覆面評論家 改

サッカー、格闘技などスポーツ全般を綴ります。
日本の弥栄を祈念

試合に出続けることに意味がある!ホッフェンハイムの宇佐美貴史

2013-03-31 14:17:40 | サッカー
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シャルケ戦出番なしの宇佐美「納得いかない」 日本復帰もあるとコメント

ISM 3月31日(日)12時29分配信

 現地時間30日に行なわれたドイツ・ブンデスリーガ第27節のシャルケ戦で、0対3と完敗を喫したホッフェンハイム。この試合で先発を外れ、最後まで出場機会が訪れなかったホッフェンハイムの宇佐美貴史は試合後、ブンデスリーガ日本語版HPのインタビューで悔しさをあらわにした。

 降格圏の17位に沈むホッフェンハイムは、敵地のシャルケ戦で71分に先制を許すと、79分、83分と立て続けにゴールを許し、0対3で敗れた。マルコ・クルツ監督が交代枠を1つ残して試合を終えたことについて、宇佐美は「交代枠を残したというより、交代のチョイスにも納得いかない」と悔しさをあらわに。選手交代のあとに2点取られていることに触れ、自分が出たい気持ちもあると述べた上で、その選択に「びっくりしました」と続けた。

 宇佐美は現在、G大阪からの期限付き移籍中。ホッフェンハイムが降格の危機にあることもあり、来季の去就は流動的な状況にある。同選手は残留して2部を戦う可能性、1部のクラブに移籍する可能性に触れながら、「日本に帰るかもしれません」と語っていた。
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試合にだしてもらえず、監督の指揮に納得できないのであれば、日本に帰る選択も良いと思われる。

現在の状況でドイツにとどまり、クラブを移籍を模索しても、納得いく条件がかないそうにない。

試合から遠ざかると感覚が鈍るし、サッカーでの成長が望めない。

とりあえず日本でスタメン活躍し、十分に実力を蓄えた上で海外移籍を考えてもよさそうだ。

藤浪晋太郎の可能性は日本野球の可能性である!

2013-03-31 12:51:30 | 藤浪晋太郎
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阪神・藤浪“歴史的出陣”にも平常心

デイリースポーツ 3月31日(日)9時0分配信
阪神・藤浪“歴史的出陣”にも平常心

 阪神ドラフト1位・藤浪晋太郎投手=大阪桐蔭=が31日のヤクルト戦(神宮)に先発で公式戦初登板を果たす。開幕3試合目の先発デビューは、ドラフト制導入後の高校新人としては史上最速となる。開幕戦の17安打が一転、第2戦はわずか3安打で完封負け。開幕カード勝ち越しがかかる大事なマウンド。スーパールーキーが歴史的な1勝でチームを勢い付ける。

 歴史を塗り替える。開幕3戦目。ドラフト制導入後の高卒新人では、史上最速となる先発デビュー。大きな期待を背負い、藤浪が公式戦初先発のマウンドに立つ。「できるだけ平常心でいるようにしています。高ぶりはないですけど、楽しみです」。スーパールーキーは高鳴る鼓動を抑えて、冷静にこう話した。

 本番を前に完璧に近い状態に仕上げた。神宮球場のブルペンで和田監督、中西投手コーチらの前で41球を投じた。「良かったと思います。リリースの感触が自分としてはすごく良かった。この調子で明日行ければと思います」と確かな手応えを口にした。

 中西投手コーチも「(調整方法など)工夫しながら、やるだけのことはやった。あとは思い切ってやるだけ。良いスタートが切れるように」と自信を持ってルーキーを送り出す。

 開幕戦では打線が17安打9得点と爆発したが、2戦目では一転して3安打完封負け。オープン戦期間中から藤浪が投げる試合では得点が少ない傾向にあり、指揮官も「明日はいろんな思いを持っていると思うので、何とか援護できるようにやります」と攻撃面でのバックアップを約束した。藤浪は打線の援護を望む一方で、ヤクルト打線を抑えることを誓った。

 「できれば点を入れていただければ。たくさん点がある方が投げやすいですし。もちろん入らなくても、その分しっかり自分が投げればいい。しっかり自分のピッチングをしたいと思います」

