👇 将軍を見つめる光秀。
僧が花の木陰で寝ていると、若武者姿の霊が現れ、修羅道の苦しみ、戦いの様子を再現して見せ、僧に弔いを頼み消え失せる。
《みどころ》
夏の主菓子~8月
8月最後のお茶教室 夏休みのお茶教室~茶箱 8月はお茶教室も夏休みなのだが、それぞれのお孫さんたちが成長され帰省されなくなったからもあって、今年は12、19日の2......
BSプレミアムで平日午後1時から、かつての名画を放送している。氷見へ行った日は「ガス燈」だった。以前どこかの名画劇場で見たはずだが、中身を全く覚えていない。1944年の作品で当時のポスターつきのパンフレットだけが印象に残っている。もしかしたら家のどこかに保管しているかもしれない。
なぜかヘップバーンの「暗くなるまで待って」とこんがらがり…、でも霧の中の街燈や家の中のガス燈がゆらめく様、不安げな女性はバーグマンで…。と言うわけでともかく録画をした。
夕暮れロンドンの街をランプライターがガス燈に灯をつけて回る、一つずつ。雨の中、ある家の前に静かな人だかりが…。家の中から、一人の少女が年配の男性に付き添われ現れて馬車で去って行く…。 有名な女性歌手が殺され、高価な宝石類が消えてしまった。事件はそのまま迷宮入り。その少女は歌手の姪のポーラだった。
私の実家は南砺市城端、が家はもうないい。お墓の掃除などすべて2軒の分家のお世話になっている。小さい頃から可愛がってもらった分家のKIちゃん(と言っても私の一回り上で93歳)が数年前からグループホームに入られた。脳出血で倒れ、歩行器がないと歩けなくなったのだ。昨年から福光の「柿の華」へ移られた。
福光のグループホームに入所中の分家のKIちゃんを訪ねると言ったら、すかさず「じゃ”萱笑”でお蕎麦を食べてくれば?」と、私の思いもつかないことを提案してくれるようこ姫さん。と言うのは、今まで何度か寄ったが、満員だったり時間が遅かったりで一度もその美味しいお蕎麦に縁がないいわくつきのお店なのだ。
私が城端へ行くのは、ほとんどがお墓参り。たまには友人と会ったり分家を回ったり、「じょうはな座」のイベントに参加したり、ともかく福光は常に素通り。今回のグループホーム訪問は良い機会かもしれない。お店の前に行列ができるほどの人気のお店だそうだ。コロナの時期でもあるし、まず電話をした。11時半には来てくださいとのことで予約をする。
8/22(土)まず城端へ行き、もう一軒の分家のMI子さんを乗せ福光へ戻る。場所はだいたいわかっている。近くの図書館に共同の駐車場があることも聞いた。いつも素通りの福光だから、小矢部川を渡るのはホントに久しぶり。高校の同級生の家の前を何軒か通る。懐かしいな~と思う間もなくすぐに着いた。ほとんど人通りのない静かな町で、そのお店の前だけが人だかり。信号を渡る人も皆そのお店へ。それが、「手打そば 萱笑」だ。
👇 MI子さんは鰊が美味しそう…と温かいおそば「にしんそば」を注文。1190円。
👇 私は、冷たいおそば「わさびとろろそば」を注文。1270円。 薄めの大きな丼にお蕎麦、せん菜(わさび菜)、とろろ、鰹節、千切り糊。つゆ、ねぎ、天かす。
最初、せん菜を高菜かと思った。つゆ入れがないのは忘れたのかと思った。「つゆ、上からかけるんだよね~」と言いつつ食べ始めたが慣れないので食べにくい。最後にはレンゲかスプーンが欲しいな、と思った。途中で蕎麦湯とつゆ入れを持って来てくださったので、それに流し込んだ。向かいのMI子さんが丼を傾けてくれて「三々九度みたいだね」と二人で笑っていた。
お味は上々、固さも具も評判通り。お店の方に菜っ葉のことだけ聞いた。「せん菜です。わさび菜のことですよ」 緑色の涼し気なワサビ田の風景が目の前に浮かんだ。夏のメニューだな。
家に帰ってから写真に撮ったメニュー表を読むと、せん菜のことも、「冷たいつゆをかけて食べるぶっかけ蕎麦」との紹介も載っていた。初めての店へ行くと面白いことがいろいろある。さあ、これから「柿の華」だ。
萱 笑:(そば、天ぷら、懐石・会席料理)
南砺市福光6771
0763-52-5033
11:30~14:30(L.O 14:00)
17:00~20:00(L.O 19:30)
8/20日、氷見でのランチの帰りに、大門車は軽い夕食をとの話の流れになった。かと言ってお腹はまだいっぱい、そうめんがいいね、とは言うものの今どき麺類だけのお店は郊外には少ない。結局、8号線沿いの「星乃珈琲」に入った。
あれやこれやと迷った挙句に選んだのが、蜂蜜豆乳と 👇
👇 ダブルのパンケーキ。
さすがに全部は食べきれず、半分は翌日の朝食用に…。
「小さな隠れ味宿・魚恵(ぎょけい)」とパンフには書いてある。入り口の灯篭には「民宿・磯料理」とあった。温泉があり宿泊もできるのだろう。
さて、氷見三昧御膳キャンペーンのお料理は?
