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震災がれき大量投棄、3年放置

2014-11-24 20:43:44 | 震災

共同通信より転載

震災がれき大量投棄、3年放置

2014年11月24日(月)16時29分配信 共同通信

記事画像

 山林に不法投棄された廃棄物=4月、茨城県常陸太田市 拡大 ]

 東日本大震災で発生したがれきと関東一円の産業廃棄物が、茨城県常陸太田市の山林に大量に捨てられ、苦情が出た2011年11月から約3年にわたり放置されていることが24日、分かった。

 山林から有害物質も検出され、地権者や住民からたびたび苦情が出ている。茨城県は「警察が捜査中であり現場を変えられない」としているが、不法投棄の監視や環境保全への対応が問われそうだ。

 廃棄物の投棄に関与した山林の元管理人(59)は共同通信の取材に「(不正軽油を作るときに発生する)毒性の強い廃液が入ったドラム缶がトラック10台分、地中に埋まっている。乗用車も数台埋めた」と話している。


車いす可、木製避難路完成 釜石「宝来館」裏山

2014-11-23 08:35:25 | 震災

河北新報より転載

車いす可、木製避難路完成 釜石「宝来館」裏山

完成した避難道「絆の道」

 東日本大震災時、住民らが避難した釜石市鵜住居町根浜の旅館「宝来館」の裏山に、手作りの木製避難路「絆の道」が22日完成した。「車いすでも逃げることができる避難路を造りたい」。おかみの思いに共感し、釜石地方森林組合やボランティアらの協力の輪が広がり実現した。

 絆の道は全長160メートル。緩やかなスロープ形式で、車いすや高齢者でも標高30メートルまで避難できる。避難道には間伐材を活用したスギ板を敷き、木製の手すりも設置した。
 根浜海岸そばの宝来館は津波で2階まで浸水した。従業員と地域住民38人が裏山を登り、難を逃れた。津波に一時流されたおかみの岩崎昭子さん(58)は運良く助かったものの、市内で車いす生活を送る同級生の男性が妻とともに犠牲になったことが頭から離れなかったという。
 岩崎さんの相談を受けた森林組合が協力を快諾。国土緑化推進機構の緑の募金を活用して材料費を賄った。組合職員、企業、ボランティアら延べ380人が手弁当で1年3カ月かけて整備した。
 現地で22日あった式典には、花巻市のシニア大学のメンバー25人も駆け付けた。「花が目印になるように」と避難道入り口に球根を植えた。
 岩崎さんは「思いがつながり、活動が広がる素晴らしさを知った。住民や観光客らが命の大事さを学び、森に親しむ場にしたい」と感謝した。

 

2014年11月23日日曜日

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山元・磯浜漁港でホッキ、今季初水揚げ

2014-11-22 08:24:11 | 震災

河北新報より転載

山元・磯浜漁港でホッキ、今季初水揚げ

水揚げしたホッキガイを仕分けする漁師ら

 東日本大震災で大きな被害があった山元町の磯浜漁港で21日、町特産のホッキガイが今季初めて水揚げされた。震災で休止した漁を再開した昨年に続き、町が23日に開く催しに提供する。
 同町の坂元沖から戻った漁船2隻が約3000個を水揚げ。荷さばき場で漁師ら約10人が、大きさや傷みなどに応じて籠に仕分ける作業に取り組んだ。県漁協仙南支所山元の大和郁郎運営委員長は「貝が大きくなっている」と印象を語った。
 磯浜のホッキガイ漁は震災前、県内一の水揚げ高を誇った。海底の漁場に沈んだ消波ブロックの除去や、がれきに引っ掛かりにくい漁具の導入などで一歩ずつ復興の道をたどる。ホッキガイは町役場駐車場で開く「ふれあい産業祭」で500個を炭火焼きで振る舞う。町産業振興課は「味わって町の復興を感じてほしい」と話す。

 

2014年11月22日土曜日

関連ページ:宮城経済

なだかご漁開始 相馬双葉漁協の試験操業

2014-11-21 09:47:44 | 震災

福島民報より転載

なだかご漁開始 相馬双葉漁協の試験操業

 

