新しい白いシャツ

新しい白いシャツを着ると身も心もぴしっとします。そんな感じが大好きです

うた三昧な日々

2010-04-02 12:04:13 | 思うこと

一昨日と、昨日、2日続けて「歌」を聴きに行ってきました。
一昨日は、竹田恵子さんの「オペラひとりっきり にごりえ」を、昨日は、溝口恵美子さんの「さくら横丁 春の共艶」

まったくタイプの違った舞台でした。
なによりも、一人っきりのオペラ、しかも「にごりえ」って?とはてなマークがたくさんの私には、何もかも初めての経験でした。場所は、四谷区民センターです。
歌、というよりは、かたり、といった感じ。かたり、時々歌、時々朗読。歌も普通の歌とはまったく違うし、とにかく斬新です。竹田恵子さんはすてきな若々しい着物姿でものすごい存在感ありありです。
音楽はヴァイオリンのみで、かたりや歌と見事にやりあったり、そっとささやいたり、かきまわしたり、とすごい迫力でした。見終わった後はあの音楽は、ヴァイオリン以外では考えられないくらいうまくマッチしていました。
いやあ、面白かったでした。
そして昨日は、ジャズです。
伊藤大輔さん、というヴォーカリストと、エミノブ(溝口恵美子さんとピアノの田中信正さんのDUO)の共演でした。
代官山の「晴れたら空に豆まいて」というお洒落なライブハウスです。
伊藤大輔さんは、若くすてきなイケメンでなにやらすごい機器を使って自分の声をその場で録音しながら、一人なのに、まるで何人もと一緒に歌ってるみたいに不思議な舞台を作っていくのです。
恵美子さんは、小柄で、細身の体なのに、どこからあんな声が出るの?というくらいのものすごいパワフルさ。圧倒されました。
今回は、春ということで、いろいろ春にちなんだ歌満載でした。
まったくの偶然でしたが、恵美子さんも最初は桜色の着物を着て出てこられたので、前日の竹田さんとしめし合わせたみたいでなんだか面白かったのでした。
こんな贅沢な舞台を連続して観られたのは都会だからですね。
なんでもあるんですね。