👇 先付け。左から赤鯛のみぞれ和え、蛸、くらげ。
👇 夏野菜の冷製茶碗蒸し。
👇 刺身。
👇 シイラの南蛮煮。
👇 エビのフライとアメリケーヌソース。
👇 鯛の釜めし。
👇 ご飯を盛る茶碗。 絵付けがユーモラス。
食後のコーヒー付きだった。プラスアルファでお風呂にも入れたのかも? が、最初からランチのつもりだったので、この後「ひみのはな」まで遠征して入浴した。皆が「日帰り入浴券」の無料券を持っていたからもある。その後ロビーでゆっくり休んで帰途についた。
魚恵 : 氷見市北大町7-38
0766-72-3744
「氷見三昧夏編スタート」の新聞記事の切り抜きをようこ姫さんに見せてもらい、お茶教室で「行きたいね」と話していた。平日昼を中心に氷見漁港で水揚げされた魚介類、氷見牛、氷見うどんなどを提供する。26の店が自慢の料理を提供し参加している。夏編の利用者には秋冬編で使える食事券の抽選応募券を配布すると言うのだ。
8月初めに息子が出張の帰りに高岡へ寄ったので、先に私が「ひみ浜」へ出かけたことを前に書いた。お茶教室からは、お盆過ぎに「魚恵」へと決めていた。皆がそれぞれお墓参りなどのお盆行事を済ませた20日(木)、車2台5人で出かけた。姫さんは茶々姫さんを、私はSE子さんとなはさんを乗せて氷見番屋街の駐車場で待ち合わせした。160号線経由で、氷見市内に入ってからカーナビを入れたのだが同じ場所を何度かグルグル回り、なかなか番屋街に着かない。自分の思い込みが強くカーナビの指示に従っていないのだ。
ともかく駐車場へたどり着き、姫さんを待つ。後は彼女の後をついて「魚恵」へ。 👇は、お店の横の五重塔。個人のお宅のお庭に建っているそうだ。右に見えるのは「比美乃江橋」。
👇 木々に囲まれた民宿・磯料理「魚恵」の入り口。
👇 案内された部屋の床の間。
👇 薄端に活けられたお花。
和室にテーブル椅子席が設けられていた。仕切りを払うと大広間になるらしい。
高岡演劇鑑賞会の例会が半年ぶりに上演されたのは8月初めだった。会員数はずいぶん減ったが、10月に2度目の公演、劇団民藝の「送り火」が予定されている。
制作の「上本浩司さんを囲む会」が高岡ウイングウイングで開かれると言うので出かけた。私にとっては「囲む会」も久しぶりだった。ずっと体調が思わしくなかったので鑑賞会そのものもそろそろ潮時かなと思っていたからだ。が、コロナ感染予防のための外出自粛が始まると家にいることが多く、運動不足に精神的な鬱が加わり認知症の始まりが心配になってきたため、無理しない程度に外へ出るようにしている。
👇は、上本さん。テーブルに一人ずつ座る会員を前に、「民藝」の歴史に始まり、過去の役者さんたちのこと、このお芝居の作者、演出者、出演者さんのこと、物語を要領よく興味深く語ってくださった。
8月16日、お盆の最後の日の夕刻、日色ともゑさん演ずる一人暮らしのおばあちゃん(吉沢照)が、明日ケアハウスに入ると言う前日。親戚の人が訪ねてきて戦時中の話を語りかける。そのうち兵役を逃れて逃亡した兄の亡霊が現れる。照はたちまち5歳の少女に戻り…。
一人暮らしで認知症が始まりかけ、ケアハウスに入る…。 今、あるいは数年後の自分の姿だな~と思った。一幕で戦中戦後の70年を振り返るとは、これこそお芝居のだいご味だと思う。
娘婿のマークが時々ラインで写真を送ってくれる。イギリス南西部、コーンウオールに住んでいるのでその近辺の海の写真が多い。
4,5日前に届いたのは、作家のダフネ・デュ・モーリエの住いの近くとの説明があったので、誰かなと調べてみた。最初、モリエールかと思ったが彼はフランスの人のはず。ダフネは女性だった。女流作家と言うわけだ。なんと「レベッカ」や「鳥」の作家だそうだ。「レベッカ」は帝劇ミュージカルで見て面白かったので、翻訳本で読んだ。「鳥」はヒッチコックの映画で何度も見ている。
👇 入り江。家族連れが遊びに来ている。
👇 後ろがモーリエの住宅か?
