kohは今日も元気です

思うようにブログアップが出来ませんが、俳句のこと、テレビ番組のこと等、日常をぼちぼち書いていきます。

長浜曳山祭

2017-04-16 17:51:10 | 行事

 

 

月に1度のシニアのためのカルチャークラブ

1月は新年会、2月は無し、3月は総会でしたので

久しぶりの遠出です♪

今回は、 

4月15日、「長浜曳山祭」 を見て来ました。 

今年は、ちょっと特別だそうです。

 

2016年11月、 「ユネスコ無形文化遺産」 に登録されたので、

その記念として15日の夜に11年ぶりに、全13基が御旅所に集結します。

 

  

 

早朝から長浜八幡宮に、平成29年度こども狂言を奉納する四基が並びます。

 

 

 

  

(向かって左から)      (演目)

 

諫皷山(かんこざん)    花祭長浜城  

春日山(かすがざん)    紅葉狩   

月宮殿(げっきゅうでん)   本朝廿四孝十種香の場奥庭狐火の場

                             (ほんちょうにじゅうしこう  じゅっしゅこうのば  おくにわきつねびのば)

青海山(せいかいざん)   伊勢音頭恋寝刃 油屋 (いせおんどこいのねたば あぶらや)


 

 

 

こども狂言の始まる前、八幡宮の参道での行列で

「太刀渡り・たちわたり」 


 

源義家ゆかりと伝わる、長太刀ををもつ長刀組の武者と力士の行列です。

 

長浜曳山祭の始まりは、長浜城主であった羽柴秀吉が戦乱で荒廃した

長濱八幡宮を再興し、八幡宮にゆかりのある源義家の

前九年・後三年の役の凱旋の様子を偲んで行った

「太刀渡り」(武者行列)にあるとされています。

そしてその後に町民が山を建造し曳山が行われる様になりました。

 

 

大変長い太刀ですね

 

9時45分より、こども狂言(奉納狂言)

が始まりました。 

狂言に先立ち 「三番叟」  が演じられます。

 

 三番叟(さんばそう)~能の演目「翁」より派生したもので、

番付の最初に演じられ、五穀豊穣を寿ぐものでもあります。

 

 

 「花祭長浜城」

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*この狂言は、羽柴秀吉が長浜城主になって、城開きの祝いをする時の様子で、

秀吉、ねね、石田三成と若い美男美女の間の恋騒動を描いています。

モーツァルトの「フィガロの結婚」 をお手本に歌舞伎化したもの。

ま、取り敢えず秀吉には不満は残るものの、めでたしめでたし!

の段でござりまする~~

 

相関図は、ご想像にお任せいたしまする~

 

と、ちょっと投げやりで、ごめんなさい

 

こんなお話を、子供が演じるだけでも笑いを誘います。

子供達はなかなかの演技派で、堪能させてもらいました

が、小雨とはいえ濡れながらの40分立ち通しは、しんどかったあ~

 

夜になると、御旅所という所に全12基プラス、長刀山(なぎなたやま)が 集い

こども狂言が演じられたそうです。

 

 このこども狂言を演じられる山組は12組ありますが、

毎年4山組が演じますので、3年にいちど狂言を担当するという事だと思います。

4組のことを、 「出番山組」

残りの8組を 「暇番山組」

と呼ぶそうです。

 

京都の祇園祭に似たところもありまして、4月1日~17日という長丁場のお祭りで、

華やかさの陰に大変なご苦労があるようです。

 

初めて見た長浜曳山祭ですが、国内32の山・鉾・屋台行事と共に登録され

これから益々盛り上がる事と思います。

地元の方々の喜びもひとしおの様ですね♪

 

他にも、長浜の街中を見て周りましたので、おいおいアップしたいと思います。

 

 

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