 心配は降雨も予想される天気だけ。高校時代に雨の中での登板は記憶にないというが、「雨が降ると思ってグラウンドには行きません。ゲームがあるつもりで行く。雨の中のゲームであっても、しっかり自分の投球をしたいと思います」と自身の投球に集中する。

 発奮材料もある。母校の大阪桐蔭がセンバツ3回戦で県岐阜商に惜敗。藤浪は広報を通して「負けてしまったのは残念ですが、主力選手がいない中、最後まで粘りを見せてくれたと思います」とコメントした。

 史上初の春夏春3連覇に挑んだ後輩たちの姿は目に焼き付けた。今度は先輩の出番だ。勝てば、高卒ルーキーでは史上最速の先発勝利。前人未到の偉業を成し遂げ、球史にその名を刻む。
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藤浪と大谷で記録づくしである。スポーツの記録は上限があがるほど、それに伴って全体の記録が底上げされる傾向がある。

不可能だと思われていた記録を、誰かが超えるとそれに続くものが怒涛のごとく現れる。

超大物ルーキーが競いあうように上を目指せば、上限があがり弩級の新人が続出しかねない。

大谷が投手として1軍デビューを果たし、小規模でも二刀流で成功すれば底上げとなる。

日本の野球は世界一ではなく、進歩の余地がある。日本の精神と科学的な要素ががっちり組み合えば、すごい野球を完成させられる可能性がある。

清水首脳は自己崩壊のために存在する?ゴトビは磐田の回し者か?

2013-03-30 21:26:17 | サッカー
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清水 いいところなしの12試合未勝利「ゴトビ辞めようぜ!」と怒号も

スポニチアネックス 3月30日(土)15時22分配信

 ◇J1第4節 清水0―4広島(2013年3月30日 アイスタ)

 清水は広島に0―4で完敗し、今季の公式戦は6戦未勝利。昨年10月からは公式戦12試合未勝利という非常事態となった。

 0―1で迎えた後半もゴールに迫ったが、同14分にDF岡根が2枚目の警告で退場。24分に広島FW佐藤にPK弾を許すと次第に勢いを落とし、終盤は防戦一方。23日のナビスコ杯・磐田戦に続く4点差の大敗を喫した。

 ゴトビ監督は3人の選手交代で立て直しを図ったが、守備は崩壊。怒りを爆発させたサポーターからは「ゴトビ辞めようぜ!」と怒号が浴びせられた。指揮官は「レッドカードが出たことによって厳しい状態になった」と敗因を分析。それでも「巻き返していける」と修正を誓った。

 広島は佐藤が2得点、2アシストと全得点に絡む活躍を見せた。
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ゴトビ監督はレッドカードを敗因にし、自身の責任を回避している。

選手が警告を受けるプレーをするのは、余裕がない証拠。ゴトビの無能采配で負けが続き、選手たちの精神も荒れているのである。

それをレッドカードで逃げるのは、自身の無能さを認めたも同然である。

ゴトビをやめさせることは、清水のためだけでなく、日本サッカー界全体の益になる。

このままでは清水の選手たちの成長はなく、清水は弱くなり、日本サッカーの質も下がるのである。


一流への階段は特別!三浦知良はカギを長男に!

2013-03-30 20:48:14 | サッカー
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カズ長男、父と同じ15歳でブラジルに!三浦りさ子が明かす

デイリースポーツ 3月30日(土)14時15分配信
カズ長男、父と同じ15歳でブラジルに!三浦りさ子が明かす

 タレントの三浦りさ子(45)がブログで、長男がブラジルに旅立ったことを明かした。

 三浦は29日のブログに「春休みは我が家は1人足りなく寂しいです!長男勇太が、ブラジルに行ってます!お父さんと同じ15歳で」と記し、夫の横浜FC三浦知良選手(46)が15歳で単身ブラジルにサッカー留学したように息子が旅立ったことを興奮をまじえて報告。「30年前の主人の状況とは全然違いますが、主人も良太がブラジルに興味を持ち始めたことが嬉しい様子」と記し、三浦選手も喜んでいる模様だ。「少しでも何か感じて帰ってきてほしいです」とつづっていることから三浦選手のように長期ではないとみられる。

 三浦知良選手は現在、横浜FCに所属。高校1年生のときに中退してブラジルに単身渡航し、CAジュベントスへ留学した。
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三浦知良や中澤はブラジルに無名選手として留学し、経過は違うものの最終的には日本代表にまでたどりついた。

