キンキン、カンカン…

　最近、じいちゃんの部屋の筋向かいで住宅の新築工事が行われています。

　今は住宅の骨組みになる鉄骨を組み上げているようで、毎日キンキン、カンカンと頭が痛くなる様な音が一日中鳴り響いています。

　幸い昨日は雨で、久しぶりに静かでした。

　今日も日曜日なのでお休みで、静かです。

　まだ半分ほどしか出来上がっていないので、明日からはまたキンキン、カンカンが続くでしょう。

　ご近所なので文句を言うつもりは、もちろんありませんが…。

　ふだん静かな住宅街なので、たま～に道路工事で舗装を掘り返す「ガ、ガ、ガ～」という音が聞こえてくると、頭が痛くなります。

　こういう不快音が続くと、隣近所の諍いが生じてくるんでしょうね。

　お互い様だから我慢できればいいのでしょうが、中にはそう思わない人もいてケンカになってしまうケースもよく聞きます。

　ゴミ屋敷なんていい例で、近所の人たちがどんなに迷惑してても「ゴミ屋敷の住人」はヘッチャラ…。

　役場の職員が「片づけて」と住民の声を伝えても知らん顔という人もたくさんいるようで、ワイドショーで取り上げられることもシバシバあります。

　住民が自分たちの街をキレイに保っていくことは、日本では当たり前。

　年末には、どこの町内会でも側溝に溜まったゴミを取り除いたり、空き地に捨てられたゴミを収集する住民活動が行われています。

　そんな町に「ゴミ屋敷」が存在してるのは、やはり異様な光景です。

　じいちゃんち辺りには、そんな家は一軒もないのが幸いです。