本当は毎日、きちんきちんとブログを更新したいと思いつつ、書けないスパイラルに突入すると、なるべくパソコンを見ないように過ごしている私です。
実はここのところ本当にちょっと気分の乗らない日々が続いていました。
イベントはけっこう満載であちこち出かけていたのに・・です。
そして3日前の夜に友人が「第九」で歌うというので文京シビックホールまで行ってきました。
「第九」ということばはけっこうおなじみな感じがしますが、見るのも聴くのも初体験。
わくわく地下鉄に乗りました。
実は今図書館で3冊の本を借りていて、もう期限が過ぎ、返却催促のメールが来ていたのです。2冊はおなじ作家のもの、どちらも途中まで読んで先に進んでいなかったので、3冊目の本を持っていきました。
地下鉄に乗ってすぐ読み始めたら、グワーッと本の中に引き込まれてしまい気づいたら乗り過ごしてしまいました。
そうよそうよ、この感じ、しばらく忘れていた、本の中に引き込まれていく高揚感。
これをきっかけに最近続いていた、どよんとした、乗れない感じから脱却できたのでした。
もう読みかけの2冊はそのまま終わり、と決めました。
3冊目の本は、宮本輝、「三千枚の金貨」です。大好きな作家です。
さてさてシビックホールでは、ロビーコンサートが始まっていました。
のんびり席を探しに行ったら、めぼしいところはすべて埋め尽くされておりました。
かなり後ろからアルトの友人の豆粒のような顔見えました。なにしろ200人の大合唱と4人のソリストの素晴らしい歌声に圧倒されました。
指揮者の迫力、すごかったです。あれは相当、体力気力、すべてのエネルギー燃やし尽くしている感じ、すてきでした。
最後の拍手、延々と続きソリストの4人は出たり入ったりを繰り返し、15分くらい続いたような・・・
「第九」には、アンコールは無いようでした。
クラシックはほとんど聴かないので何がなにやらよくわからなかったけれど、眠らなかったので、よしとします。
まだまだ知らないことだらけのこの世界、です。