震度6強で崩壊の恐れ 大阪府庁、基準値下回る (共同通信) - 1月30日11時52分更新
築80年を迎えた大阪府庁本館は、耐震改修促進法が求める基準値を大幅に下回り、震度6強か7程度で崩壊する危険性が高いと診断されていたことが30日、分かった。
同法は耐震指標値を「0・6以上」とするよう求めているが、大阪府庁は「0・3未満」だった。府は調査結果を受け、近く本館の耐震補強工事に関する計画を策定する方針だ。
耐震調査は昨年5月に着手。構造計算書や施工資料などが残されていなかったため、非破壊試験器を使って柱、壁など構造主要部分の鉄筋の本数などを調べ「構造耐震指標値」を算出した。
耐震指標値は震度6強か7程度の揺れ・衝撃に対し「倒壊の危険が低い」(0・6以上)、「倒壊の危険がある」(0・3以上0・6未満)、「倒壊の危険が高い」(0・3未満)に3区分。府庁本館は「倒壊の危険が高い」と診断された。
えっ、阪神大震災の時には、震度はいくらだったんだろうと疑問に思ってしまったのですが、少なくとも震度6強未満だったことは間違いないんでしょうね。
災害が発生した時に、その拠点となる施設が、震度6強で崩壊する恐れがあるとは信じ難いことですが、早急に耐震補強工事に着手することが必要だと思います。
日本中に、同様な建物がどのくらいあるんだろうかと考えると、・・・・・・・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます