大事なつながり。

　今年の４月に大学時代の研究室の教授に電話で連絡を頂いたんですが、
ず～と、「仕事が忙しいんで。。。」と理由をつけて、４ヶ月。。。
　
　ようやく、大学の研究室に訪れました。卒業後、研究室には定期的に
足を運んでいたんですが、この一年間訪れていなかったので、非常に懐
かしかったです。
　なぜ、私が定期的に研究室を訪れるかというと、その研究室は、学生
に人気がなく、私が卒業してから学生が入っていません。。。

　そのため、教授一人で実験を行い、論文を書くという作業を４年間近く
行っています。私も論文を書いて発表し、研究に対する結論を一応は得て
卒業したわけですが、その後の研究の推移が気になるし、私が作った実験
器具（プログラム）がまだ動いているのが、うれしいんで顔を出しちゃい
ます。
　教授と話していると学生時代に怒られ怒られ研究していたのを思い出し、
今思うと「いい経験をさせてもらったなぁ」と思います。研究室の窓から
見える風景も全然変わっていないし、夏休み中の人気のまばらな学校の
中で黙々と研究していたことが蘇ります。
　
　大学の研究室で頑張っていたことが、今の私にとっての原点であると思
っています。今の仕事には直接関係はないんですが、ものの考え方、問題
に対する対処方法、今行っていること全ての原点がそこにあると思ってい
ます。今後もなるべく定期的に研究室に行って、自分の原点を忘れないよ
うにしたいと思います。
　そんな、感傷的な一日でした。