👇 マークが描いた水彩画。捕鯨船? 飛び上がっているのは2頭の鯨。なんとダイナミックでユーモラスな!
お盆の準備
コンサートやらシネマ歌舞伎やらと何度か城端へ行きながらお墓掃除もしていなかった。実家の墓である。コンサートを聴きに行った日、お参り方々様子を見た時に親戚の墓の隣がかなりひどいのを......
👆は昨年の私のブログです。今年よりもずっと元気で、早めに実家のお墓掃除も済ませています。今年は、コロナと暑さと体力の低下とで、何もかもが遅れ遅れ…。義妹の誘いも断って15日夕方、ようやく二上霊園の我が家のお墓参りだけ済ませました。
城端の実家のお墓は今年は掃除にも行っていないので、分家の方が除草剤を2回撒いたと電話で言っておられるのを聞き、感謝の言葉もありません。
16日午後出かけました。暑い日ですが外へ出れば風もあり、家の中で鬱々しているよりは思い切って出てしまえば気持ちもスッキリするのです。 念のため、軍手、鎌、ハサミ、箒、ゴミ袋など掃除道具も持ちました。親戚や友人への手土産のお菓子は前の日に買いました。
城端の街に入る前に、トイレとお花をと思いスーパーセフレに寄りました。駐車場に車を止めたとたん、「あら、Rちゃん」と声をかける人がいます。同級生のToちゃんです。狭い町です。彼女の家に寄る用事があったので、店内のテーブル席で自販機の紅茶を飲みながらしばらく話しました。
お墓に行く時間がちょっと遅れました。我が家のお墓に参り、分家の墓、すぐ隣の母の叔父さんにあたる人の墓に参ります。この辺りは無縁仏の墓が多く、分家のMi子さんが除草剤を撒き掃除をしてくださったお陰で去年よりはずっとスッキリしていました。でも枯れた草や枝を始末しゴミ袋に詰めると汗だくになります。持ち物も多く、足がふらふら、お墓を4つ周り2軒の分家に寄りました。今年は時間が遅くなったので、玄関で失礼することに…。それでも2軒とも、顔を見ながらお話しできてよかった。年に一度のことなのです。グループホームに入居しておられるおばさんを訪ねる日取りも決めました。大きな行事を一つ終えた気分です。
高岡へ向かう西の山に夕日がきれいでした。青い東の空の雲がまた美しく、車を止めてカメラを向けましたが、日の沈むのは早く…。
外出自粛から来る「コロナボケ」か、それとも連日の猛暑日から来る「熱中症ボケ」か、お盆前の8/12,13日の両日に集中して起きたボケ症状…これはまさに認知症の始まりではないか? ヘマやドジでは済まされないぞ、と憂鬱になってくる。
12日スーパーで財布を忘れたことを昨日書いた。気づいたのは13日、午前中は寺のお盆参り、午後は平米公民館のお稽古だった。出かける準備をしていて気づいたのだ。後でゆっくり探そうとひとまず家を出たが…。
太鼓は中の舞で「西王母」、お謡は「胡蝶」、「須磨源氏」、「西行桜」の三曲、9月の「三派能楽大会」と延期になっていた「芙蓉会」の練習である。無事に終了し、もう一つ用事があったが財布が気になり帰宅。
👇 着替えようとして、アレっと思った。タグが右手についているのだ。 なんで? しかも外側に?
え~っ? 裏返し? そう、裏返しだった。頭からすっぽりかぶるタイプのブラウスで、裏も表も色の変わらないプリント柄。縫い目も目立たず、袖のリボンも結べばわからない。
お稽古の間は三蜜を避け離れて座るとは言うものの、太鼓は先生の前で打つし…。先生方3名と生徒が7名、誰も気づかなかったのだろうか、それとも気づきながら言えなかったのか? あ~あ、嫌になってくる…。 老化とはこういうものなのか。財布でパニック、一つタガが外れると次々と狂ってくる。