日本で頑張っても芽が出ない場合、更に厳しい海外に行き、だめならサッカーを諦める覚悟があれば、日本のライバル達をごぼう抜きすることありえる。

人と同じことをやっていては、序列を飛び越えて勝つことは難しい。才能に限界を感じたら、非常手段で実力をつけるか、見切りをつけ他の道を選択することになる。

管理人の小中学校の同級生にスポーツの天才がいた。何をやらせても練習なしで、学校随一の実力を備えていた。

野球の道に進みプロを目指したが、果たすことなくノンプロの一流選手で終わってしまった。

彼は才能がありすぎて、苦労の末限界を突破する必要がなかった。死ぬような思いで才能の限界と戦うことがないため、その過程で勝ち取るものがなく、見えない壁を乗り越えることなく、何かが足りないまま終わってしまった。

(続く)


張本勲が日本の病根に喝!侍ジャパンも勝つ?

2013-03-24 15:40:22 | 野球
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張本氏 侍ジャパンに喝3連発 内川は「泣くほどの責任じゃない」

スポニチアネックス 3月24日(日)9時33分配信
張本氏 侍ジャパンに喝3連発 内川は「泣くほどの責任じゃない」

テレビ番組「サンデーモーニング」でWBCについて語った張本勲氏

 野球評論家の張本勲氏(72)が24日、TBS系の情報番組「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演し、WBCで3連覇を逃した侍ジャパンに「喝」3連発を出した。

 「負けに不思議の負けはない」と、日本が決勝を前に敗退したことは予想されていたことだとした張本氏。議論の的となっている、準決勝プエルトリコ戦で敗戦を決定づけた8回の重盗については「ダブルスチールする場面じゃないんですよ」ときっぱり。打席の阿部が左打者であること、相手捕手が強肩のY・モリーナであることなどを挙げ、「どれを考えてもダブルスチールする必要がない」と重ねて強調した。

 「阿部の気持ちはどうなる?オレを信用していないのか、となる」と4番を務めた巨人の後輩の心情を思いやる場面も。「一番よくないのはベンチ」と明確な指示を出さなかった首脳陣の責任が大きいとし、「2番目に井端、3番に内川」と一走・内川については「泣くほどの責任じゃない」と指摘した。
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侍ジャパン首脳陣のことを個人的に気に食わないかもしれないが、張本勲の意見は真をついた意見である。

マスコミも関係者もそうは思っても、立場上言えないことも多い。今後の仕事に影響がでるからだ。

しかし責任の所在をうやむやにしていては、今後の発展がない。日本全体にいえることだが、責任をとらない無責任体質が蔓延している。

組織の盛衰は指導者にかかっている。指導者が無能だから負けた、それだけだ。準決勝までいけたのでまずまずともいえるが、その過程にいたる内容も重要である。

指導者がだめだったのは、監督を任命した人も悪い。しかし何の責任もなく無能が蔓延していく。

無能か有能かの見極めは難しいが、日本の病根ともいえるので対策が必要だ。



サッカーを強くする方法は経営者よりサポーターが詳しい?清水サポーター

2013-03-24 15:16:30 | サッカー
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11戦未勝利…清水サポーター 選手バスに怒号「ゴトビ、辞めろ」

スポニチアネックス 3月24日(日)8時28分配信
11戦未勝利…清水サポーター 選手バスに怒号「ゴトビ、辞めろ」

 ◇ナビスコ杯予選リーググループA 清水1-5磐田(2013年3月23日 ヤマハ)

 清水サポーターも我慢の限界を超えた。昨年10月から公式戦11試合未勝利。しかも、ダービー史上最大得点差で敗戦の屈辱となれば、怒りを爆発させるのは当然だった。試合後の選手バスの周りは、約200人のサポーターであふれた。「ゴトビ、辞めろ!」、「お前ら、やる気あるのか!」。監督や選手に次々と怒号が浴びせられた。

 どんな時も冷静な会見を貫く、ゴトビ監督も動揺が隠せなかった。試合後、普段は欠かさない冒頭の日本語のあいさつはない。通訳の日本語訳を待ちきれず、反省と謝罪を繰り返した。

