(1995/ウェイン・ワン監督/ハーヴェイ・カイテル、ウィリアム・ハート、ハロルド・ペリノー・Jr、ストッカード・チャニング、フォレスト・ウィッテカー、アシュレイ・ジャッド、ミシェル・ハースト、メアリー・ウォード、エリカ・ギンペル/113分)
ウェイン・ワン監督の「スモーク」を観る。DVDのレンタルだ。出だしからの掴みはオッケー、みたいなスピルバーグを代表とするここ数十年のハリウッド映画とは違う、どこかジム・ジャームッシュを髣髴とさせる語り口だな。二度目を観るとプロローグがちゃんと作られてるのが分かるけど・・。
[11月02日 twitterで]
複数のお友達のブログで好評だったので数年前から予定リストに入っていた本作。ウェイン・ワン、初体験であります。
遠くにマンハッタンのビル群を望むブルックリンの地上を高架電車が通っているロングショットがオープニング。終盤のエピローグの前にもビルの間をくねくねと縫うように走る高架電車の遠景ショットがあって、改めて振り返ればオーソドックスな語り方も使っていたことが分かりますな。
脚本が、名前は知っていてもまだ読んだことが無いアメリカ人作家ポール・オースター。
1990年にニューヨーク・タイムズに掲載された彼の短編、『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』を読んだウェイン・ワンが映画化しようと連絡をとったのが始まりで、(オースター自身も映画製作に興味があったので)その後親交を深め、5年後に今作が出来上がったわけです。結局「スモーク」本体のストーリーはオースターの書き下ろし、『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』は映画の終盤の1エピソードとして語られます。
時は1990年の夏。ブルックリンの煙草屋の雇われ店主オーギー・レンと常連客の小説家ポール・ベンジャミンを中心とした下町の人情劇で、二度目の鑑賞で、まさに一昔前のアメリカの短編小説を読んでいるような気分になりました。
エピソードの殆どは夏の数日間の話で、エピローグがクリスマスを間近に控えたその年の冬になります。
オーギー・レンに扮したのは、ブルックリン生まれのハーヴェイ・カイテル。
片方の腕に派手な刺青のあるオーギーは決して育ちの良い男ではないが、今はブルックリンの街角で煙草屋の店主をしている。店は近所の暇を持て余す男達の溜まり場にもなっていて、知的障害のある青年が店番や掃除をしていたりする。
ポール・オースターのペンネームの一つ、ポール・ベンジャミンをそのまま役名にした小説家を演じるのはウィリアム・ハート。
プロローグでオーギーの店に煙草を買いにやってきたポールについて、『あいつは何者だい?』と集っていた暇人達が聞く。勿論、ポールが帰った後のことだが、オーギーはお前達は読んだことがないだろうが、あの人は作家だと答える。
『3、4冊は本を出したはずだが、ここ数年は新作を書いてない』
何故なんだ?との問いに、オーギーはポールの不幸について話し始める。
数年前に近くの銀行にピストル強盗が入った。この界隈では誰もが知っている事件だが、その時にポールの妻は巻き添えをくって亡くなったのだ。ポールの妻エレンはその時妊娠4ヶ月か5ヶ月。赤ん坊も父親の顔を見ることはなかった。もしも・・・とオーギーは続ける。
エレンは事件の直前に煙草を買いに来ていた。もしも彼女が代金ピッタリのお金を持っていなかったら、或いは店がもう少し立込んでいたなら、店を出るのが遅れて事件にあわなかったかも知れない。
彼はまだ立ち直れずにいるのさ、とオーギーはポールを思いやった。
人知れずオーギーがライフワークとして14年前から始めたのが、交差点の向こう側からカメラで自分の店を撮影すること。毎日、雨の日も曇りの日も決まった時間に。いつしか、その写真は四千枚をこえる数になっていた。
或る夜、閉店直後にポールがやって来る。煙草を切らしたらしい。『オペラを観に行く予定なんかないよ』と快くシャッターを開けるオーギー。ふとレジの傍にキャノンのカメラを見つけたポールの質問に答えて、オーギーは自宅に招いてそのアルバムを見せることになる。
テーブルに並んで座り、ポールは写真を見、オーギーはそんなポールを見る。
『もう少しゆっくり見ろよ。同じものは一枚もないんだから』
モノクロの写真がスライドショーのように映し出されますが、観客の予想通り、そこには在りし日のエレンの姿が・・・。いいシーンでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/1d/503925caf0040675ad7bfdf25944e5d1.jpg)
考え事をしながら歩いていてトラックに轢かれそうになったポールを事故寸前で助ける17歳の黒人少年トーマスに扮したのが、当時二十代後半のハロルド・ペリノー・Jr。映画よりもTVのシリーズ物への出演が多い人のようです。