 相馬双葉漁協が取り組んでいる試験操業で、マダコなどを対象とした小型船の「なだかご漁」が始まった。20日、相馬市の松川浦漁港などで初めての水揚げがあった。 
 夏の沖合たこかご漁に続く小型船のかご漁で、震災後は初めての取り組み。冬場に取れるマダコ、ミズダコなどを対象とし、沿岸の浅瀬にかごを仕掛けて漁獲する。漁獲量などを見極めながら週2回程度、春のコウナゴ漁が始まる時期まで操業する見込み。 
 松川浦漁港と釣師浜(新地町)、真野川(南相馬市鹿島区)の各漁港から小型船15隻が参加する。初日は10隻が3漁港を出て操業し、水揚げした魚を松川浦漁港に集めた。初日はシーズン当初で水温が高いことなどもあって、50キロの漁獲量だった。同漁協なだかご漁試験操業委員長の高橋範雄さん(54)=相馬市=は「沿岸部で『底もの』の試験操業ができるようになったのは一歩前進。1月ごろから取れるミズダコの漁獲状況などを探りながら続けていきたい」と話した。 

( 2014/11/21 08:42 カテゴリー:主要 )

相馬市の松川浦漁港で選別されるマダコ相馬市の松川浦漁港で選別されるマダコ

石巻の生産者がオイスターバー 仙台23日開店

2014-11-21 07:56:52 | 震災

河北新報より転載

石巻の生産者がオイスターバー 仙台23日開店

洋風居酒屋をイメージしたオイスターバーの店内と伊藤社長

 東日本大震災で被災した石巻市雄勝町のカキ生産者が、念願だった「水産業6次化の究極形」というオイスターバー「オストラ・デ・オーレ」を23日、仙台市青葉区国分町に開店する。
 出店するのは、水産物生産加工販売の「海遊(かいゆう)」。店では宮城県産の殻付き生カキをトマト、ハーブ、大根おろしなどを使った12種類のソースとともに提供する。
 水深が深く、細菌が少ない雄勝湾で養殖するマガキは4~9月も出荷が可能だ。石巻、東松島市の養殖業者からも仕入れ、年間を通じて宮城県産カキが楽しめる。
 焼きガキ、蒸しガキのほかホタテ、ムール貝や県内産野菜などを使ったメニューも用意する。ワインや日本酒も楽しめる洋風居酒屋として年商5000万円を目指す。
 「海遊」は、雄勝でカキ養殖を営んでいた伊藤浩光社長(53)が震災後に設立した。雄勝町に生産・加工部、仙台市宮城野区に営業部があり、カキやホタテなどの水産物を仙台市内や東京、名古屋、関西の飲食店など約350店に直売している。水産業の6次化が長年の夢だったという伊藤社長は「朝水揚げしたカキを提供し、宮城県産カキのおいしさを広めたい」と話している。
 営業時間は午後5時~午前1時で日曜定休。連絡先は022(796)7579。

 

2014年11月21日金曜日

関連ページ: 宮城 経済

それでもサケは故郷へ 楢葉・木戸川

2014-11-17 08:20:52 | 震災

河北新報より転載

それでもサケは故郷へ 楢葉・木戸川

産卵場所を求め、高さ約2メートルのせきを跳び越えようと勢いよくジャンプするサケ。何度も挑み続けていた
サケを捕獲する木戸川漁協組合員。放射性物質の検査結果は2012年からこれまで全て不検出だった。漁協は来秋の漁再開を目指す

 福島第1原発事故で全町避難が続く福島県楢葉町の木戸川で、サケの遡上(そじょう)が終盤を迎えた。ことしは2011年の東日本大震災直前に放流された稚魚の大半が、生まれた川に戻るといわれる。11月上旬、母なる川で懸命に命をつなぐサケの姿を撮影した。(写真部・川村公俊、鹿野智裕)
 河口に無数の魚影が浮かぶ。次々とせきを跳び越え、傷だらけになって上っていく。約1キロ上流の浅瀬では産卵の準備が始まっていた。サケが身をくねらせると水しぶきが勢いよく上がり、柔らかな日差しを受け輝いた。
 木戸川漁協によると、ことしの遡上数は例年の半分以下となる約3万匹。震災の影響で11年の放流が例年の3割にとどまったためとみられる。
 漁協は放射性物質検査のための捕獲は行っているが、本格的な漁と稚魚の放流再開はまだだ。ふ化場長の鈴木謙太郎さん(32)は「木戸川を上るサケの姿は地元の人たちには原風景。早く放流を始め、次の世代に残したい」と話した。

 

