[ワシントン 25日 ロイター] - 米当局者は25日、米海軍の駆逐艦「デューイ」が南シナ海で中国が造成した人工島から12カイリ(約22キロ)内を航行した際、中国に領海を主張する権利はないということを示すため、「機動演習」を行ったと明らかにした。
デューイは太平洋時間25日に南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島のミスチーフ環礁付近を航行した。
アナリストによると、これまでの米国によるスプラトリー諸島付近での「航行の自由作戦」は、軍艦が停止することなく速やかに航行し、事実上領海を認める「無害通航」だった。
しかし米当局者によると、デューイは25日の12カイリ内の航行が無害通航ではないことを示す目的で、「落水者救助」訓練を実施したという。
当局者の1人は「船舶の行動は、人工島が造成されたかどうかにかかわらず、ミスチーフ環礁を領海と主張する権利はないということを示した」と語った。
米国防総省のロス報道官は、航行の自由作戦について、特定の国に限られたものではないとし、これらの作戦の概要を年次報告で公表する方針を示した。「これまで同様、定期的な実施を続けており、今後も続けていく」と語った。
同省は25日の作戦について確認していない。
以上、ロイター記事
アメリカは南シナ海の人工島については、中国領海として認めてない。
無害通航ではなく、落水者救助の訓練をやったようです。
次は、ベトナム、フィリッピン、日本との軍事演習をやってほしいですね。
島嶼上陸作戦の訓練をやるべきです。
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