命の恩人だからとレモネードを驕り、困った時には寄ってくれとアパートの住所をトーマスに教えるポール。恩着せがましい所の無かったトーマスですが、或る日突然アパートにやって来ます。初めて会った時と同じようにデイパック一つで。
「スモーク」が連作短編集の一つと考えたならば、いわばオーギーとポールはレギュラーで、このトーマスがゲストのような扱いに見えます。レギュラー陣には取り立てて大きな事件は起こらないけれど、突然訪れたトーマスは秘密を抱えていて、嘘が上手で、ポール達が振り回されることになるので。
映画は、途中で章を区切るように黒い画面に登場人物の名前が出てきます。全部で五人。主な登場人物は上記の三人ですが、あとの二人も重要な役どころなので書いておきましょう。そういえば、章の各エピソードがその人物を中心に描いているかといえば大いに疑問が残る変な編集でした。
トニー賞もエミー賞も受賞経験があるベテラン女優ストッカード・チャニングが扮したのはピッツバーグから来た女ルビー。
片方の目を失くして、フック船長よろしく黒い眼帯をつけた彼女は、オーギーの元カノ。オーギーに言わせると『俺を裏切った女』となります。18年半前に別れた二人。さて、勇気を振り絞ってやって来たと言うルビーのお願いは・・・。
もう一人は、ブルックリンの郊外でガソリンスタンドを開いたばかりの黒人サイラス。片方の腕の先は義手になっており、そこには一生の悔いとなる過去がありました。
ポールのアパートで二日間過ごした後、トーマスはサイラスの店の前に現れます。サイラスに薄気味悪がられながら半日居座り、バイトで雇われることに成功。名前を訊かれたトーマスは、何故かポール・ベンジャミンと答えるのでした。
その他の出演者についてもメモります。
ルビーの娘フェリシティ役でアシュレイ・ジャッドが、親元を離れてチンピラやくざと暮らしているジャンキー娘を力演。役柄からでしょうが、後の美人女優の面影は薄い印象でした。
トーマスの誕生祝にポールが本をプレゼントするが、その時にトーマスに食事に誘われる書店の店員にメアリー・ウォード。
トーマスの叔母役にはミシェル・ハースト。
サイラスの妻役にエリカ・ギンペル。
1995年のベルリン国際映画祭で、ウェイン・ワンが特別銀熊賞を受賞しました。
お薦め度は1回目では★三つ。二回目で三つ半。
淡々とした語り口は回数を重ねるごとに味わいを増しますが、それでも映画的興奮という意味では少し弱い気がします。オースターの本の“短編小説らしい”淡白さが少し物足りないかも。
語り口で印象深いのは、複数の登場人物が対峙するシーンの最後で、リアクションをとる人物を長めのショットで抑えること。思わず見入ってしまうし、余韻も生まれる。ワンさんの他の作品が観たくなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/79/24dc65970a46142faacffd7ee7a5bfcb.jpg)
エピローグ。
NYタイムズからクリスマスの話を依頼されたものの、いい話が思いつかないポールに、それならばとオーギーが食事を条件に語るのが『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』です。ハーヴェイ・カイテルが語り、ウィリアム・ハートが聞くだけのシーンですが、思わず耳を澄ませてしまいます。
煙草屋を始めた後の、オーギーが経験したクリスマスの暖かい話。内容は観てのお楽しみですね。
エンドロールの前にそのストーリーはモノクロで再現され、BGMの“♪Innocent When You Dream/Tom Waits”が渋いです。
そして、エンドロールのBGMはジェリー・ガルシア・バンドの“♪Smoke Gets in your Eyes“でした。
▼(ネタバレ注意)
二日ほどポールのアパートに泊まったトーマスが出て行った後、黒人の中年女性が怒鳴り込んできますが、これはトーマスの叔母。
ポールにはマンハッタンで両親と暮らしていると言っていたのですが、実は彼の母親は既に死に、父親は12年前に失踪、今はブルックリンの叔母の家に厄介になっているのでした。
失踪していたトーマスの父親を郊外のガスリンスタンドで見かけたという近所の人の話が少年を動かしたようです。
その父親が誰かは、分かりますね。
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[11月02日 twitterで]
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遠くにマンハッタンのビル群を望むブルックリンの地上を高架電車が通っているロングショットがオープニング。終盤のエピローグの前にもビルの間をくねくねと縫うように走る高架電車の遠景ショットがあって、改めて振り返ればオーソドックスな語り方も使っていたことが分かりますな。
脚本が、名前は知っていてもまだ読んだことが無いアメリカ人作家ポール・オースター。
