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●政界地獄耳《共同通信社論説副委員長…首相補佐官に起用…政治部記者は将来の首相補佐官を目指して政権に忖度していくのか》?

2020年10月15日 00時00分31秒 | Weblog

[※『権力と新聞の大問題』(望月衣塑子×マーティン・ファクラー著)…《政権をチェックしようという意識が…》↑]



dot.の記事【菅氏がやり続けた東京新聞・望月衣塑子記者への露骨な嫌がらせは総理会見でも続くのか?】(https://dot.asahi.com/dot/2020092300060.html)。

 《約8年続いた安倍政権で進んだと言われるのが、メディアへの圧力だ。「あなたに答える必要はありません」――。新首相の菅義偉氏は官房長官時代、政府の疑惑を追及する東京新聞・望月衣塑子記者の質問を露骨に制限。…南彰氏の著書『政治部不信 権力とメディアの関係を問い直す』(朝日新書)から、一部を抜粋・改編してお届けする》。

   『●事実誤認の常習犯…《聞きたくない質問、都合の悪い質問を
           遮るような、その先に国民がいることを無視…》
    「リテラの記事【菅義偉官房長官が国会で望月衣塑子記者をフェイク攻撃!
     「赤土混入の調査拒否」は事実なのに「事実誤認」と虚偽答弁】」

   『●暴言連発「あなたに答える必要はありません」「ここは
      質問に答える場所ではない」「その発言だったら、指しません」
    「リテラの記事【「令和おじさん」の本当の顔が露わに! 菅官房長官が
     望月衣塑子記者への“質問妨害”を復活、国連報告でも問題に】…
     《5月29日の定例記者会見で、東京新聞・望月衣塑子記者の質問に対し、
     こう言い放ったからだ。「その発言だったら、指しません」 
     これまでも菅官房長官は会見の場で、望月記者の質問に
     「あなたに答える必要はありません
     「ここは質問に答える場所ではない」などと職責を放棄して暴言を
     吐いてきた》」

   『●『i -新聞記者ドキュメント-』…《「i」…一人ががんばれば
     みんなもがんばる――映画はそのことを教えてくれる》(木下昌明さん)
   『●阿部岳さん《菅氏の会見でも食い下がる記者…。問い続けることが、
         あらがうこと。…対話という血管が詰まれば、民主主義が死ぬ》
   『●《東京新聞の記者が質問をしようと挙手しても菅氏が
     指名しない》…なぜに《官邸報道室長が司会役を務めている》のか?
   『●あぁ、やっぱりねぇ…、イジメを見て見ぬふり。内閣記者会
      政治部記者達が作り出す〝居ないことにされてしまった記者〟
    「あ~ぁ、ちょっと酷すぎやしませんかね? 内閣記者会政治部記者達は、
     他社とはいへ、社会部記者を報道の同志とは思わないのかね? 
     イジメを見て見ぬふりとは、政治部記者を名乗るのはだな。」

   『●内閣記者会政治部記者の露骨な本音は? Passiveな《官邸による
        「望月いじめ」を「黙殺」する形で「加担」》かと思いきや…
    「最低の官房長官のバンキシャ殿は、質問を《6月とか国会が
     終わった後にやれば》?、だそうです。アホですか? さらに、
     《質問が下手すぎる。完全に喧嘩売っている。もう少しうまく
     やらないと引き出せない》…だそうですが、記者会見やぶら下がり、
     オフ懇、夜討ち・朝駆けで一体どんな素晴らしい《回答》を引き出した
     のでしょうかね?」

   『●阿部岳さん《望月衣塑子記者への攻撃が、新たな段階に入ったようだ。
           首相官邸だけでなく、他のメディアまで列に加わっている》
   『●畠山理仁さん《報道に携わる者が対峙すべきは権力者だ》…立岩陽一郎さん
         《驚かされるのは、周囲の記者の反応…傍観者を決め込んでいる》

 大惨事アベ様政権となり、元・最低の官房長官による《メディアコントロール》は陰湿化し、悪質化し、強権の度合いが加速する。

   『●《官邸職員による“腕つかみ質問阻止”》事件…南彰さん《ついに
     質問妨害が、実力行使に発展…安倍晋三首相の記者会見での出来事だ》
   『●アベ様広報紙・産経《むしろ記者たちの質問する権利を奪おうとする、
        目を疑うような記事が出た》…《メディアコントロール》の成果
   『●《「安倍総裁をしっかりと継承する」「安倍政権が進めてきた改革の
     歩みをけっして止めるわけにはなりません」》…より陰湿・悪質・強権①
   『●《「安倍総裁をしっかりと継承する」「安倍政権が進めてきた改革の
     歩みをけっして止めるわけにはなりません」》…より陰湿・悪質・強権②
   『●あらゆる腐敗を《継承》する元・最低の官房長官スガ様…特に《メディア
         コントロール》は陰湿化し、悪質化し、強権の度合いが加速する

 《メディアコントロール》はこんなところにも。《政治部記者は将来の首相補佐官を目指して政権に忖度していく》…「政権の批判」「政権のチェック」どころか《政権に忖度》する政治部記者、いや、政権広報員が幅を利かせるように…。
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/民間人登用は菅流メディア対策か】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202009300000092.html)によると、《★その官邸は首相補佐官に民間人を登用した。29日、共同通信社論説副委員長だった柿崎明二を10月1日付で首相補佐官に起用する人事を閣議決定した。政策の「評価・検証」を担当するという。官邸官僚とだけでアベノマスクなどを強行してきた安倍政権に対して、世論の動向をにらむ政策への具申が役割なのか。それとも官邸のスポークスマンとしてメディアに出て、丁寧な説明をしていくのか。この起用が成功すれば、政治部記者は将来の首相補佐官を目指して政権に忖度していくのか。これも官僚人事をつかさどることで成功した菅流のメディア対策なのだろうか。》

