*****
中日・高木監督の暴走は“先見の明”なのか
東スポWeb 3月2日(土)16時4分配信
中日・高木監督の暴走は“先見の明”なのか
中日・高木守道監督(71)の“暴走”がチーム内で見直されている。自称「暴走老人」は思いついたらまっしぐら。周囲は翻弄されっ放しだが、ここへきて少々風向きが変わってきた。「監督が好き勝手やったことが、結果的にはいい方向になっている」(チーム関係者)と逆に評価されだしたのだ。
今年の沖縄キャンプでは老将の方針で、2月はオープン戦2試合以外に練習試合が8試合も組まれた。当初は「そんなに試合ばかりやったら、ピッチャーがいなくなる」とチーム内から大ブーイングの嵐。ところが、フタをあければ3試合の練習試合が雨で中止になり「あれだけ試合を組んでいたから影響が少なくて済んだ」(チーム関係者)と、指揮官の“暴走”が思わぬファインプレーを招いた。
またキャンプ前には、通常年明けに行うスタッフミーティングをなぜか昨年12月にも開催。やはりブーイングが飛び交ったが、年明けに高木監督がインフルエンザで倒れても「12月に練習メニューなどを決めていたから全く影響がなかった」(首脳陣)。
さかのぼれば、昨年の権藤前投手コーチとの“セブンティーズバトル”の一件もそうだという。バトルは6月下旬の巨人との3連戦(東京ドーム)に権藤前コーチの方針でエース・吉見を先発させず、3連敗を喫したことに老将が激怒してスタート。当時は高木監督が焦りすぎと批判されることが多かったが、結果的には、この3連敗が分岐点になり巨人に追いつけなかった。
まるで先が見えているかのようなひらめき。“暴走”こそ高木監督の武器なのかもしれない。
*****
ずいぶんとひどい言われ方だ。指揮官としては無能だが、とりあえず結果オーライで、上手くいっている、と言いたいのだろうか。
このまま優勝すれば文句はでないが、できなければ完全にダメ監督の烙印を押されそうだ。
高木守道監督がこの勢いとめることなく、優勝するために必要なことは、迷うことなく我が道を行くことである。
駄目なら駄目でしかたがない。スタッフのアドバイスを受け入れて、指揮をできるタイプでもなさそうであるし、己の直感を信じるしかないのである。
中日・高木監督の暴走は“先見の明”なのか
東スポWeb 3月2日(土)16時4分配信
中日・高木監督の暴走は“先見の明”なのか
中日・高木守道監督(71)の“暴走”がチーム内で見直されている。自称「暴走老人」は思いついたらまっしぐら。周囲は翻弄されっ放しだが、ここへきて少々風向きが変わってきた。「監督が好き勝手やったことが、結果的にはいい方向になっている」(チーム関係者)と逆に評価されだしたのだ。
今年の沖縄キャンプでは老将の方針で、2月はオープン戦2試合以外に練習試合が8試合も組まれた。当初は「そんなに試合ばかりやったら、ピッチャーがいなくなる」とチーム内から大ブーイングの嵐。ところが、フタをあければ3試合の練習試合が雨で中止になり「あれだけ試合を組んでいたから影響が少なくて済んだ」(チーム関係者)と、指揮官の“暴走”が思わぬファインプレーを招いた。
またキャンプ前には、通常年明けに行うスタッフミーティングをなぜか昨年12月にも開催。やはりブーイングが飛び交ったが、年明けに高木監督がインフルエンザで倒れても「12月に練習メニューなどを決めていたから全く影響がなかった」(首脳陣)。
さかのぼれば、昨年の権藤前投手コーチとの“セブンティーズバトル”の一件もそうだという。バトルは6月下旬の巨人との3連戦(東京ドーム)に権藤前コーチの方針でエース・吉見を先発させず、3連敗を喫したことに老将が激怒してスタート。当時は高木監督が焦りすぎと批判されることが多かったが、結果的には、この3連敗が分岐点になり巨人に追いつけなかった。
まるで先が見えているかのようなひらめき。“暴走”こそ高木監督の武器なのかもしれない。
*****
ずいぶんとひどい言われ方だ。指揮官としては無能だが、とりあえず結果オーライで、上手くいっている、と言いたいのだろうか。
このまま優勝すれば文句はでないが、できなければ完全にダメ監督の烙印を押されそうだ。
高木守道監督がこの勢いとめることなく、優勝するために必要なことは、迷うことなく我が道を行くことである。
駄目なら駄目でしかたがない。スタッフのアドバイスを受け入れて、指揮をできるタイプでもなさそうであるし、己の直感を信じるしかないのである。