覆面評論家 改

サッカー、格闘技などスポーツ全般を綴ります。
日本の弥栄を祈念

助けてもらうには今後それ以上の恩返しが必要?真理を理解した上で皆が利益を享受できる方法を模索せよ?

2015-09-05 09:12:48 | 時事問題
*****
「妊婦はいらない」茨城の医院“マタハラ”で初の実名公表

産経新聞 9月4日(金)16時17分配信

 妊娠を理由に女性職員を解雇し、国の是正勧告に従わなかったとして、厚生労働省は4日、茨城県牛久市のクリニックの実名を公表した。男女雇用機会均等法に基づきマタニティーハラスメント(マタハラ)をした事業主の実名を公表するのは初めて。

 厚労省によると、是正勧告に従わなかったのは、牛久市のクリニック「牛久皮膚科医院」(安良岡勇院長)。安良岡院長は2月、正職員の20代の看護助手が妊娠したと報告したところ、約2週間後に突然、「明日から来なくていい。妊婦はいらない」と退職を迫ったという。看護助手は「妊娠したばかりで、まだ働きたい」と訴えたが、院長が認めなかったため、茨城労働局に相談。

 労働局は妊娠や出産を理由に解雇することは男女雇用機会均等法に違反するとして、口頭や文書で3回にわたって是正勧告したが、院長は解雇を撤回しなかった。7月には塩崎恭久厚労相が大臣による初の勧告を行ったが、「妊婦はいらない」「(男女雇用機会)均等法を守るつもりはない」などと応じなかった。

 男女雇用機会均等法は、妊娠を理由に女性労働者を解雇や降格などの不利益な扱いをすることを禁止している。違反した場合は労働局長や厚労大臣による勧告などの行政指導が行われるが、罰則はない。

 同クリニックは「院長の体調不良により休診中」などとして、取材に応じていない。
*****

この問題はいたちごっこである。

国が行政指導しようが罰則を強化しようが解決は難しい。

抜け道が必ずあるからだ。

看護師の採用を妊娠の可能性が低い中年以上にしたり、パートや契約にすれば対応可能だからである。

被害者の女性の心情は察するが、問題の提起にはなったが訴えても解決にならないことははっきりした。

女性がグループをつくって運動し権利を勝ち得ても真の解決にならない。

経営者や職場の男性の協力や理解が得られないと、よりよい社会をつくることは難しい。

育児休業や出産休業等で誰かが余分な仕事をしてくれているのを解っているのだろうか。

助け合いといっても、助けるだけの役割で助けてもらえない人(仕事だけ増えて給料も地位も上がらない)もいるのである。

権利だけを主張していては永遠に無理だと考える。