   『●映画『新聞記者』…《内閣情報調査室の暗躍》
      《ひとつは…マスコミへの警告、もうひとつは…当人への警告》
    《さらに、映画には、前述したように、前川喜平元文科事務次官の
     “出会い系バー通いリーク問題を下敷きにしたと思われる事案も
     登場する。本サイトでは繰り返しお伝えしてきたが、前川氏の
     “出会い系バー通い”の情報は、もとは公安出身の杉田和博官房副長官や
     内調が調査して掴んだものだったという。それを使って加計学園問題の
     「総理のご意向」にかんする前川氏の告発の動きを封じ込めるために、
     読売新聞にリークした
のだ》

 噂のレベルのようですが、もう一つ。しかも、内調ですって! アベ様広報紙の広報員が、内調で何をやるつもり??
 リテラの記事【共同・柿崎の首相補佐官に続き…産経新聞元ソウル支局長が「内調」に転職か! 朴槿恵の密会の噂を書き起訴された嫌韓記者】(https://lite-ra.com/2020/09/post-5656.html)によると、《柿崎氏は『ひるおび!』(TBS)や『とくダネ!』(フジテレビ)などで政治コメンテーターも務め、むしろ安倍政権に批判的なコメントをしていた政治記者。そんな人物と裏で繋がり、側近に引き立てるとは、菅首相のメディア支配の狡猾さと権力に弱い大マスコミの記者の体質を改めて再認識させられた感があるが、菅政権ではもうひとり、新聞記者の政府入り人事が噂にのぼっている。韓国検察当局に名誉毀損で在宅起訴された産経新聞の加藤達也・元ソウル支局長がなんと産経を辞め、内閣情報調査室(内調)入りするというのである。周知のように、加藤氏はソウル支局長時代、同紙のウェブ版に書いた韓国の当時の大統領・朴槿恵をめぐる署名コラムが名誉毀損にあたるとして、韓国検察当局に在宅起訴されたことで知られている》。
 そりゃぁ、大惨事アベ様政権にお似合いですね、驚きもないです。この方、「無罪」判決後に、ヘコヘコとアベ様に「慰労」されに行く産経広報員には「政権の批判」の矜持がある訳がありませんでした。内調にお似合いです。

   『●『産経』新聞韓国大統領名誉棄損事件:
      『朝日』叩きで大ハシャギな『産経』が「クソッタレ文春状態」

   『●「「産経の記事は理解困難な低級な扇情報道だ」と断じた」
                      ことも『産経』自身が報じるべきだ

     「「産経新聞がウェブサイトの記事で引用した朝鮮日報のコラムの筆者、
      崔普植記者は……「産経の記事は理解困難な低級な扇情報道だ
      と断じた。崔氏は、自身のコラムには「産経が書いた『男女関係』の
      単語もなく、特定もしていない」と強調。また「記者として生きてきた
      自身の名誉が毀損されたと感じなくはない。
      産経と結びつけられるのは不快だ」と主張」」

   『●「アベ先生、悪いのは『アサヒ』君だけじゃありません!」
                 ってなぜ言わぬ!、『読売・産経・・』君

   『●アベ様の広報機関誌『産経』が
    「「新聞がないと、政権の批判もできない」……だそうです、御笑い
   『●『産経』新聞韓国大統領名誉棄損事件の記事は
      声高に「言論の自由の侵害」を叫べるようなモノなのか?
   『●「無罪」判決後に、ヘコヘコとアベ様に「慰労」されに行く
            新聞記者には「政権の批判」の矜持があるの?
    「産経系メディアやその信奉者が「表現の自由」云々を口にする愚、
     アベ様らに祝福される『産経』……情けなさすぎる。そもそも
     「『産経』新聞韓国大統領名誉棄損事件の記事は声高に
     「言論の自由の侵害」を叫べるようなモノなのか?」。
     「無罪」判決後に、ヘコヘコとアベ様にご「報告」に伺う新聞記者って、
     そして、「慰労」される新聞記者って、「政権の批判」なんてことが
     出来る矜持があるのか?
     …《公益性を認める判決を出した韓国の方が、日本よりまだマシだ
     
ということがよくわかるだろう》。アベ様らにおもねる判決ばかりの
     ニッポンの司法では、よそ様の国について言えた義理じゃないのが辛い」

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https://dot.asahi.com/dot/2020092300060.html

菅氏がやり続けた東京新聞・望月衣塑子記者への露骨な嫌がらせは総理会見でも続くのか?
南彰
 2020.9.29 08:00 dot. #朝日新聞出版の本 #読書

     (首相就任後、初の記者会見をする菅義偉首相=2020年
      9月16日、首相官邸 (c)朝日新聞社)
     (政治部不信 権力とメディアの関係を問い直す (朝日新書) 南彰)

 約8年続いた安倍政権で進んだと言われるのが、メディアへの圧力だ。「あなたに答える必要はありません」――。新首相の菅義偉氏は官房長官時代、政府の疑惑を追及する東京新聞・望月衣塑子記者の質問を露骨に制限

     (【写真】東京新聞の望月衣塑子記者)

 新首相となった菅氏の今後の会見での対応が注目されるなか、当時の官房長官会見で何が起きていたのか。朝日新聞政治部記者で、菅氏の官房長官会見にも参加していた。南彰氏の著書『政治部不信 権力とメディアの関係を問い直す』(朝日新書)から、一部を抜粋・改編してお届けする。

*  *  *

 「あなたに答える必要はありません」――。政府にとって都合の悪い記者からの質問には、こう一刀両断し、封じ続けてきた菅義偉官房長官(当時)。安倍官邸への政治権力の集中によって、政治とメディアの関係も変質した。

 2020年4月9日、コロナ禍を理由に官房長官会見は「1社1人」の人数制限がかけられ、未だに解消されていない。その結果、菅官房長官の答弁の矛盾を厳しく追及してきた東京新聞社会部の望月衣塑子記者は、会見に出席できない状態が続いている

