生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

懺悔

2020-03-27 13:18:07 | 日々の暮らし

私の好きなお経に、懺悔文(ざんげもん)という短いお経があります。
その意味を訳すと幸せな人生を送るためには欲張らないこと。
怒りを鎮めること。
愚痴を言わないこと。自分に起こった良いこと悪いことも含め、すべてのことをありのままに受けとめる。
できない時はまだ未熟だなと振り返る。
そして、新たな気持ちで前向きに生きる。
というお経の文句です。
この短い28文字のお経の中に「三つの毒」が出てきます。
人のものを欲しがったり手に入れようとすること。
怒りに任せて我を忘れること。
いつも愚痴ばかりいうこと。
この三毒を止めましょうと説いています。

誰もが持っている三毒。止められなくて当たり前。
未熟なことを分かりながらそうありたいと前向きに生きればいいのです。
気づくことが大事です。キリスト教にも懺悔がありますね。
私は日々懺悔の毎日ですから自戒の言葉です。
     感謝

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祈る心の字

2020-03-27 13:18:07 | 日々の暮らし

『隠れる』の『隠』という字は奥の深い意味があります。どちらかと言うと隠すとか隠密、隠匿とか悪い意味合いに使われています。こざと扁は、神様が登り降りする梯子という意味があります。右側の字は上からの手を意味し、両手で物を隠すように、人から見えなくする様子を表しています。何を隠しているかというと、「心」です。『隠』という字は神様に密かに祈る心を表しているといわれています。神のみぞ知る秘めたる願いを込めた字なのです。『神様お願い』切なる心模様が語源なのです。可愛いく奥ゆかしい隠れんぼなどに使って欲しいと思います。コロナウイルス解除や皆様のご健康、ご活躍をお祈りします。

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小野小町と悲恋物語

2020-03-27 05:37:22 | 日々の暮らし

今日は気分を変えて古代の悲恋物語を紹介しましょう。

小野小町の所へ100夜通ったら、思い通りになりますと約束された深草少将は99夜目に雪に凍えて死んだとされています。その為、世間では小野小町は冷たく思いやりのない女性との不評があったようです。そのためか、後世にこんな話がある記事を見つけました。ある綺麗なお姫様の所に
つけ文(ぶみ)をする一人の男がいました。今夜から百夜(ももよ)通ってきたら、きっとお会いしましょうと返事が来ました。入り口に毎晩しるしを刻んでくださいといわれました。そこで、雨の日も、風の日も通いつめて九十九夜となりました。
しるしをつけて帰ろうとすると腰元が出て来て「もうあすで百夜ゆえ一夜くらいおまけしましょうとお連れしなさいとお姫様が申しておいでです。さあどうぞ」。
しかし、男はもじもじしていると、腰元が重ねてうながすと男は「あのう、実は私は1日いくらでやとわれた者で、本人ではありません」と述べたという。当然話はこわれてしまったという事件がありました。小野小町事件以来、女性は思いやりや、優しさを持たなくてはと感じて考えた事。男性は死なない為にと考えた策。
しかし、どちらも裏目になってしまったのです。どちらも悲恋物語になってしまいました。次の三話を私が作りました。ハッピーエンドです。
乞う御期待下さい。
少しでも心の癒やしになれば。祈願

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