1990年にニューヨーク・タイムズに掲載された彼の短編、『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』を読んだウェイン・ワンが映画化しようと連絡をとったのが始まりで、(オースター自身も映画製作に興味があったので)その後親交を深め、5年後に今作が出来上がったわけです。結局「スモーク」本体のストーリーはオースターの書き下ろし、『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』は映画の終盤の1エピソードとして語られます。
時は1990年の夏。ブルックリンの煙草屋の雇われ店主オーギー・レンと常連客の小説家ポール・ベンジャミンを中心とした下町の人情劇で、二度目の鑑賞で、まさに一昔前のアメリカの短編小説を読んでいるような気分になりました。
エピソードの殆どは夏の数日間の話で、エピローグがクリスマスを間近に控えたその年の冬になります。
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オーギー・レンに扮したのは、ブルックリン生まれのハーヴェイ・カイテル。
片方の腕に派手な刺青のあるオーギーは決して育ちの良い男ではないが、今はブルックリンの街角で煙草屋の店主をしている。店は近所の暇を持て余す男達の溜まり場にもなっていて、知的障害のある青年が店番や掃除をしていたりする。
ポール・オースターのペンネームの一つ、ポール・ベンジャミンをそのまま役名にした小説家を演じるのはウィリアム・ハート。
プロローグでオーギーの店に煙草を買いにやってきたポールについて、『あいつは何者だい?』と集っていた暇人達が聞く。勿論、ポールが帰った後のことだが、オーギーはお前達は読んだことがないだろうが、あの人は作家だと答える。
『3、4冊は本を出したはずだが、ここ数年は新作を書いてない』
何故なんだ?との問いに、オーギーはポールの不幸について話し始める。
数年前に近くの銀行にピストル強盗が入った。この界隈では誰もが知っている事件だが、その時にポールの妻は巻き添えをくって亡くなったのだ。ポールの妻エレンはその時妊娠4ヶ月か5ヶ月。赤ん坊も父親の顔を見ることはなかった。もしも・・・とオーギーは続ける。
エレンは事件の直前に煙草を買いに来ていた。もしも彼女が代金ピッタリのお金を持っていなかったら、或いは店がもう少し立込んでいたなら、店を出るのが遅れて事件にあわなかったかも知れない。
彼はまだ立ち直れずにいるのさ、とオーギーはポールを思いやった。
人知れずオーギーがライフワークとして14年前から始めたのが、交差点の向こう側からカメラで自分の店を撮影すること。毎日、雨の日も曇りの日も決まった時間に。いつしか、その写真は四千枚をこえる数になっていた。
或る夜、閉店直後にポールがやって来る。煙草を切らしたらしい。『オペラを観に行く予定なんかないよ』と快くシャッターを開けるオーギー。ふとレジの傍にキャノンのカメラを見つけたポールの質問に答えて、オーギーは自宅に招いてそのアルバムを見せることになる。
テーブルに並んで座り、ポールは写真を見、オーギーはそんなポールを見る。
『もう少しゆっくり見ろよ。同じものは一枚もないんだから』
モノクロの写真がスライドショーのように映し出されますが、観客の予想通り、そこには在りし日のエレンの姿が・・・。いいシーンでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/1d/503925caf0040675ad7bfdf25944e5d1.jpg)
考え事をしながら歩いていてトラックに轢かれそうになったポールを事故寸前で助ける17歳の黒人少年トーマスに扮したのが、当時二十代後半のハロルド・ペリノー・Jr。映画よりもTVのシリーズ物への出演が多い人のようです。
命の恩人だからとレモネードを驕り、困った時には寄ってくれとアパートの住所をトーマスに教えるポール。恩着せがましい所の無かったトーマスですが、或る日突然アパートにやって来ます。初めて会った時と同じようにデイパック一つで。
「スモーク」が連作短編集の一つと考えたならば、いわばオーギーとポールはレギュラーで、このトーマスがゲストのような扱いに見えます。レギュラー陣には取り立てて大きな事件は起こらないけれど、突然訪れたトーマスは秘密を抱えていて、嘘が上手で、ポール達が振り回されることになるので。
映画は、途中で章を区切るように黒い画面に登場人物の名前が出てきます。全部で五人。主な登場人物は上記の三人ですが、あとの二人も重要な役どころなので書いておきましょう。そういえば、章の各エピソードがその人物を中心に描いているかといえば大いに疑問が残る変な編集でした。
トニー賞もエミー賞も受賞経験があるベテラン女優ストッカード・チャニングが扮したのはピッツバーグから来た女ルビー。
片方の目を失くして、フック船長よろしく黒い眼帯をつけた彼女は、オーギーの元カノ。オーギーに言わせると『俺を裏切った女』となります。18年半前に別れた二人。さて、勇気を振り絞ってやって来たと言うルビーのお願いは・・・。