 私が東京政治部に配属されたのは今から12年前の2008年。自民党の福田康夫政権の時だ。フリーランスへのオープン化の前だったが、官房長官記者会見は、官房長官番に限らず、「誰が聞いてもいい」という比較的自由な雰囲気があった。民主党の野田佳彦政権だった11年9月から1年4カ月間、官房長官番を務めた時も、自由な質疑の雰囲気は続いていた。

 ところが、私が2年半の大阪勤務を終えて、15年9月に再び東京政治部に戻ってくると、官房長官会見の質疑がほぼ番記者に限定されるようになっていた。内閣改造を経ても続投を重ねる菅官房長官のもとで新たな秩序が作られていき、不都合な質問にはご指摘は全く当たりませんと一方的に切り捨てて、「菅はどうせ答えない」という諦めの相場観が広がっていった

 そうした官房長官と番記者の間で作られた秩序の矛盾が明るみになったきっかけが、17年5月17日の記者会見だ。安倍首相の友人が理事長を務める加計学園獣医学部新設をめぐり、「総理のご意向」などと書かれた文部科学省の文書を朝日新聞が報じた際に、怪文書のようなものだと菅官房長官が切り捨て、「確認できない」という政府の答弁が1カ月近く続いた

 そのやりとりに国民のフラストレーションがたまるなか、官房長官の記者会見に乗り込んでいったのが、東京新聞社会部の望月衣塑子記者だった。

 同年6月8日、「総理のご意向」などと書かれた文書の再調査を要求。司会の官邸報道室長から「繰り返しの質問はお控えください」と言われても、「きちんとしたお答えを頂いていないから聞いているんです」と官邸記者クラブを覆う空気を打ち破り、計23問の質問を浴びせた。その様子は夜のテレビニュースでも放映され、耐えかねた政権は文書の存在を認める再調査実施に追い込まれた国民・市民の期待に応える質疑を行うには、メディア側の多様性や型にはまらない姿勢が必要であることを強く印象づける事件になった。

 しかし、官邸はその後、望月記者に対し、(1)質問の順番を後回しにする(2)「公務がある」といって質問数を制限(3)質問中にもかかわらず7~8秒おきに「簡潔に」と妨害(4)質問内容に「事実誤認」のレッテルを貼る――といった嫌がらせを繰り返し、意に沿わない記者を排除しようとした。

 その象徴が、18年12月26日の記者会見をめぐる対応だ。

 沖縄県名護市辺野古で進む米軍新基地建設をめぐり、望月記者が「埋め立て現場ではいま、赤土が広がっております」と質問したことについて、菅官房長官は「法的に基づいて、しっかり行っています」「そんなことありません」とまともに答えなかったあげく、官邸報道室が「表現は適切ではない」「事実に反する」と主張する文書を官邸記者クラブの掲示板に貼り出した

「東京新聞の当該記者による度重なる問題行為については、総理大臣官邸・内閣広報室(ママ)として深刻なものと捉えており、貴記者会に対して、このような問題意識の共有をお願い申し上げるとともに、問題提起させていただく」と書かれていた。「本件申し入れは、記者の質問の権利に何らかの条件や制限を設けること等を意図したものではありません」という言い訳が添えられていたが、記者の排除や質問封じを狙った申し入れだった。

 この申し入れが悪質なのは、記者の質問内容にまで政府見解をあてはめて、排除しようとする検閲に近い行為だったからだ。

 赤土が広がっていることは現場の状況を見れば明白で、記者が記者会見で質問することは自然な行為であった。埋め立て工事に使用する土砂に、当初の仕様書の4倍以上の赤土などが含まれていた疑惑を問いただそうとした望月記者に対して、一方的に「事実誤認」や「問題行為」のレッテルを貼ったが、結局、望月記者の指摘の方が正しいことがわかった

 望月記者の集計によると、20年1月7日から4月3日まで計58回の官房長官会見に参加したが、質問ができたのは21回・32問だけ。多くの記者会見で、望月記者の質問が始まる前に、官邸報道室長が「この後公務があるので、あと1問で」などと言って、記者会見を打ち切っていった。官邸記者クラブが主催する官房長官の記者会見は、かつては記者の質問が尽きるまで行われてきた

 「公務があるのであと1問」という事実上の時間制限も、17年夏に望月記者の追及に困った官邸側が求めた、いわば望月封じのルールだった。

 

 20年9月2日。安倍政権継承を掲げる菅氏が国会内で記者会見を開き、自民党総裁選への立候補を表明した。この日は入場制限がなかったため、16人目の質問者で望月記者が指名された。

「私自身が3年間、長官を見続けている中で非常にやはり心残りなのが、やはり都合の悪い不都合な真実に関しての追及が続くと、その記者に対する質問妨害や制限というのが長期間にわたって続きました。これから総裁になったとき、きちんと記者の厳しい追及も含めてそれに応じるつもりはあるのか、また首相会見、安倍さんの会見ですね、『台本通りではないか』『劇団みたいなお芝居じゃないか』という批判もたくさん出ておりました。今後首相会見でもですね、単に官僚が作ったかもしれないような答弁書を読み上げるだけでなく、自身の言葉で事前の質問取りをないものも含めて、しっかりと会見時間をとって答えていただけるのか。その点をお願いいたします」

 3年間の実感がこもったまっとうな問いだったが、菅氏は首相就任後の方針を示すように、こう切り捨てた

 「限られた時間の中でルールに基づいて記者会見というのは行っております。ですから早く結論を質問していればそれだけ時間が浮くわけであります
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●「ゲスの極みの会話」…「安倍がトランプの心を掴んだ理由…「俺は朝日新聞に勝った」「俺もNYT…」」

2017年02月15日 00時00分01秒 | Weblog


リテラの編集部の記事【「私は朝日に勝った」「俺もNYタイムスに勝った」、安倍とトランプが“批判報道潰し”でグロテスクな意気投合】(http://lite-ra.com/2017/02/post-2914.html)。