 勝利から遠ざかる焦りなのか、選手起用にも疑問が残った。初戦の甲府戦にホームで引き分け、どうしても勝ち点3が必要な一戦。しかし、GKには清水初出場の高原を先発させ、CBは平岡と犬飼に初めてコンビを組ませた。さらに、4点を追う後半35分に最後の交代選手として、DFのヨンアピンを投入。勝たなければいけない試合で、CBの控えを2人もベンチ入りさせたことも理解しがたい。「若い選手にミスがあったが、使った自分に責任がある」とゴトビ監督。進退をかける決意がなければ、トンネルから抜け出せない。
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弱くなっていくチームにありがちなパターンである。この清水の件は選手の質の問題ではない。

チームの経営陣と監督が原因である。ようするに無能ということだ。

Jリーグの選手ともなれば、そこそこの選手が揃っている。日本代表クラスが多いに越したことはないが、監督の指揮によりある程度はどうにでもなることだ。

そのことをサポーターが解かっているから暴れているのだ。解かっていないのは、反省している監督は別として、クラブの経営者である。

監督の指揮力に問題あれば、解任が必要だ。ゴトビ監督を任命した時点で経営者のミスである。

経営者のサッカーに対する眼力に問題があるため、監督選定の時点でミスをし、たとえそれをクリアしても、チーム強化のためのサポートができず、同じ結果が待ち受けているだろう。

補助金打ち切り、全額返金させ選手に再配分!全日本柔道連盟

2013-03-24 09:56:42 | 柔道
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全柔連不正受給、「指導」ウソ報告…選手ら証言

読売新聞 3月24日(日)7時13分配信

 全日本柔道連盟(全柔連)が、日本スポーツ振興センター(JSC)からの助成金を不正受給していた問題で、現場の指導者や選手からも不正の実態を裏付ける証言が相次いだ。

 関東地方の男性指導者は読売新聞に「自分は、あいさつ程度しか交わさない男子選手のコーチとして全柔連に登録され、助成金を受け取っていた」と打ち明けた。この指導者はロンドン五輪の代表選手の担当コーチとして登録されたが、所属先が異なるため、指導実態はなかったという。数か月に1度、全日本の強化合宿で一緒になった際「頑張れよ」「はい」と言葉を交わす程度の関係だった。

 一方、この選手を実際に指導していた所属先の監督も取材に応じ「(強化委員でない)私はJSCの給付対象から外れていた。関係ない人が指導者になり、お金をもらっていたと知って驚いた」と困惑していた。
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明らかになればなるほど、事態は深刻である。ここまでくると誰かがやめれば済む話ではない。

あきらかな組織ぐるみの詐欺であり、立件しなければならない。過去の理事も含めて、しかるべき責任とらせるべきだ。

過去何十年にもわたって横領した金は全額返金してほしい。元々一部は税金なのだから。

ここまで悪事をしてまで、柔道が強くなる必要はない。選手に使わず、何の役にもたたない爺さんたちの遊行費に使うとはもってのほか。

だいたい今の世界の柔道は、日本柔道ではなく取っ組み合いもどきの、インチキ柔道である。

こんな低能の上層部だから、インチキ柔道に対応できず、後手後手となり日本古来の柔道もインチキ柔道も強くならないのである。

栗山監督の悩みを封印せよ!天才を型にはめないこと?

2013-03-23 12:05:22 | 大谷翔平
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栗山監督は大谷との約束を後悔してる

日刊ゲンダイ 3月23日(土)7時0分配信

<最速157キロ>

 日本ハムの栗山監督に言わせると「きょうが入学式」とか。21日の楽天戦で、投げて打って守ったルーキー・大谷翔平(18)のことだ。同じ試合の中で「二刀流」を実現したのは初めてだった。

 八回に「3番・投手」としてマウンドに上がると、マギーを3球三振。続く森山には左前安打を打たれたものの、初球にプロ入り最速となる157キロを計測。牽制悪送球と暴投で走者を三塁に進めながら、嶋を三振、鉄平を捕邪飛に打ちとり、1イニングを無失点で切り抜けた。その裏の攻撃の無死二塁で打席に入り一ゴロ。九回は右翼守備に就いた。

「(投手と野手で)しっかり整理していければいいかな、と。きょうは最初だったのでバタバタした。マウンドでも守備でも楽しいと思うけど、区切りをつけていければ」とは試合後の大谷。

