会議 最終日
朝、駅で「神戸新聞」を買う。
1面に「日本ウミガメ会議 in 明石」の記事・・・
執筆は、あの「飲んべえ・O記者」
今年は、上陸・産卵回数ともに昨年を大幅に上回り、増加傾向にある。
日本各地における保護活動が実を結んできたようである・・・とか。
ふむふむ・・・
会議最終日は、亀崎先生の「砂浜の分類」に関する提案から始まった。
ウミガメとって良い海岸環境とは?どう評価するか?ということ。
人間にとって都合のいいことは、得てしてカメさん達には不都合だったりするわけで、
そのために、貴重な生命の営みってヤツが、ないがしろにされちゃったりしてる。
ところで、アカウミガメは「天然記念物」と思っている人も多いかと思うが、
正確には、大浜海岸(徳島)と御前崎海岸(静岡)のアカウミガメが
栄えある「天然記念物」であり、他の地域では、タダのカメである。
そんな大浜海岸では、近年、上陸・産卵回数が激減している。
そこで、地域では、再び多くのカメが来るように、といろいろな努力をしている。
たとえば、
夜間、海岸への道路の進入禁止(砂浜への車両進入禁止より厳しい)
海岸付近の光の削減=自販機等を設置しない
子ガメ放流会の改善(夜間に行う、回数を減らす等)
これらは、地域の人達の協力、理解がなければ不可能である。
ワシが、この夏巡回した静波海岸は、今でこそ海水浴シーズンの夜間、
駐車場が施錠されるようになったが、道路は通行可である。
その道路には、街灯があるし、海の家には、自販機もある。
週末は、夜中から煌々と灯りをともし、翌日の仕込みをする海の家もある
(=生活かかってるしね)。
生命の素晴しさ、大切さ、そんなものを教える(情操教育てヤツか)のに、
子ガメ放流会は、なかなかイイものではないか、とも思う。
でも子ガメにとっては、決して好ましいものではない。
わかっちゃいるけど、やめらんない・・・煩悩を持つからね、ヒトは。
けれど、いま手を打たなければ手遅れになることだってあるだ!
さて、この会議で、アッカーマン博士から聞いた貴重な情報。
卵を移植する際の産卵巣は、できるだけ間隔を開けなくてはならない。
理想的には10m?くらいほしい・・・(さすがにそれは不可能だが)
カメハメハの孵化場は・・・密集(汗)
今年、孵化場の孵化率が悪かったのは、「窒息」と思われる・・・
知らんかった・・・そんなに酸素が必要だったとは・・・
明日は、カメハメハの忘年会である・・・が猛省会となること必至である。
**************************************
来年のウミガメ会議は、宮崎で行われる予定だそう。
そんなトコまで行けるかいっってとこなんだけど・・・
かくなる上は、Tシャツ販売始めて旅費でも稼ぐか?
雨上がりの冷たい風が吹く夜に
朝、駅で「神戸新聞」を買う。
1面に「日本ウミガメ会議 in 明石」の記事・・・
執筆は、あの「飲んべえ・O記者」
今年は、上陸・産卵回数ともに昨年を大幅に上回り、増加傾向にある。
日本各地における保護活動が実を結んできたようである・・・とか。
ふむふむ・・・
会議最終日は、亀崎先生の「砂浜の分類」に関する提案から始まった。
ウミガメとって良い海岸環境とは?どう評価するか?ということ。
人間にとって都合のいいことは、得てしてカメさん達には不都合だったりするわけで、
そのために、貴重な生命の営みってヤツが、ないがしろにされちゃったりしてる。
ところで、アカウミガメは「天然記念物」と思っている人も多いかと思うが、
正確には、大浜海岸(徳島)と御前崎海岸(静岡)のアカウミガメが
栄えある「天然記念物」であり、他の地域では、タダのカメである。
そんな大浜海岸では、近年、上陸・産卵回数が激減している。
そこで、地域では、再び多くのカメが来るように、といろいろな努力をしている。
たとえば、
夜間、海岸への道路の進入禁止(砂浜への車両進入禁止より厳しい)
海岸付近の光の削減=自販機等を設置しない
子ガメ放流会の改善(夜間に行う、回数を減らす等)
これらは、地域の人達の協力、理解がなければ不可能である。
ワシが、この夏巡回した静波海岸は、今でこそ海水浴シーズンの夜間、
駐車場が施錠されるようになったが、道路は通行可である。
その道路には、街灯があるし、海の家には、自販機もある。
週末は、夜中から煌々と灯りをともし、翌日の仕込みをする海の家もある
(=生活かかってるしね)。
生命の素晴しさ、大切さ、そんなものを教える(情操教育てヤツか)のに、
子ガメ放流会は、なかなかイイものではないか、とも思う。
でも子ガメにとっては、決して好ましいものではない。
わかっちゃいるけど、やめらんない・・・煩悩を持つからね、ヒトは。
けれど、いま手を打たなければ手遅れになることだってあるだ!
さて、この会議で、アッカーマン博士から聞いた貴重な情報。
卵を移植する際の産卵巣は、できるだけ間隔を開けなくてはならない。
理想的には10m?くらいほしい・・・(さすがにそれは不可能だが)
カメハメハの孵化場は・・・密集(汗)
今年、孵化場の孵化率が悪かったのは、「窒息」と思われる・・・
知らんかった・・・そんなに酸素が必要だったとは・・・
明日は、カメハメハの忘年会である・・・が猛省会となること必至である。
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来年のウミガメ会議は、宮崎で行われる予定だそう。
そんなトコまで行けるかいっってとこなんだけど・・・
かくなる上は、Tシャツ販売始めて旅費でも稼ぐか?
雨上がりの冷たい風が吹く夜に