 《日米首脳会談と、その後の共同声明は、世界中に安倍首相が“トランプの飼い犬”であることを印象付けた。差別的としか言いようがない中東・アフリカ7カ国からの入国を制限する大統領令を出したトランプに対しては世界各国から非難の大合唱が起こったばかりだが、安倍首相は「難民・移民政策は内政問題」だとして事実上、是認。「対話を閉ざしてしまえば何も生まれない」などと言いごまかし、“ゴルフが楽しみ”だとはしゃいでさえみせた》。

 どうしようもなく恥ずかしい。世界中に「恥」を大拡散。《たんなる手下のイエスマンだ。事実、イギリスのメイ首相は首脳会談で直接トランプに釘を刺せなかったことから、自国のメディアに「トランプのプードル(愛玩犬)」と呼ばれた》。さしずめ、野党や市民に向かってキャンキャン吠えるアベ様は「トランプのスピッツ」か。それとも、石田禮助さん言うところの「マンキー」ではない、単なる「トランプのサル」か。
 「内政問題」って…、

   『●米内政問題であり、「TPP参加に理解を求める役回り…
             首相の仕事ではない。で、何しに行ったのか」?

コッチこそ、そうでしょうョ。それに、閉ざさず《対話》出来ていると思っているのは、デンデン王国の「裸の王様」アベ様ぐらいで、トランプ氏自身はイヤホン外して、通訳の声なんて聞いていないし…。

 《安倍がトランプの心を掴んだ理由。それは、「俺は朝日新聞に勝った!」「俺もニューヨーク・タイムズに勝ったよ!」と意気投合したことだと言うのだ。……もはやぐうの音も出ない、ゲスの極みの会話》。
 《もはやNHKや産経にとって、メディアの仕事とは「権力者から寵愛を受ける」こと》。

 衝撃的。「本土」マスコミに、ジャーナリズムの矜持無し。《メディアの仕事とは「権力者から寵愛を受ける」こと》、唖然とします。「負けた」らしい『朝日』、少しは「米」マスコミを見習ってはどうか?

 それにしても、《ゲスの極みの会話》を嬉々として報じる『産経』の記者って、正気なのでしょうか? アベ様の大好きな『産経』のソウル支局長が韓国とモメた時に、『朝日』にも庇ってもらっておいてね。

   『●「無罪」判決後に、ヘコヘコとアベ様に
      「慰労」されに行く新聞記者には「政権の批判」の矜持があるの?

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http://lite-ra.com/2017/02/post-2914.html

「私は朝日に勝った」「俺もNYタイムスに勝った」、安倍とトランプが“批判報道”潰し“でグロテスクな意気投合
2017.02.12

     (首相官邸ホームページより)

   「(トランプの大統領就任は)これこそまさに民主主義のダイナミズムであります」

 日本時間11日の未明に行われた日米首脳会談と、その後の共同声明は、世界中に安倍首相が“トランプの飼い犬”であることを印象付けた差別的としか言いようがない中東・アフリカ7カ国からの入国を制限する大統領令を出したトランプに対しては世界各国から非難の大合唱が起こったばかりだが、安倍首相は「難民・移民政策は内政問題」だとして事実上、是認。「対話を閉ざしてしまえば何も生まれない」などと言いごまかし、“ゴルフが楽しみ”だとはしゃいでさえみせた
 人権侵害行為を批判もせず認めることは対話とは呼ばない。これではたんなる手下のイエスマンだ。事実、イギリスのメイ首相は首脳会談で直接トランプに釘を刺せなかったことから、自国のメディアに「トランプのプードル(愛玩犬)」と呼ばれた。だが、共同会見では、あまりにみっともないこの国の総理大臣、そしてトランプに、どのメディアからも厳しい指摘の声はあがらなかった
 それもそのはずだ。質疑応答でトランプが指名したのは、トランプ支持メディアのニューヨーク・ポストとFOXニュースの記者。一方、安倍首相が指名したのはNHKと産経新聞の記者だった。ふたり揃って御用メディアの質問しか受け付けない、という態度を見せつけたのである。
 しかも、狂犬トランプが今回、安倍首相からのゴルフの誘いに乗ったり、何度も食事をともにする日程を組むほど距離を縮めた背景には、トランプの心を掴む、とんでもない会話があったらしい。
 それは、共同会見でご指名を受けた産経新聞の田北真樹子記者が書いた、産経ニュースの記事に詳しい。田北記者が述べるところによると、昨年11月のトランプとの初会談の場で、安倍首相はこんなことを言ったというのだ。

   〈「実はあなたと私には共通点がある」

    怪訝な顔をするトランプを横目に安倍は続けた。

    「あなたはニューヨーク・タイムズ(NYT)に徹底的にたたかれた。
     私もNYTと提携している朝日新聞に徹底的にたたかれた。
     だが、私は勝った…」