 一方、栗山監督はこう話した。

「見てて気持ち良かったね。だからこそ失敗させられない。一軍レベルで見ると打者として課題が多い。気になっているポイントが2つほどある。投手としてはこれから。(登板は)2回目だし、課題を見るのはまだ先だよ。ただ、(将来は)エースで4番。俺は本気でそう思ってる。投手一本だときょうくらいやれるとは思ってた。けど、二刀流は約束だから」

 もっとも現時点で大谷の具体的な起用法は決まっていない。二刀流といっても先発をやらせたかと思えば、この日のように1試合の中で両方を試すケースも。次回は打者として使いながら、再び先発をやらせる計画もある。

 大谷は投打で非凡な才能を発揮している。首脳陣にしてみればうれしい悲鳴で、起用法に悩むのも無理はないが、どういう形で二刀流を実現させるか、その育成プランは開幕を1週間後に控えたいまもブレまくりなのだ。

「栗山監督は大谷との約束を後悔しているという話もあります」と地元北海道の放送関係者がこう続ける。

「栗山監督は基本的に大谷を右翼手として育てたい。ただ、投手希望の本人を、二刀流という言葉でグラグラ揺さぶって入団にこぎつけたのはだれあろう、栗山監督ですからね。ポジションが空いているからといって、いまになって約束を反故(ほご)にすることはできない。本人の希望を尊重するならとりあえず先発としてファームでじっくり育てるべきでも、野手としての魅力も捨て切れない。それで中途半端な起用が続いているのです」

「入学式」が済んだとはいえ、ルーキーが学ぶ教室、科目が決まるのはまだ先のようだ。

日刊ゲンダイ
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栗山監督は悩んでいるようだが、監督の迷いはそのまま大谷翔平の苦悩につながる可能性がある。

大谷翔平が投手を希望しているのなら、まずは投手を中心としてやっていったほうが無難である。

どちらも飛びぬけた才能があるのだから、打者としたい監督の自説は引っ込めて、大谷翔平の意思を尊重すべきである。

監督の考えを押し付けて、モチベーションが下がったのでは、全てがだめになってしまう。

天才は天真爛漫でないと才能が鈍る。大谷翔平が気持ちよくできる道に導くほうが、チームとしても才能の恩恵にあずかれる。



全日本柔道連盟の改革は、日本の改革と同義!

2013-03-23 11:31:35 | 柔道
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全柔連理事が助成金の不正受給認める 辞任、全額返還へ

スポニチアネックス 3月23日(土)7時2分配信
全柔連理事が助成金の不正受給認める 辞任、全額返還へ

 全日本柔道連盟(全柔連)がまた激震に見舞われた。選手の成績に応じて支払われる日本スポーツ振興センター(JSC)からの助成金を、その選手に対して指導実態のない指導者が受け取っていたことが分かった。全柔連の田中裕之理事は22日、不正受給の実態を認めて全額を返還し、理事を辞任する意向を示した。JSCは上村春樹会長に第三者委員会による調査を指示。組織ぐるみの不正受給が事実なら、年間約3億円にも及ぶ全柔連への助成金停止のペナルティーを科すことを示唆した。

 全柔連の現職理事が疑惑を認めた。田中理事は10年に強化委員に就任。全柔連から岐阜県の女性選手を指導するよう指示があったが、東京在住でこの選手とは面識がなかった。3カ月ごとに30万円の助成金を受け取り、このうち10万円を強化委員会に納めていた。

 助成金を受け取るには3カ月に1回、活動の内容を記した報告書を提出する必要がある。同理事は全柔連の事務局から指南を受けてJSCに虚偽の活動報告書を出していたと明言。「内部告発できなかった私に責任がある」と語り、助成金の全額をJSCに返還し、辞任する考えを示した。

 問題となっているのは選手・指導者スポーツ活動助成金。全柔連が一部を徴収していたことが問題視されたばかりのプール金と同じものだ。JSCの規定を満たしたトップ選手の指導者には年間最大120万円が支給される。全柔連では強化委員会からリストアップしたメンバーを割り振っていたが、指導実態のない人物がいるのではという疑惑が持ち上がっていた。

 一方で、疑惑の目を向けられたある理事は「実業団や大学の合同練習会に参加し、強化委員の立場で声も掛けている。実態がないとの指摘には非常に憤慨している」と反論した。JSCの藤原誠理事は「技術以外でも栄養管理やメンタルなど指導の形態はいろいろある」と語り、全柔連の上村会長に第三者委員会による徹底調査を指示。組織ぐるみの実態が明らかになれば、助成金を数年間凍結する可能性を示した。