2014年11月17日月曜日

関連ページ:福島社会

今を生きる 音楽で子どもを笑顔に 復興祈る曲披露 喜多方の加納小

2014-11-15 17:49:50 | 震災

福島民報より転載

今を生きる 音楽で子どもを笑顔に 復興祈る曲披露 喜多方の加納小

 復興への祈りを込め、オリジナル曲を歌う大和田さん

■全盲のシンガー・ソングライター いわき出身 大和田広美さん 41

 「音楽で子どもたちを笑顔に」。いわき市出身で全盲のシンガー・ソングライター大和田広美さん(41)=横浜市=は14日、喜多方市の加納小でピアノコンサートを開き、復興への祈りを込めた曲を演奏した。

 同校と同市の熱塩小児童が6月、修学旅行先の東京都で東京電力福島第一原発事故の風評払拭(ふっしょく)を目的に手作りした観光パンフレットを、大和田さんのガイドボランティア・坂庭裕子さん(59)=同=に手渡したのが縁で実現した。
 大和田さんは1歳9カ月の時、はしかにより視力を失った。4歳の時、姉が通っていた、いわき市四倉町のピアノ教室で音楽に出会った。それまでは、目が見えないことで「他人とは違う」と感じていた。しかし、音楽なら健常者と同じように自分を表現できる。それ以来、楽しさや魅力に取りつかれ、鍵盤を弾き続けてきた。
 平成23年3月11日。東日本大震災が起き、古里が津波で被害を受けたと知る。被災者を元気づけたいとの思いは募ったが、なかなか本県を訪れる機会を見つけられずにいた。そんな時、ガイドボランティアを務めていた坂庭さんがJR東京駅でパンフレットを受け取った。坂庭さんは、喜多方市や本県の名所、魅力が描かれたパンフレットを見て「郷土愛にあふれた内容に涙が出た」と振り返る。すぐに大和田さんに連絡を取り、コンサート開催が決まった。
 コンサートには児童や保護者計約120人が訪れ、大和田さんのオリジナル曲「虹のかかるとき」などに聞き入った。選曲について、大和田さんは「雨上がりには必ず希望の虹が架かる。子どもたちに明るい未来を感じてほしかった」と笑顔で話した。

(2014/11/15 11:34カテゴリー:連載・今を生きる

 

弘前市民オンブズ、「違法」市長を提訴

2014-11-15 06:58:26 | 震災

河北新報より転載

弘前市民オンブズ、「違法」市長を提訴

 弘前市の第三セクター「弘前ウォーターフロント開発」の特別清算に、市が補助金を支出するのは違法だとして、弘前市民オンブズパーソンなどが葛西憲之市長を相手に、市が予算化した862万円の支出の差し止めを求める訴えを14日、青森地裁に起こした。
 訴えによると、同社が運営していた市民ゴルフ場は赤字が続き、9月末に地裁弘前支部に特別清算を申し立てた。市は、同社の清算手続きを円滑にしようと、ゴルフ場会員に対する配当金の確保を目的に補助金の支出を決めたという。
 原告らは8月に補助金の支出の差し止めを求め住民監査請求をしたが、市監査委員は10月、「ゴルフ場は住民福祉の目的に供され、公益的性格を持つ」と棄却した。
 オンブズパーソン代表幹事の葛西聡弁護士は「私企業の手続きであり、特定の債権者の配当率を上げるために公費を支出することは許されない」と主張している。
 葛西市長は「訴状が届いていないため、コメントは差し控える」との談話を出した。

 

2014年11月15日土曜日

関連ページ:青森社会

退院できない高齢者―原発事故の悲劇

2014-11-12 21:58:38 | 震災

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森田知宏 Headshot

退院できない高齢者―原発事故の悲劇

投稿日: 2014年11月11日 22時39分 JST 更新: 2014年11月11日 22時39分 JST
FUKUSHIMA HOSPITAL
 

原発事故が介護難民を生み出す―こんなことを3年前誰が思いついただろうか。いま、私のいる福島県相馬地方では、急速に高齢化が進んでいる。震災や原発事故の影響で、多くの若い人が避難してしまったからである。南相馬市では2011年3月11日で高齢化率が26%(18547/71561)だったが、2014年6月30日には30%(19414/64731)に上昇している。急速な高齢化は、介護者と被介護者の割合を激変させた。南相馬市では、要支援・要介護認定者数の増加に拍車がかかっている。2011年3月では2613人であったが、2014年8月では3874人と1.5倍に増加している。これは、家族の少なくなった高齢者が増えたために、介護サービスの需要が高まったためと考えている。