    これを聞いたトランプは右手の親指を突き立ててこう言った。

    「俺も勝った!」

    トランプの警戒心はここで吹っ飛んだと思われる。〉

 安倍がトランプの心を掴んだ理由。それは、「俺は朝日新聞に勝った!」「俺もニューヨーク・タイムズに勝ったよ!」と意気投合したことだと言うのだ。……もはやぐうの音も出ない、ゲスの極みの会話である。
 だが、たしかにこのふたりは、メディアを心底憎んできた。たとえば安倍首相は、第一次政権時に大臣たちの相次ぐ政治資金問題などでマスコミからの批判に晒されたことで、特にリベラルメディアの象徴だと安倍氏が信じ込んでいる朝日新聞への憎悪を先鋭化させた。下野してからはFacebook上で朝日を“偏向メディア”として槍玉に上げ、総理に返り咲いてからも国会で朝日だけを名指しして批判するなど、あからさまに敵扱いしてきた。そして、圧力によるメディア支配という暴挙を繰り返し、現在にいたっている。
 一方、トランプは選挙戦において連発してきた暴言の数々やヘイトスピーチによる大衆煽動が、メディアから批判を浴びつづけた。これはメディアとして当然すぎる反応だったわけだが、このことに怒り心頭のトランプは、安倍首相と同じように自身に批判的なメディアを敵視し、今後も圧力を強めていくだろう。
 しかし、このような安倍やトランプの「メディアは敵」という姿勢こそが、民主主義の破壊者である何よりもの証拠なのだ。言うまでもなく、メディアというのは「権力の監視が使命だ権力者が人権を軽視していないか、国民不在の政治を行っていないか。こうしたメディアによる権力の監視、そうしてチェック機能が民主主義には欠かせない。つまり、民主主義に則らなくてはならない権力者側が、メディアを「敵視」して「勝ち負けで判断することは、民主主義を蔑ろにしていることと同義なのである。
 だいたい、安倍とトランプは、何を判断基準に勝ったと喜び合ったというのか。もしその「勝利」とやらが、自分や政権の政策への批判を書かせないということならば、トランプよりもはるかに安倍首相は「勝って」いるだろう。それは何も朝日新聞だけの問題ではない。
 判断についてトランプに問い、「まったく関係のない質問だ」とキレられたり、米メディア側も安倍首相にTPPについて2社とも質問していたが、日本側のNHK記者は「トランプ大統領の言う『偉大な国』とはどういう国ですか? 安倍首相にとって偉大な同盟国アメリカはどういう国ですか?」という、毒にも薬にもならない質問でお茶を濁した。そして、前述の安倍・トランプによるゲスな会話を安倍首相の外交手腕と言わんばかりに紹介した産経の田北記者は、トランプに対して中国や北朝鮮の危険性を強調し、なんとかトランプにアジア太平洋地域の危機を語らせようと必死な質問を繰り出したものの、「中国国家主席とは今後、とてもうまくやっていけると思います」と返される始末だった。
 一部を除けばアメリカのメディアはトランプに手加減しないが、かたや日本はこの有り様もはやNHKや産経にとって、メディアの仕事とは権力者から寵愛を受けることなのだろう。そして、それ以外のメディアもまた、安倍首相から「敵」認定されないようにと大本営発表だけを垂れ流す現状は、安倍首相と一緒になって民主主義を破壊する「加担者」でしかない

(編集部)
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●「無罪」判決後に、ヘコヘコとアベ様に「慰労」されに行く新聞記者には「政権の批判」の矜持があるの?

2016年01月08日 00時00分29秒 | Weblog


LITERA 本と雑誌の知を再発見』(http://lite-ra.com/)の記事【産経ソウル支局長無罪、「表現の自由」は日本より韓国の方がマシだった! 日本は権力批判を有罪にして封じ込め】(http://lite-ra.com/2015/12/post-1791.html)。


   『●『産経』新聞韓国大統領名誉棄損事件:
      『朝日』叩きで大ハシャギな『産経』が「クソッタレ文春状態」

   『●「「産経の記事は理解困難な低級な扇情報道だ」と断じた」
                      ことも『産経』自身が報じるべきだ

     「「産経新聞がウェブサイトの記事で引用した朝鮮日報のコラムの筆者、
      崔普植記者は・・・・・・「産経の記事は理解困難な低級な扇情報道だ
      と断じた。崔氏は、自身のコラムには「産経が書いた『男女関係』の
      単語もなく、特定もしていない」と強調。また「記者として生きてきた
      自身の名誉が毀損されたと感じなくはない。
      産経と結びつけられるのは不快だ」と主張」」

   『●「アベ先生、悪いのは『アサヒ』君だけじゃありません!」
                 ってなぜ言わぬ!、『読売・産経・・』君

   『●『産経』新聞韓国大統領名誉棄損事件の記事は
      声高に「言論の自由の侵害」を叫べるようなモノなのか?

 《政治配慮のにおいもするが、無罪となったのは非常に喜ばしいことだし、表現の自由の原則から考えれば当然の判決だ…政治家や官僚への批判を名誉毀損で封じ込むという言論弾圧体質については日本も同じ。いや、むしろもっとひどいことになっているのだ》。

 産経系メディアやその信奉者が「表現の自由」云々を口にする愚、アベ様らに祝福される『産経』……情けなさすぎる。そもそも「『産経』新聞韓国大統領名誉棄損事件の記事は声高に「言論の自由の侵害」を叫べるようなモノなのか?」。「無罪」判決後に、ヘコヘコとアベ様にご「報告」に伺う新聞記者って、そして、「慰労」される新聞記者って、「政権の批判」なんてことが出来る矜持があるのか?

   『●アベ様の広報機関誌『産経』が
    「「新聞がないと、政権の批判もできない」……だそうです、御笑い

 《公益性を認める判決を出した韓国の方が、日本よりまだマシだということがよくわかるだろう》。アベ様らにおもねる判決ばかりのニッポンの司法では、よそ様の国について言えた義理じゃないのが辛い。

   『●福井地裁判決「高浜原発3、4号機の再稼働を認めない決定」 
                      …で、再稼働できない」はずなのに?
   『●西川一誠福井県知事が再稼働同意…福井地裁判決 
       「高浜原発3、4号機の再稼働を認めない決定」なのに?
   『●双葉町長「(原発PR看板)復興した時にあらためて復元、 
               展示したい」…それは『X年後』の何年後?
   『●「地元」や核発電「麻薬」患者の知事にコケにされる福井地裁
                     ……福井地裁はヒヨらずに異議却下を
   『●東電原発人災避難者をコケにしていないか?……
       「経済神話の否定」「環境神話の否定」を否定する愚かさ
   『●「こういうふうにした者たち」とは誰だ?
      ……東京電力原発人災の自覚無き犯罪者たち

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http://lite-ra.com/2015/12/post-1791.html

