石油温風機事故:55.3%の購入者確認 松下電器 毎日新聞 2005年12月19日 19時25分
松下電器産業は19日、一酸化炭素(CO)中毒事故が相次いで報告されている85~92年製石油温風機について、対象機種計15万2132台のうち、18日までに55.3%の8万4097台の購入者名簿を確認したと発表した。経済産業省から緊急命令を受けた先月29日には、38.6%の5万8754台分しか把握していなかった。松下は20日以降も「お知らせとお願い」のテレビCMを継続するなど、全台の修理、回収に向け、対策を続ける。
大阪市内で会見した林義孝専務は「(名簿の把握)50%は一つの目標だったが、今後も手を緩めず、全社一丸で対策に当たりたい」と話した。
松下は24時間体制のフリーダイヤルの受付電話台数を先月29日の100台から、今月18日には548台に増強。また、13~16日の4日間に計6500人のグループ社員に、全国のガソリンスタンドや灯油販売店を巡回させた。それでも、先月29日~今月18日の20日間で、新たに名簿が判明したのは2万5343台で、まだ7万台近くが所在不明のままだ。
相次ぐトラブルで中村邦夫社長の経営責任を問う声も出ているが、林専務は19日の会見で「あくまでもこの事業を担当する自分に責任がある」と語り、首脳陣には経営責任が及ばないことを強調した。【前川雅俊】
民放のCM時間帯に頻繁に、松下電器産業の「お知らせとお願い」が流されていますが、こんな時こそ、NHKでも放送をすべきではないでしょうか。
未だに、半数近くの方の情報が確認をされていないということは大変なことです。
NHKの公共性は、どういうことなのでしょうか?
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