問題は高齢化のスピードである。介護・医療の需要が急速に高まるなかで、供給は追いつかない。医療スタッフ・介護スタッフも高齢化しているからである。相馬地方の看護師のうち40歳以上の割合は、平成16年では46%であったが、平成24年には60%に上昇している。(図1)他の地域を見ると、例えば福島県全体では43%から52%に、東京都では30%から40%に上昇しており、全体的な高齢化の波はあるとしても、明らかに相馬地方の高齢化のスピードは早い。このままだと、夜間の救急医療など、体力的に負担の大きい医療を支える担い手がますます減少することは自明である。介護面でも、スタッフが少ないために南相馬市の介護施設はすべて満員である。その結果、介護が必要な高齢者の退院先が見つからず、退院できない患者も多い。以前は南相馬市で顕著であったが、現在では相馬市にもその影響は出ている。当院でも介護施設待ちの患者が増えており、私の担当患者でも、そのような患者が常に半分以上いる。一方で、入院患者は増えており、明らかに看護師数から考えられるキャパシティを超えた患者数を抱えている。現場の看護師にかかる負担も増えていると感じる。

それでも、医療面での明るい話題はある。一番大きいのは相馬地方の研修医の増加であろう。10月23日、医学生のマッチング結果発表が行われ、今年度に大学を卒業する新米医師たちの来年度の勤務先がほぼ決まった。相馬地方では、南相馬市立総合病院が4名、公立相馬総合病院が2名の研修医枠を持っている。今年は、両病院ともに枠いっぱいの研修医の応募があったため、来年は相馬地方に6名の新米医師が赴任する予定となった。相馬地方の研修医の歴史は2013年度から始まり、2名、3名、6名(予定)と順調に増加している。新卒の医師が入ることで、相馬地方の医療が活性化することは間違いない。

一方で、若手看護師の確保には難渋している。看護師は、医師のように転勤を繰り返す職種ではないため、現地出身の看護師が多い。相馬地方には相馬看護専門学校、公立双葉准看護学院の2校の看護学校があったが、原発から4kmほどしか離れていない公立双葉准看護学院は閉鎖されてしまった。その結果、相馬地方では年間40名しか新卒の看護師がいない。もちろん、相馬出身で他地域の看護学校に行って卒業後帰ってくる看護師もいるが、逆に出て行く看護師もいる。明らかに現地の看護師養成数は少ない。新しい看護学校をつくることは、相馬地方にとって喫緊の課題だと考える。

南相馬市の高齢化率は20年後の東京都の高齢化率と等しいと言われている。高齢化率が同じということは、介護者と被介護者の比率も変わらないということだ。現在の南相馬の状況は必ず東京で再現される。私はこれまで、千葉県鴨川市、福島県相馬市と、高齢化率30%の自治体で医師の経験を積んできた。どこでも、退院できない患者がいた。首都圏は人口が多いため、医療資源が相対的に少ない。相馬市よりもひどい状況が起きる可能性が十分にあるだろう。山積する課題に対して、今のうちに各地域が個別の対策を示していく必要があるだろう。

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津波被災の「さけますふ化場」が復旧・大槌

2014-11-12 09:05:55 | 震災

河北新報より転載

津波被災の「さけますふ化場」が復旧・大槌

復旧した第2ふ化場の飼育水槽

 東日本大震災から3年8カ月となった11日、津波被害に遭った岩手県大槌町さけます第2ふ化場の復旧工事が完了し、現地で式典があった。大槌町は南部鼻曲がりサケ発祥の地で、ふ化事業は105年の歴史がある。今季の秋サケの不漁が心配される中、関係者は本格復旧を喜んだ。
 大槌川水系の源水川沿いにある第2ふ化場は敷地約3900平方メートル。地下水を水源にし、卵をふ化させる浮上槽、長さ15メートルの飼育水槽各38基を整備した。
 不漁に伴い不足する卵の確保策として定置網で捕獲したサケを成熟させて採卵する蓄養水槽、水槽の自動掃除機など最新設備を導入。強い稚魚を継続的に生産する体制を整えた。
 生産能力は1000万尾。2012年に復旧した隣接の第1ふ化場と合わせ計2000万尾の放流が可能になった。事業費は3億9100万円。国の復興交付金などを活用した。
 町の委託で管理運営する新おおつち漁協は、来春の放流に向け準備を始める。同漁協の阿部力組合長は「サケの回帰が進み、水産業復興の原動力になるよう期待したい」と話した。

 

2014年11月12日水曜日

関連ページ:岩手文化・暮らし

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