産経ソウル支局長無罪、「表現の自由」は日本より韓国の方がマシだった! 日本は権力批判を有罪にして封じ込め
【この記事のキーワード】検察, 産経新聞, 編集部 2015.12.17

     (ソウル中央地裁で無罪判決を下された産経新聞・
      加藤達也前ソウル支局長(YouTube「ANNnewsCH」より)

 韓国の朴槿恵大統領の名誉を傷つけたとして、産経新聞・加藤達也前ソウル支局長がソウル中央地検から起訴されていた問題で、本日無罪の判決が言い渡された。

 韓国外務省からの「日韓関係を大局的に鑑みて善処すべきという日本側の要望を斟酌することを望む」という要望文が読み上げられるなど、政治配慮のにおいもするが、無罪となったのは非常に喜ばしいことだし、表現の自由の原則から考えれば当然の判決だ。

 しかし、一部の右派メディアやネトウヨたちはそれでも、「一見民主化のハリボテだらけの韓国には呆れます」「普通の国なら裁判どころか問題にもならない件。韓国は異常な国」と叫び、批判を続けている。

 たしかに、今回の事態が表現の自由という原則を貫いたのでなく、政治配慮でしかないなら、これは大いに問題だし、批判されるべきだろう。

 だが、これは何も韓国という国の特殊性に帰する問題ではない。政治家や官僚への批判を名誉毀損で封じ込むという言論弾圧体質については日本も同じ。いや、むしろもっとひどいことになっているのだ。

 安倍首相は判決を受けて、「無罪判決を評価する」「報道の自由、言論の自由は守られなければいけない」などと語っているが、司法を動かして名誉毀損で批判報道を抑え込んでいるのはまさに、安倍自民党なのである

 本サイトでは以前加藤前ソウル支局長が起訴された際、韓国よりもとんでもない日本の言論弾圧事件について紹介したが、その記事を改めて再掲したい。

 この事例と比べれば、朴大統領が男性と密会していたとの記述は虚偽としつつ、「公人としての大統領の業務遂行については公的な関心事」「公職者に対する批判は可能な限り許容されるべきであり、公職者の権限が高ければ高いほど許容される範囲はより広くあるべきだ」と公益性を認める判決を出した韓国の方が、日本よりまだマシだということがよくわかるだろう。

(編集部)

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・・・・・・・・・。
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●『産経』新聞韓国大統領名誉棄損事件の記事は声高に「言論の自由の侵害」を叫べるようなモノなのか?

2014年11月15日 00時00分45秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【ソウル前支局長起訴で抗議声明 産経新聞の不可思議な主張】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154123)。

 「とはいえ、産経が声高に「言論の自由の侵害」を叫ぶのにはちょっと違和感を覚えてしまう・・・・・・「毎日その見出しを目にすることでレイシズム(人種差別)が娯楽になって刷り込まれていく」・・・・・・そうした考えが韓国蔑視につながり、嫌韓論が広がっている。支局長はその風潮に乗ったわけでしょう? 覚悟を持って書いた記事じゃない・・・・・・昨今の右寄りメディアの狭量ぶりは異常な気もする。朝日が「吉田証言」を取り消すと、「朝日を潰せ」の大合唱だ。右も左も含めて、自由にモノを言える社会こそが「言論の自由」なのに、「潰せ」とは暴力的で恐ろしい。そのくせ、都合のいい時にだけ「言論の自由」を持ち出す身勝手は、随分、便利な「言論の自由」だ」。

 「言論の自由」「報道の自由」・・・・・・その重要性を理解した上で、ところで、今回の『産経』の記事は、声高に「言論の自由の侵害を叫べるようなモノだったのでしょうか? 各新聞が韓国を非難するのは結構だけれども、同時に、引用元の韓国人記者が「「産経の記事は理解困難な低級な扇情報道だ」と断じた」ことも報じるべきではないのか? 『朝日』を叩くだけ叩いてきた『産経』自身は韓国を非難するだけでなく、自身の落ち度を省みないでいいのか?

   『●『産経』新聞韓国大統領名誉棄損事件:
      『朝日』叩きで大ハシャギな『産経』が「クソッタレ文春状態」
   『●「「産経の記事は理解困難な低級な扇情報道だ」と断じた」
                      ことも『産経』自身が報じるべきだ
     「「産経新聞がウェブサイトの記事で引用した朝鮮日報のコラムの筆者、
      崔普植記者は・・・・・・「
産経の記事は理解困難な低級な扇情報道だ
      と断じた。崔氏は、自身のコラムには「産経が書いた『男女関係』の
      
単語もなく、特定もしていない」と強調。また「記者として生きてきた
      自身の名誉が毀損されたと感じなくはない。
      
産経と結びつけられるのは不快だ」と主張」」

   
●「アベ先生、悪いのは『アサヒ』君だけじゃありません!」
                 ってなぜ言わぬ!、『読売・産経・・』君


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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154123

ソウル前支局長起訴で抗議声明 産経新聞の不可思議な主張
2014年10月16日

   (朴槿惠大統領(AP)と「夕刊フジ」10月14日発行号)

 「民主主義各国が憲法で保障する言論の自由に対する重大かつ明白な侵害だ」――。

 産経新聞が熊坂隆光社長名で、韓国政府に抗議声明を出した。ソウル中央地検が8日、朴槿恵大統領の名誉を毀損したとして産経の加藤達也前ソウル支局長(48)を在宅起訴したことに対する抗議である。サンケイグループの夕刊フジも14日、「身内」の加藤氏を独占インタビュー、加藤氏は「(私には)謝る理由がない」「朴政権は、言論の自由に狭量だ」と語っていた。

