生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

パイオニア

2020-03-18 05:09:22 | 日々の暮らし

今日は、シャンパンのパイオニアと呼ばれている、ドンペリ(ドン・ピエール・ペリニヨン)について話したいと思います。多少脚色しますが。1639年に生まれ。19歳の時に、ヴェネディクトの修道者になりました。29歳の時に、オーヴィレール修道院の酒蔵係に任命されたのです。ある時、王様が新しい酒が欲しい!とつぶやきました。彼は私に造らせて下さいと進言したのです。王様は了解したのですが、民の税金を使うのだから、出来なければ打ち首ものだ、それでもよいか?彼は実は目が悪くなる病気をもっていました。目が見える内に新しい酒を造りたいと願っていたので、覚悟はできていますと答えました。彼はまだ誰もしたことがない、古い甘口の酒と、今年の酸っぱい味がする新酒をブレンドする事を試みました。すると、古い酒の発酵が進んで瓶がバーン!と割れてしまいました。彼は、その瓶の残りを飲んでみました。その味と香りは星が降るような輝きを放ったのです。王様はその酒に驚き、素晴らしい酒だ!と笑い出しました。その姿を見たのが最後に彼は盲目の人になってしまったのです。王様はそれを見て
感動して、その酒に彼の名をつけたのです。そのワインが『ドンペリ』です。何もないところから、新しい物が生まれる事を『ドンペリニヨン』という言葉ができたと言います。新しい挑戦が新しい物を生む。「人生は死ぬまで挑戦」と感じました。

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煩悩.欠けた生き方

2020-03-18 05:09:22 | 日々の暮らし

人間が持っている「業(ごう)」とは、欠けているものを埋めたいと思う強い欲望やないものに対する不満をいいます。
男性は出世欲、金、名誉等。女性は美貌、宝石や衣裳、愛情等。
手に入らない苛立ちや思い通りにならない環境に不満、不安、憎しみ、悲しみ、怒りで心を乱します。
自ら苦しみを作ってしまいます。反面私はお金はないけど、「健康」という体を持っている。私は美人やイケメンではないが「明るさ」という心を持っている。出世はできないが「安らぎの家庭や仲間」がいる。
幸せとは欠けているものを埋めるという欲望ではなく、欠けているものを認めて生きるエネルギーだと思います。
ないものを求める「青い鳥」ではなく、あるものを育て、欠けた生き方もあるのです。
気づきになれば
     ありがとう

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