[ウェストパームビーチ(米フロリダ州)/ワシントン 20日 ロイター] - トランプ米大統領は20日、大統領補佐官(国家安全保障担当)に米軍中将のヒューバート・レイモンド・マクマスター氏(54)を指名した。ロシア接触疑惑で辞任したフリン氏の後任となる。
フリン氏辞任後に大統領補佐官を代行していた元陸軍幹部のキース・ケロッグ氏を国家安全保障会議(NSC)の首席補佐官に指名する人事も合わせて発表した。
大統領は記者団に対し、マクマスター氏について「多大な才能と経験を持っている」とし、「米軍の誰からも高く評価されている人物だ。政権に迎えられて光栄だ」と語った。
大統領はこの週末、フロリダ州ウェストパームビーチの別荘でフリン氏の後任となる大統領補佐官候補の人選を進め、マクマスター氏のほか、ケロッグ氏、ジョン・ボルトン元米国連大使も候補に挙がっていた。
最初に後任に指名されたロバート・ハワード退役海軍中将は家庭の事情や経済的理由から就任を辞退していた。
大統領補佐官の就任にあたっては米上院の承認を必要としない。
マクマスター氏は、湾岸戦争で米軍小隊を率いてイラク軍の大隊を破ったことで名を上げた。1997年の著書「Dereliction of Duty」で、ベトナム戦争中の米軍と米政府の指導力の欠如を批判したことでも知られる。
以上、ロイター記事
トランプ革命政権だから、軍出身者で固める方向になるでしょう。
だって従前の政治家は1%のアメリカ支配者からお金で操られてきたことを否定したのが今回の選挙だったから、既成の政治家もメディアも敵に回さざるを得ません。
まだまだ、トランプ政権の足場が固まってなく、波乱が押し寄せてくる流れになっていますね。