何を望むか

６０代も後半に差し掛かり、改めて今何を望んで生きて
いるかと言えば・・・

”ゆとり”ですかね～。
もう少し自由になる時間と経済的ゆとり

これまでの人生で手に入れなかったものはたくさんあるが、別に
後悔はしていない。

経済的ゆとりは今後はもう無理だから、せめて時間に追われない
暮らしをしたい。

そう思うわりにはゴロゴロしている時間もかなりあるのだが、
そのときは身体が疲れているわけで、思うように動けないのダと
言い訳している。

これからはじょじょに時間もできるだろうから、その時存分に
楽しめるように健康でもありたい。

昨日、若いK夫妻は裏庭にテーブルをだして、仲良くブランチを
楽しんでいた。傍らには布団が干してあり、適度な生活感も
あって微笑ましい。

わたしは機械で草刈をするつもりだったが、邪魔をしないように
お昼過ぎからにすることにした。

同じ年代のT夫妻の家も中庭のある作りになっている。

家を建てそこでの生活を楽しむという感覚は若い人は普通に有る。
できるだけ快適に過ごしたいと思うはずだ。

それが高齢（のせいか？）になると、ある人だけど、庭で
必要な１００均の竹材数本でさえも、この先長く使うわけではないからと、
買うのを止めるそうだ。充分すぎるほどの貯えがあっても貯め
続けるだけの生活に何の疑問も持たないでいられるようだ。

人それぞれで、余裕の無いこちらは単にやっかんでいるに過ぎないの
だろうが、なんとももったいないと思ってしまう。

貯めるだけで使うことのないお金、時間とともに失う諸々のもの。
どちらが大事なのだろうか？

そういう人は心底何を望んで生きているのだろうか？