【上海=河崎真澄】中国税関総署が23日に公表した国・地域別の輸出入統計月報(ドルベース)で、北朝鮮向け輸出が1〜8月累計で22億8241万ドル(約2556億円)となり、前年同期比で25・3%増えていたことが分かった。中国は国際社会との協調姿勢を見せる一方、ガソリンなど石油精製品の輸出増で北朝鮮経済を支援していた。北朝鮮にとって最大の貿易相手国である中国の“制裁”はなお骨抜き状態にある。
北朝鮮向け輸出は通年ベースで2014年から16年にかけて前年比で減少してきたが、今年に入って増大に転じた。一方、1〜8月累計の北朝鮮からの輸入は13億3213万ドルで、前年同期比13・5%の減少。北朝鮮にとっては大きな外貨獲得手段である石炭の輸入を、中国は2月19日から停止したと説明している。
それでも輸出と輸入を合わせた中国と北朝鮮の貿易総額は、1〜8月累計で36億1455万ドルと7・5%増だった。14年から貿易総額も16年まで前年比で減少が続いたが、今年は通年で増大する可能性がある。
一方、中国商務省は23日までに、北朝鮮への石油精製品の輸出制限など、新たな制裁措置を通達した。国連安全保障理事会が11日に採択した制裁決議に基づく措置。中国による石油精製品の輸出制限は初めてという。23日から天然ガスなどの輸出を禁止する一方、北朝鮮からの繊維製品の輸入も停止した。さらに10月1日から12月末まで、ガソリンを含む石油精製品の輸出の上限を50万バレルとした。
中国の政治学者は、「経済制裁を厳格に行えば、北朝鮮は対中反発から予想外の軍事行動に出る恐れもある」と話し、全土がミサイル射程内に含まれる地政学的な理由も、石油精製品の全面禁輸措置などに踏み切れない理由と明かした。
以上、産経新聞
中国から北朝鮮への輸出は右上がり状態であり、中国は大ウソつきだということですね。
中国といい、北朝鮮といい、韓国も嘘つきであり、日本人の気質とは真逆です。日本人は正直で、お人よしですから・・・
付き合いたくないですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます