覆面評論家 改

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形のない技能のアイディアが金の卵?特許で守られて何かがでてくるかも?

2015-12-20 16:44:47 | 時事問題
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忘年会へ…音痴は直せる!克服法で特許取得

河北新報 12月18日(金)11時8分配信

 宮城教育大で音楽教育学を教える小畑千尋准教授(45)考案の音痴克服法が、特許を取得した。同じメロディーを協力者と一緒に歌って響かせ、音程の認知能力を段階的に伸ばす。小畑准教授は「大人でも歌唱能力は向上する。忘年会のカラオケも自信が持てるようになる」と強調する。

 レッスンは協力者と1対1で向かい合い単音を発声することから始める。音程が外れていたら、協力者の方が音階を合わせ、音痴の人に音のずれを体感させる。

 「音痴の人は音程が合っているかどうか、自分で分かっていない場合が多い」と小畑准教授。発声が響き合う「共鳴感覚」を手掛かりに、自分の音程が合っているかどうかを正しく認知できるようになるという。

 従来は1曲を繰り返して歌わせる練習法が主流。これでは仮に歌えるようになっても発声パターンを一つ習得したにすぎず、根本的な音痴克服にはならない。

 小畑准教授は音痴に悩む女性の指導をきっかけに克服法を研究。歌に苦手意識のある人はテンポが速くなる傾向があることを突き止め、歌声を注意深く「聴く」方法を編み出した。

 小中学校の音楽教師からは「音程が外れている子への指導法が初めて分かった」といった反響が寄せられた。特許は大学名で取得しており、共鳴感覚をスマートフォンで気軽に得られるソフトを企業と開発する構想も浮上している。

 小畑准教授は「2人の歌声が共鳴すると心地いい感覚が得られ、歌うことが楽しくなる」と話す。
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忘年会対策や音痴克服については全く興味がないのだが、音痴克服法で特許取得の一点に惹かれた。

デザインは意匠として独占的登録ができ、ビジネスモデルや料理も特許になる場合があることは一般的知識としてあったが、形が見えにくい技能が特許とは驚いた。

人の為に役にたつ技能をもっており、それが自分が開発したオリジナルのものであれば、ビジネスチャンスが広がる。

特許庁が許可をだせば、信用に足ることになる。

胡散臭い情報販売ビジネスがなくなる事の期待と、ブラック企業が蔓延し将来の見通しのたたない若者たちの救済になればと思った。


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