライブスチーム模型や蒸気機関車に関する資料などを保存、展示する私設博物館

閉館時刻間際の来館者

2016年05月14日 | 館長のひとり言
日曜日の開館日も正午になり、帰り支度をして、荷物を持って階下に降りてゆくと、4人連れの親子がちょうど自転車置き場に自転車を止め、掲示板に目を通しているところでした。
館長が玄関から顔を出すと同時に「12時までらしいよ」という声が聞こえてきました。
スポーツタイプの自転車に洒落たヘルメットを着用しているところを見ると、サイクリングで遠出をしてきたようです。
「いま閉めようと思ったところですが、少しだけならいいですよ」と声をかけると、「ここはどこですか?」との質問があり、2階から当館の案内のチラシを持ってきて渡したところ、やっと住所と場所がわかったようです。
葛飾区からサイクリングにやって来て、あちこち走り回っているうちに、どの辺を走っているのか、わからなくなったようで、ちょうどそこに当館があったので、覗いてみようと思ったようです。
1階でミニSLに乗車し、ご主人が運転体験で運転中に、奥さんからの「足立区の施設ですか?」とか「趣味で作られたんですか?」という質問に答えた後に、2階の展示室に案内して、20-30分見学して帰られました。
家族揃ってサイクリングとは、なかなか良い趣味だと感心しました。
兄弟2人の友だちに、鉄道の好きな子がいるようで、教えてあげようと話していました。
当館は、交通の不便な所にありますが、自転車で来る分には、それほど不便は感じないと思います。
今度、天気の良い日には、開館直後からゆっくりと遊びにいらして下さい。