 今回問題となっている柔道関係者への個人助成は選手、指導者合わせて今年度は約1億2000万円。それに加えて全柔連に対する助成金が約1億5000万円ある。暴力問題のペナルティーとしてJOCから全柔連に対する交付金約2600万円の停止が来年度は決まっており、年間で3億円近い金額が柔道界から消える。暴力、プール金、そして不正受給疑惑。次々に湧き上がる問題は底なし沼になっている。

 ▽日本スポーツ振興センター 国のスポーツ振興基本計画に基づいて助成事業を行う文科省の外郭団体。スポーツ振興くじ(トト)の収益や政府からの出資金の運用益、民間からの寄付などが財源。スポーツ振興くじ助成、スポーツ振興基金助成、競技強化支援事業助成の3種類があり平成24年度は合計で約165億円。スポーツ団体や地方公共団体、大小あわせて約1000の団体に配分されており、全柔連はその約1%にあたる約1億5000万円を個人助成とは別に受け取った。
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この類の不正受給は柔道に限らず、日本の各所に業界を問わず、普通に存在している問題である。

今回は女子柔道の暴力問題が原因で飛び火し、懐全てを探られることになった。

助成金は年寄りの理事や指導者には必要なく、若手の有能な指導者や選手に配られるべきである。

亀の甲より年の功と言うが、今の日本は年寄りからしてだらしなく、若者の良い見本になっていない。

ろくでもない上層部なので、中間層の監督コーチも育たない。そして選手の指導も行き届かない。

完全に組織崩壊のサイクルに入っている。人事を一新すると言えば、聞こえはいい。新しい有能な人材を登用しても、先輩にあたる旧理事とかを完全に無視することは難しい。

体育会系上下関係の難しさを払拭しないと、膿をだしても新たな膿は永久に生み出されてしまう。


日本オリンピック委員会がするべきことが判明した!国家百年の計?

2013-03-20 09:43:11 | スポーツ
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<JOC>パワハラやセクハラ受けた選手は11.5%

毎日新聞 3月19日(火)20時46分配信

 日本オリンピック委員会(JOC)が、加盟・準加盟計57団体の強化選手や指導者を対象に実施した暴力行為などの無記名アンケートで、暴力行為を含むパワーハラスメントやセクシュアルハラスメントを受けたと答えた選手は、全体の11.5%(206人)に上ったことが19日、JOCの理事会で報告された。一方、パワハラやセクハラを行ったと回答した指導者は3.0%(43人)だった。

 調査は柔道全日本女子の暴力問題を受け、今年2月に中学生以上の強化選手3828人、指導者3081人の計6909人を対象に実施し、3255人(選手1798人、指導者1457人)から回答を得た。被害者の男女の内訳(記入無しを除く)は、男性101人、女性102人とほぼ同数。これらの行為を見聞きするなど被害の現状を認識していた選手は459人(25.5%)、指導者は424人(29.1%)だった。暴力行為などを受けた場所としては、所属先での活動中が最も多く118人、日本代表チームも60人いた。

 記述回答では「自分が競技をやめ、死んだら楽になるのかな。ゴミのように言われ存在すら否定される」「いくら相談しても話が通じないため、自殺未遂をしたり何年たっても強烈なトラウマとして残る選手が多い」と悲痛な訴えがつづられており、「信頼関係」を強調する指導者側とのズレが際立った。【井沢真】
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被害者が11.5%は多いかどうかが問題でなく、1件でもあることが問題だ。

職場のパワハラも同じだが、ほとんどの事例で加害者は一部の人間に限定されることが多い。

当然といえば当然だが、やらない人は全くしないし、加害者は周りのほとんどの人に何らかの迷惑をかけているのだ。

そんな低能な人が跋扈していても、上層や人事は全く手を打たない。お前達で何とかしろの姿勢を崩さない。

低能がいるだけで、どれだけ周囲の仕事の能率が落ちるのか解かっているのだろうか?

おかしな人間を放置するということは、犯罪に加担していると同じである。

当たり前のことをしていかないと、スポーツ界も良くならず、強くもならないのである。