もう一人は、ブルックリンの郊外でガソリンスタンドを開いたばかりの黒人サイラス。片方の腕の先は義手になっており、そこには一生の悔いとなる過去がありました。
ポールのアパートで二日間過ごした後、トーマスはサイラスの店の前に現れます。サイラスに薄気味悪がられながら半日居座り、バイトで雇われることに成功。名前を訊かれたトーマスは、何故かポール・ベンジャミンと答えるのでした。
その他の出演者についてもメモります。
ルビーの娘フェリシティ役でアシュレイ・ジャッドが、親元を離れてチンピラやくざと暮らしているジャンキー娘を力演。役柄からでしょうが、後の美人女優の面影は薄い印象でした。
トーマスの誕生祝にポールが本をプレゼントするが、その時にトーマスに食事に誘われる書店の店員にメアリー・ウォード。
トーマスの叔母役にはミシェル・ハースト。
サイラスの妻役にエリカ・ギンペル。
1995年のベルリン国際映画祭で、ウェイン・ワンが特別銀熊賞を受賞しました。
お薦め度は1回目では★三つ。二回目で三つ半。
淡々とした語り口は回数を重ねるごとに味わいを増しますが、それでも映画的興奮という意味では少し弱い気がします。オースターの本の“短編小説らしい”淡白さが少し物足りないかも。
語り口で印象深いのは、複数の登場人物が対峙するシーンの最後で、リアクションをとる人物を長めのショットで抑えること。思わず見入ってしまうし、余韻も生まれる。ワンさんの他の作品が観たくなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/79/24dc65970a46142faacffd7ee7a5bfcb.jpg)
エピローグ。
NYタイムズからクリスマスの話を依頼されたものの、いい話が思いつかないポールに、それならばとオーギーが食事を条件に語るのが『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』です。ハーヴェイ・カイテルが語り、ウィリアム・ハートが聞くだけのシーンですが、思わず耳を澄ませてしまいます。
煙草屋を始めた後の、オーギーが経験したクリスマスの暖かい話。内容は観てのお楽しみですね。
エンドロールの前にそのストーリーはモノクロで再現され、BGMの“♪Innocent When You Dream/Tom Waits”が渋いです。
そして、エンドロールのBGMはジェリー・ガルシア・バンドの“♪Smoke Gets in your Eyes“でした。
*
▼(ネタバレ注意)
二日ほどポールのアパートに泊まったトーマスが出て行った後、黒人の中年女性が怒鳴り込んできますが、これはトーマスの叔母。
ポールにはマンハッタンで両親と暮らしていると言っていたのですが、実は彼の母親は既に死に、父親は12年前に失踪、今はブルックリンの叔母の家に厄介になっているのでした。
失踪していたトーマスの父親を郊外のガスリンスタンドで見かけたという近所の人の話が少年を動かしたようです。
その父親が誰かは、分かりますね。
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・お薦め度【★★★★=短編小説好きの、友達にも薦めて】 ![テアトル十瑠](http://8seasons.life.coocan.jp/img/TJ-1.jpg)
![テアトル十瑠](http://8seasons.life.coocan.jp/img/TJ-1.jpg)
3度くらい見たはずですが、何故かすぐに記憶が薄れてしまって、何度見ても感動できます(笑)
ウェイン・ワン監督なら、「きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏」という作品がけっこうお気に入りです。
こちらもしみじみ感動できる部分がありました。
まあ、ちょっと子供向けだし、ラストのまとめ方が微妙(タイトルに偽りアリ!)なので、おススメはしませんが…。
きっと心温まる作品を多く撮っている方なんだと思います。
なんか、宵乃さんのところで見た記憶が。
こちらもしみじみ系なんですね。
ポール・オースターと組んだ作品も他にあるようですし、ウェイン・ワン、覚えておきましょう。
最後の逸話は、恐らくオーギーが新聞の写真を見て思い付いたでっち上げ。
それでも、トム・ウェイツの音楽に乗って、そのでっち上げの中で展開される、泥棒の祖母による“あんた(オーギー)が孫を騙る嘘は分っているけれど、あんたの親切は嬉しいよ”とでも言っているような表情が素晴らしい。
多くの人が指摘するように、トム・ウェイツの音楽に続けて、ジェリー・ガルシア・バンドの「煙が目にしみる」が畳みかけられるのが良いですね。
僕もツイッターで呟いていたので、改めて感性が近いんだなぁと思ったところです
>最後の逸話は、恐らくオーギーが新聞の写真を見て思い付いたでっち上げ。
まさに「煙に巻いた」わけですかな。
モカさんや浅野さんのコメントで忘れているシーンもあるので、また観たくなりました。