 確かに、今度の問題における朴政権の横暴はムチャクチャだ。問題となった産経の記事<朴大統領が旅客船沈没当日、行方不明に……誰と会っていた?>は、韓国最大手紙「朝鮮日報」がすでに報じた内容をまとめたもの。それなのに朝鮮日報には「おとがめなし」で、産経だけが狙い撃ちにされたのである。これじゃあ、言論の自由も何もないのだがとはいえ、産経が声高に「言論の自由の侵害」を叫ぶのにはちょっと違和感を覚えてしまう

 日頃から「嫌韓報道」をこれでもかと続けているのがサンケイグループの活字メディアだからだ。夕刊フジなんて「朴大統領『無礼者!!』」(3月26日)、「韓国『三流国家』」(4月21日)などと連日、1面の大見出しで叩いている。関東大震災時の朝鮮人虐殺を取材するライターの加藤直樹氏は「毎日その見出しを目にすることでレイシズム(人種差別)が娯楽になって刷り込まれていく」と指摘していたが、韓国叩きの執拗さは欧米メディアでも話題に上っているほどだ。


■「言論の自由とは別次元の問題

 産経の論調の通り、韓国が三流国家でマトモな国でないとすれば、言論弾圧もしょうがないのではないか。その国に赴任する支局長はそれなりの覚悟を持ってしかるべきだろう。日頃は韓国の後進性を揶揄するクセに、こういう時には「民主主義国ニッポン」の論理で抗議するのは、手前勝手というものだろう。

 保守論客で知られる「月刊日本」主幹の南丘喜八郎氏はこう言った。

   「今度の一件は、韓国の司法当局のやり方がおかしいのは言うまでも
    ありません。ただし、その背景に何があるのか。韓国の事情に思いを
    馳せることなく、一方的に『けしからん』と言うのにはチョット違和感を
    覚えます。日本は日韓併合で韓国民を踏みにじってきた過去がある。
    自民党や右派の人々には日韓併合によってインフラ整備をして
    やったのは日本であって、今の韓国の繁栄は自分たちのおかげだ
    という思い上がりがある。そうした考えが韓国蔑視につながり
    嫌韓論が広がっている。支局長はその風潮に乗ったわけでしょう? 
    覚悟を持って書いた記事じゃないと思う。そうしたらソウルの
    司法当局が動いたわけです。戦前の国家主義団体『玄洋社』には
    韓国同等論を唱える人もいました。韓国蔑視の風潮を顧みず、
    拳を振り上げるだけでいいのでしょうか」

 これが冷静な意見だろう。

 なにも産経だけじゃないが、昨今の右寄りメディアの狭量ぶりは異常な気もする。朝日が「吉田証言」を取り消すと、「朝日を潰せ」の大合唱だ。右も左も含めて、自由にモノを言える社会こそが「言論の自由」なのに、「潰せ」とは暴力的で恐ろしい。そのくせ、都合のいい時にだけ「言論の自由」を持ち出す身勝手は、随分、便利な「言論の自由」だ。今度の措置が言論の自由とは全く別次元の政治判断で行われていることは、産経だって百も承知だろう。この抗議には失笑してしまう。
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●「「産経の記事は理解困難な低級な扇情報道だ」と断じた」ことも『産経』自身が報じるべきだ

2014年10月17日 00時00分22秒 | Weblog


東京新聞の社説【産経記者起訴 韓国は報道の自由守れ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014101002000158.html)と、
コラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2014101002000154.html)。

 「韓国の司法当局が大統領の動静を書いた産経新聞の前ソウル支局長を起訴したのは、報道、表現の自由を脅かすものだ。名誉毀損(きそん)の適用が広がれば、権力を監視する記事は書けなくなってしまう」・・・・・・、「報道に対し、力で応じることを看過すればどうなるか。韓国の言論人は、よく知っているはずだ▼四十年前の「宣言」の精神を、白紙に戻すようなことはしてほしくない」。
 社説やコラムの意見に全く賛成、まったく同感。でも、別途、「朝鮮日報のコラムの筆者、崔普植記者は・・・・・・「産経の記事は理解困難な低級な扇情報道だ」と断じた」ことも、『産経』自身が報じるべきだ。

   『●『産経』新聞韓国大統領名誉棄損事件:
      『朝日』叩きで大ハシャギな『産経』が「クソッタレ文春状態」


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014101002000158.html

【社説】
産経記者起訴 韓国は報道の自由守れ
2014年10月10日

 韓国の司法当局が大統領の動静を書いた産経新聞の前ソウル支局長を起訴したのは、報道、表現の自由を脅かすものだ。名誉毀損(きそん)の適用が広がれば、権力を監視する記事は書けなくなってしまう

 ソウル中央地検は産経新聞のウェブサイトに掲載されたコラムが朴槿恵大統領の名誉を傷つけたとして、筆者の加藤達也・前ソウル支局長を情報通信網法に基づく名誉毀損罪で在宅起訴した。

 言論の自由が憲法で保障される民主主義国家で、メディアの政権報道と論評に対して国家が刑事罰を持ち出すのは異例のことだ。しかも外国の新聞が対象になった。

 加藤氏は国会審議や韓国紙報道の引用に加え、韓国国内の情報も集めて、フェリー「セウォル号」沈没事故が起きた四月十六日に朴大統領が七時間、所在不明であり、特定の男性と会っていたうわさがあるとの記事を書いた。

 起訴状によると、朴氏は当日、大統領府にいて男性も別の場所にいたとし、加藤氏は事実確認を怠って記事を書き、朴氏の名誉を毀損したとしている。また、産経の記事が「朴氏と男性の関係」という表現を使い、「大統領に緊密な男女関係があるかのような虚偽の事実を書いた」と指摘した。

 ソウル駐在である加藤氏は大統領のプライバシーについて、さらに事実確認をすべきではなかったかという疑問は残るが、フェリー事故は各国で大きく報道され、公人である大統領の当日の動静を書いた記事は公益に適(かな)うものだ。

 記事は韓国紙「朝鮮日報」コラムをベースにしている。同紙にはおとがめなしで、産経だけ訴追したのは説得力に欠ける。韓国メディアを引用した記事が名誉毀損に当たるというのなら、外国の報道機関はこれから韓国の記事を十分書けなくなってしまうだろう。

 韓国メディアは産経の記事について、不確かな情報で大統領の権威を傷つけたと批判する一方で、起訴によって報道・表現の自由が損なわれ、国際的な信用を失いかねないと指摘する。国内ネットメディアなども提訴し、批判には法的措置で対抗する朴政権の強権体質を警戒する声も出ている。産経への訴追は民主主義国・韓国の評価にも影響するのではないか。

 日本政府は起訴を強く非難し、韓国側に懸念を伝えた。ようやく修復の機運が見えた日韓関係への影響を、最小限に抑える努力も併せて必要だ。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2014101002000154.html

【コラム】
筆洗
2014年10月10日

 今からちょうど四十年前の十月、韓国紙・東亜日報の記者たちは「自由言論実践宣言」なる文書を発表した▼<われらは、今日わが社会が当面している未曽有の難局を克服しうる道が、言論の自由な活動にあることを宣言する…自由言論は、いかなる口実によっても抑圧することができないし、誰であろうともこれに干渉することはできないことを宣言する>(池明観(チミョンクワン)著『韓国 民主化への道』)▼当時の韓国は朴正熙(パクチョンヒ)大統領の強権政治の下にあった。国民は知りたいことを知ることができず、言いたいことも言えなかった。そんな時代に、記者たちが意を決して出したのが「宣言」だった▼朴政権は、東亜日報に広告を出さないよう、企業に圧力をかけた。東亜日報が広告面を白紙にした新聞を出すと、市民らが「広告主」として手を挙げた。白紙の面を意見広告で埋めて新聞社を支援しようとしたのだ▼そういう闇の中で小さな光を消されては灯(とも)し直すことの積み重ねで、かの国は民主化を果たした。その韓国で、産経新聞の前特派員が書いた記事が朴槿恵(クネ)大統領の名誉を損ねたとして、検察が起訴に踏み切った。問題の記事への評価は様々だろう。だが、報道に対し、力で応じることを看過すればどうなるか。韓国の言論人は、よく知っているはずだ▼四十年前の「宣言」の精神を、白紙に戻すようなことはしてほしくない。
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●『産経』新聞韓国大統領名誉棄損事件: 『朝日』叩きで大ハシャギな『産経』が「クソッタレ文春状態」

2014年09月21日 00時00分42秒 | Weblog


産経系のzakzakの自虐記事【朝鮮日報記者「産経と結びつけられるのは不快」 検察対応を疑問視 ソウル支局長聴取問題】(http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140918/frn1409181205008-n1.htm)。

 「産経新聞がウェブサイトの記事で引用した朝鮮日報のコラムの筆者、崔普植記者は・・「産経の記事は理解困難な低級な扇情報道だ」と断じた。崔氏は、自身のコラムには「産経が書いた『男女関係』の単語もなく、特定もしていない」と強調。また「記者として生きてきた自身の名誉が毀損されたと感じなくはない。産経と結びつけられるのは不快だ」と主張」・・・・・・したそうです。

   『●『別丁 石川真澄 という人がいた』読了(3/3)
    「本多さんによる最後の電話インタビューでは、「やはり一番問題なのは
     「
表現の自由」」とし、『週刊文春』によるある政治家の娘の離婚問題
     掲載記事販売差し止めの件について。「あのとき僕はつくづく思ったんだけど、
     みんな表現の自由を問題にし、
応援したくもないクソッタレ文春
     弁護しなけりゃならないことに
ウンザリしながらやってました。それ自体は
     まあ正しいとしても、その副作用として「表現の自由すなわちメディアの
     自由」と強調されすぎた。・・・自分の気持ちを個人として素直に
     表現できる自由、そのことの大事さ。しかしあの事件は、メディアの自由、
     自分たちの商売道具を大事にするために言ってるんだと、
     一般の人たちに思われたでしょ。・・・「メディアの自由」と
     思われたら
メディア側の負け」」

 『産経』が「クソッタレ文春」状態・・・・・・庇いたくもないのに。でも、そもそも『産経』の大好きな言葉である「誤報」と言われても仕方のないいいかげんな引用で、朝鮮日報にも迷惑かけてるようだし、『産経』新聞は修正と謝罪をしないのだろうか? 『朝日』叩きではあれ程の大はしゃぎをしておいて!? 明確に在ったもの「戦時性奴隷」を無いと言い、コラムには「無かった単語」を在ったと報じてしまったいい加減な『産経』。『産経』に「真摯な対応」を求めてもね・・・。

   『●『朝日新聞』が「アベ様の犬HK」化しないことを望む: 
            相対的に「大変にマシな報道機関」はどこか?
   『●『朝日』潰しに夢中: 原発再稼働や輸出を進めるアベ様には
             「制御を失った原発の実相」が見えていない


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http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140918/frn1409181205008-n1.htm

朝鮮日報記者「産経と結びつけられるのは不快」 検察対応を疑問視 ソウル支局長聴取問題
2014.09.18

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領に関する記事が名誉毀損に当たる疑いがあるとして、韓国検察当局が産経新聞の加藤達也ソウル支局長(48)を事情聴取した問題で、産経新聞がウェブサイトの記事で引用した朝鮮日報のコラムの筆者、崔普植記者は17日、「産経にそのような対応をする価値があったのか」と検察の対応を疑問視する立場を示した。

 韓国記者団に送った文書で明らかにした。崔氏は自らのコラムを「大統領と大統領府の国政運営に関する批判だ」としつつ、「産経の記事は理解困難な低級な扇情報道だ」と断じた。崔氏は、自身のコラムには「産経が書いた『男女関係』の単語もなく、特定もしていない」と強調。また「記者として生きてきた自身の名誉が毀損されたと感じなくはない。産経と結びつけられるのは不快だ」と主張した。
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