Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

築地市場

2017-10-23 | 旅行

 10/14(土)、新橋演舞場で「ワンピース」を観劇した翌日、なはさんは妹さん宅でもう一泊、残る3人はどこへ出かけるか未定だった。巣鴨の「とげぬき地蔵」、丸の内のショッピング街、上野の国立博物館、等々候補はいろいろあったが、今一つ決め手に欠ける。私自身は「とげぬき地蔵」は以前城端の友人たちに連れて行ってもらった。再度お参りするのはかまわないし、別の友人と行けばまた楽しみも違う、と思っていた。が、お天気があまりよくない。ぶらぶら歩きにはちょっと寒いかも。

 その日の朝のテレビで、築地市場の紹介があり面白かったよ、とのSE子さんの言葉に、「じゃ、そこにしよう!」と、皆の心が決まった。すぐアクセス法を調べ、大井町から京浜東北で新橋へ出ようとしたが、どの電車も新橋は止まらない。ホームの駅員さんに聞くと、土曜の10時台は特急しか運転しないとのこと。仕方なく品川で乗り換え、新橋へ。そこから地下鉄大江戸線汐留駅まで地下道を歩く。10数年前に「汐留シオサイト」が完成した頃「四季劇場」まで歩いた洒落た地下道だ。汐留駅から一つ目が築地市場駅。

 👇 地下鉄駅の出口。「E18」は大江戸線の始発駅から18番目。この表示ができてから外国人観光客には便利になっただろう。 

 地上に出ると、目の前に朝日新聞東京本社ビル。駅の裏側は国立がん研究センター。私の友人にご主人や弟さんの治療にここへ通った人が二人もいる。一緒に改札口を出た二人連れの女性に「どちらへいらっしゃいますか?」と尋ねると、「浜離宮朝日ホールでコンサートを聴き、美味しいお寿司を食べる」そうだ。土曜日の午後のお楽しみなのだろうな~。

 👇 朝日新聞本社ビル。

  👇 築地市場出入り口。

 

  👇 横の歩道を通って中へ入った。昼近い時間なので、ガランとした市場を「(ターレット トラック=荷物運搬車)」がときどき走っている。

  👇 築地市場入り口に置かれていた「ターレ」。セリの時間には人の数よりターレの数が多いとか。冷凍マグロなどを運ぶ。丸い円形のハンドル、円筒形の動力部、畳1枚程の荷台がコンパクトにおさまった運搬車。築地市場の場内・場外を、早朝から閉場まで縦横無尽に走りまわる姿は象徴的だ。

  👇 市場内の歩道の両側には店が並ぶ。

  👇 砥ぎ屋さん。市場の外からも注文があるそうだ。

  👇 包丁を売っている。外国人観光客が多いらしく、”US dollar、EURO OK”と書いてある。

  👇 珍しい売り物も。

      

  ここでお寿司を食べようと、店を探すがどこも満員か、高値である。👇の「仲屋」は海鮮丼だけ。値段が手ごろだからだろう、ズラッと2列に行列だ。店の前の写真を見て、行列に並びながら注文をして、順番が来て店に入ると、すぐさま注文品が出てくる仕組みだ。威勢のいい娘さんが仕切っている。30分以上待った。店内 はカウンターになっていて、後ろを歩くスペースも狭く、蟹の横這いで移動しなければならない。何事も経験だね、と言いながら食べた。1300円。

        

 東京駅までタクシーに乗り、買い物をして予定通り3時過ぎの「はくたか」に乗った。